「こどもの城」について意見交換[2014年07月18日(Fri)]
今日は、仮称「こどもの城」に関する意見交換会がまなび学園で行われました。
私は今回は花巻市手をつなぐ育成会として、保護者の立場で参加しました。花巻市内の児童の福祉サービス事業所利用者の保護者や重症児の親の会のメンバーなど保護者12名が参加しました。
また、花巻市からは担当課の花巻市教育委員会こども課の職員2名と障がい福祉課の職員3名が出席しました。
最初に花巻市から経過説明があり、その後意見交換をし、それぞれの立場から活発な意見が出されました。
花巻市で当初想定していた機能としては、児童発達支援センターと中央図書館、さらに500人規模の中ホールなども盛り込んだ複合施設を想定していたようですが、旧厚生病院跡地という、限られた面積の中でどこまでの機能を期待できるか疑問だという声もありました。
現在の養育センターの環境の悪さを考えると子ども達のためには一日でも早く環境の整った施設が必要だと思うのですが、花巻市としては、場所のことも含めいったん白紙に戻して本当に必要な機能について検証したいということでした。
場所についても、機能についても、人それぞれ考え方が違うので、全員が一致するということはあり得ないと思います。
全部は絶対無理なので、どうしても外せない機能に優先順位をつけて、1つ1つ実現可能な青写真を作って行くしかないと感じました。
やはり私としては、民間レベルでは事業化が難しい就学前の療育の部分と重症児へのサービス提供の部分については、ある程度公的な機関で行う必要があると思います。
風の子広場のような発達しょうがいの方々が行き詰まったときの受け入れ先なども必要だと思います。
あと、「こどもの城」というネーミングには抵抗があるという意見も出されました。たしかに〜(笑)。
「途切れない支援」という意味では、こどもの頃だけの問題ではありません。
ライフステージに応じて必要な相談や支援が受けられるような機能が必要だと思います。
日時はまだ決まっていませんが、事業所側の意見交換の場も設けるということでしたので、次回は事業所の立場でいっぱい&いっぱい意見を出したいと思います(^-^)。