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1年経って [2012年04月05日(Thu)]

2011年4月5日。
真っ暗の284を走り、そのまま「からくわ」がどこかも分からず、市街地に迷い込んだ。
なんとか唐桑町馬場に辿り着き、空き地のようなところに車を停める。
何かが始まる予感でいっぱいだった。
車を降りると、満天の星空…という言葉では言い尽くせないほどの星に迎えられた。
思わず声が漏れる。馬場の電気が復旧したのが4月6日だったから、星々はなんの人工の光にも邪魔されることなく輝いていた。

2012年4月5日。
朝から、拠点のプレハブでKECKARAの会計の整理をしていた。
あの日車を停めた場所辺りにプレハブを建てたので、つまりこの今座っている場所が、ちょうどあの日車から降りた場所だ。
あの日、1年後を想像することは絶対無理だった。夏ごろには東京に帰るつもりでいたのだから。
先が読める人生もいいが、1年先すら読めない人生も悪くない。まぁまだ若いからね、と自分で言い聞かす。

今日、住民票をこちらのアパートに移した。
総合支所の受付をしてくれた方は、ガレキ撤去の作業で知り合った小原木の方だった。
「えぇ!本当にですか?」と口を覆う。
住民票を移して、こんなに驚かれることももう人生でないかもしれない。
東京で免許を取りたかったから、実家から東京に移しただけの住民票なので、住んでいない東京に置いておいても仕方ない。

という訳で、「期間限定気仙沼人」となった。

---

唐桑の方々へ

この1年間、ボランティアとは名ばかりで、数えきれない唐桑の方に激励を受けながら、活動を続けてきました。続けることができました。

ありがとうございました。

これからは、先の見えない「まちづくり」。
誇れるまちをつくっていきましょう。

私は1年後、どこで何をしているのでしょうか。
今はなんとなく見えます。きっと、ここらへんで相変わらず唐桑の人と呑んでいるのでしょう。
よろしくお願いします。
【第二章 まちづくりへ(11.10-12.4)の最新記事】
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