追跡調査[2014年08月20日(Wed)]
これは、若葉町にある「夢舎夢舎」のパンフです。
味のある手書きの文字でステキです
パソコンで作製されたものが多い中、
むしろ新鮮に感じますね!
地図も手書きです。
私なんて、地図を書くのが苦手で・・・
私が描いたものを見て「何これ?〜」
「全然わかんない!」と、
いつも突っ込まれます(笑)
で、ここの2階をお借りして昨日、ある方とお会いしました。初めてお借りしたのですが、少人数の会議などには良さそうなお部屋です(^-^)。
愛知の大学で支援ツールについて研究している吉岡さんは、障がいがある個人の持続的連携支援に向けた、情報共有ツールの活用の現状と示唆というテーマで研究されており、初年度の2010年以来、追跡調査のため、毎年花巻と北上を訪れています。
花巻の「みらい手帳」は主に保護者の声を受け、地域のネットワークから生まれたものであり、北上の「相談支援ファイル」は文部科学省の事業を発端とするものです。
吉岡さん流に言い変えると、前者はボトムアップ、後者はトップダウンのツールで、どちらも課題はあります。
みらい手帳に関しては、あくまでも試験的に作成されたものでこれが完成形ではありません。
一年くらい前からこどもWGで検討している北海道上川の「すくらむ」の具体的な取り入れ方や将来的な方向性など、新たな課題も出て来ています。
みらい手帳の残部が少なくなってきたので、そろそろ結論を出す時期になってきていますが、今の状況ではもう少し時間がかかりそうです。
それにしても、予算が付いた年度に関しては調査は大々的に行われるのですが、やりっぱなし?というか、その後の状況把握についてはほとんどの場合把握していないことが多いので、追跡調査って大事だな〜と感じました。
5年間も研究を続けている吉岡さんは改めてすばらしいな〜と感心しています。
初年度に行われた、全国の5箇所のその後の状況も気になります。
追跡調査の結果がまとまるのが楽しみです。
今回は、こどもWGの事務局担当の明日香さんもいっしょにWGの状況をお話して下さいました。
明日香さん、お忙しい中お部屋の手配もしていただきありがとうございました(^^)。