まちづくり懇談会[2015年01月31日(Sat)]
1月30日(金)花巻市総合福祉センターに於いてまちづくり懇談会が行われました。
花巻市からは市長、健康福祉部長、教育部長、障がい福祉課長の4人。
花巻市手をつなぐ育成会からは23名が出席いたしました。
地域づくり課の久保田課長の進行により、市長挨拶、育成会会長挨拶、出席者の自己紹介が行われました。
懇談の部は僭越ながら私が司会を担当させていただきました。
コーヒーとお菓子をいただきながら和やかな雰囲気の中懇談が行われました。
主なテーマとしては、重症児者への支援の充実、親と本人の高齢化、相談支援体制の充実などでしょうか!
ただ、ほとんどが今すぐに対処できるような問題ではないので、市としてもこれから取り組んで行くということでした。
私が一番興味深かった地域生活拠点の整備については、国が指針を示したばかりで花巻市の担当者も今ひとつピンと来なかったようです。
これからもっと具体的なかたちとして見えて来れば取り組みも本格化してくると思います。
1時間半という短い時間の中では話し足りない人が多かったと思いますが、高齢の方から若いママまで様々な会員の発言がありましたので、それなりに有意義だったのではないでしょうか!
福祉サービスの更新時の手続きが面倒だという声や、内容を整理できないままの発言などもあり、それってどうよ???、と思うものもありましたが、保護者にとっては、最初は手帳と福祉サービスの受給者証の違いもわからないかもしれませんね〜。
一つ、花巻市が県交通に委託して運行している「ふくろう号」の料金について進展がありました。
今まで療育手帳と身体障害者手帳保持者の方々は半額になるのですが、精神障がいの方々は割引の対象外でした。
精神障がい者保健福祉手帳は写真付いていないので、本人確認ができないなどの問題があり難しかったという事情がありましたが、この懇談をきっかけに27年度から半額にしていただけるようです。
願いが具体化したのは収穫でした。
みなさんお疲れさまでした。
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懇談会終了後、3時半過ぎから、少し遅れて「花巻市権利擁護、後見制度研修会」に参加させていただきました。
権利擁護について勉強したいと思いましたが、正直難しいと感じました。
自己決定支援の理念を基本に置くと、成年後見制度はよっぽど気をつけないと、代行支援になってしまう恐れがあると思います。
本来は、後見人の育成のための研修会のはずですが、後見人に期待されることが多すぎて、むしろ大変な仕事だな〜!というのが正直なところです。
親族の支援が難しい場合、万が一亡くなった場合は種々の後始末、相続の問題などが出てきます。
いったいどこまでが後見人の仕事なのか?
その割に報酬は割に合わないし、、、
市民後見はなかなか増えない理由がわかるような気がします。
もちろん困難事例をもとにグループワークをしたのでなおさらそう感じたのですが、後見人には権利擁護は必要ないのか???と、ふと思いました(笑)。
これからますます必要な制度ですので、何か良い方法はないものかと思います。
この立て看板、ついおもしろくて撮ってしまいました〜
あ〜あ、「青年」になってるし、、、
場所は秘密です。
でも、私は決して嫌味な性格ではありませんから、、、(爆)