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恵理子ママの部屋
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意思決定支援とは?[2015年12月19日(Sat)]

 昨日は午後から、北上のさくらホールで公開社会福祉セミナーが開催されました。



image1 4.JPG




私は二つ目の講演をぜひ聴きたくて、長男の事業所のクリスマス&忘年会を途中で失礼してきました〜( ; ; )



最初の講演は「障がい者の地域生活を支える」というテーマででした。




たしかに地域で様々なサービスを展開している法人ですばらしいと思いましたが、




ここだけの話し、ちょうどいい暗がりと、眠気を誘うような声のトーンで(失礼)、あちこちでコックリコックリ、、、でした
(>_<)



二つ目の講演のテーマは「権利擁護と意思決定支援」 まさに、私はこれを聴きたいと思い参加しました。



image3 2.JPG




講師は神奈川県藤沢育成会・湘南だいち施設長(日本知的障害者福祉協会 政策委員長)の河原 雄一 氏でした。



支援者向けの内容ではありましたが、ハキハキした語り口で、とてもわかりやすい内容でしたので全然眠くなりませんでした
(笑) 



やはり、多くの人にわかりやすく伝えるためには、滑舌の良さや聞きやすい声のトーンなどが大切だな〜!と、改めて感じました。



「意思決定支援」については理論的にはよくわかってはいても、では、実際にどうやって支援すれば良いのか? 今までは、いまひとつよくわかりませんでした。



あなたが、他人から「絶対にされたくないこと」を3つ上げて下さい!



という講師の先生からの問いかけに、




私はしばらく考えてから「暴力を振るわれること」「断りもなしにプライバシーを覗かれること」「自分の意思を無視して他人に勝手に決められること」の3つをシンキングタイムで書きました。




立派で大きすぎる会場でしたので、グループワークも思うようにできませんでしたが、



講師の先生が会場に聞いたところでは、そのほかにも、「干渉されること」とか、「お金などを盗まれる」とか、「無視される」「一方的に説教される」などという発表がありました。




要は、他人からされて嫌なことは自分も利用者にしてはいけないということですが、このことはわかってはいながらも、支援する側として何度も何度も再確認する必要があります。




支援度の違いはありますが、事業所としては、あくまでもその人に合わせて支援を行うことが前提です。




ある意味、一番権利侵害をしているのは親かもしれない? 




と思い、一瞬ドキッとしました(>_<) 




支援度の高い息子たちからは常に目を離せない状況ですので、自分でも、本人たちの意思を100%尊重できていないのではないか?という自覚があります。




本当の意味での意思決定支援を行うためには、関係性ももちろん大事ですが、小さい頃から、複数のものの中から選択するという体験の積み重ねが大切です。




そんな経験が乏しい人は、数種類のお菓子の中から1つを選ぶことができず、速攻みんな食べてしまうかもしれませんたらーっ(汗) 



意思決定をしやすくするためには、良き理解者である支援者の存在が不可欠です。



逆に言えば、支援の質を上げることが意思決定支援につながると感じました。




今日は忙しかったけど参加して良かったです! 




このような機会をありがとうございました。


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