我が事丸ごと[2018年01月20日(Sat)]
1月20日(土)
今日は午前中に、花巻共生社会研究会主催の公開研修会(第2回)に参加させていただきました。
1回目の時は参加出来なかったので、
ワンディッシュ花巻の研修会は今回が初めてでした。
↑最初に主催者から、公開研修会開催のねらいについてと前回のふり返りについて説明がありました。
平たく言えば、困っている人は、高齢者、障がい者、子ども・・・
誰でも助けることができる「専門職」及び関心のある人が必要で、そのための人材育成を進めるという目的のようです。
前回は、ソーシャルワークに求められる質的研究手法の実際という内容だったようです。
続いて、我が事・丸ごと地域共生社会の実現に向けて、というテーマで、
千葉県市川市の中核地域支援生活支援センター がじゅまる所長の朝比奈 ミカ氏による講義がありました。
本当に中身の詰まった濃い内容で、
それだけでもうお腹がいっぱいになりました(笑)
全国的にも有名な、朝比奈さんのお話しは
10年以上前、
がじゅまるが出来て間もなくの頃に一度聴いたことがあります。
当時は障害の無い方々も支援の対象ということで、正直そこまで重要だとは感じていませんでした。
あれから10年以上たち、社会の状況も変わり、共生社会の実現の為には本当に必要な存在だということが実感できました。
これまでは、子どもや高齢者以外の働く世代への支援というのは制度上何も無かったのが実情です。
IQ70前後で判断能力に問題のある方々は一定程度存在しますが、
その中で手帳保持者は半数にも満たないそうです。
そして、一般社会の中に紛れて、生活困窮や触法障がい者などトラブルに巻き込まれているケースもあるようです。
様々な事情を抱え、障害や介護だけでなく包括的な支援が必要な家庭が増える中、支援する側も結果の見えない支援に精神的に疲弊してしまいそうです。
朝比奈さんのように、よっぽど鋼鉄の心臓の持ち主でないと務まりそうにありませんね〜(>_<)
支援する側へのサポートも大切だと感じました。
もちろん、その地域によって違うアプローチが必要になると思いますが、
ひとりで抱え込まずにチームで支援にあたる必要があるということばが印象的でした。
今暮らしている地域での共生社会を考えると、どのようシステムが必要かまだまだイメージが湧きませんが、
このような研修会に参加することにより、
少しずつ考えて行けたら良いと思っています。
今日はとても勉強になりました。
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今宵は、北上の某居酒屋さんで、
ひまわり会の役員懇親会に参加しました。
支援学校の先生方を始め役員理事さんなど
14名が参加しました(╹◡╹)
県内で一番歴史のある支援学校で、
同窓会がある支援学校自体珍しいそうです。
事務局の先生方には引き続きご迷惑を
お掛けいたしますが、
卒業生の為にも出来る限り続けて行けたら良いと思います。