癌治療[2016年01月23日(Sat)]
先日のNHKのニュースで気になる報道がありました。
国立がん研究センターは20日、集計したすべてのがんの全臨床病期の10年相対生存率が58.2%だったと発表しました。
「すべて」と言っていますが実際にはすべてのがんではなく、具体的には28種類のがんを含んでいて、大まかには、消化器、骨や皮膚、女性に特有のもの(乳腺、子宮・卵巣)、男性に特有のもの(前立腺)、腎臓、甲状線などで、血液のがんである白血病などは含まれません。
10年相対生存率とは、「がんと診断されてから10年後に、何%の人ががんで亡くならず生きてるか」という数値だということです。
ただの「生存率」としてしまうと、交通事故や老衰などほかの原因での死亡が入ってしまうため、それを調整した数値になるそうです。
10年生存率「58.2%」という数字は
5歳から95歳までの、1999 年から 2002 年にがんと診断された35,287人のデータです。
一口に癌と言っても生存率の良いものから、極めて悪いものまでかなりはばがあるということですので、単純に個人レベルには置き換えられないとは思いますが、医学は日進月歩進歩しているんですね〜!
そして、この「10年」というのは、1999年から2002年に登録された患者さんが対象だそうです。
つまり今から15年ほど前に癌と診断され治療を受けた患者さんの生存率です。
治療はこの15年でも大きく変わり生存率はかなり向上しているようです。
治療しながら仕事を続けている人も増えてきました。
私の知人や友人の中でも、
癌と闘っている方が何人かいます。
癌は決して他人事ではありません(>_<)
明日はわが身です
私が言っても全然重みはありませんが、、
たとえ、どんな姿になろうとも
這いつくばってでも
可能性を信じて前向きにがんばってほしいと、心から願っています