関係自治体(境港市・米子市)議会への陳情提出 [2024年03月12日(Tue)]
「令和6年能登半島地震を受けて島根原発に関して中国電力に説明を求める陳情」を境港市・米子市の議会に提出 このたび、境港市・米子市の2月議会に、「令和6年能登半島地震を受けて、島根原発に関して中国電力に説明を求める陳情」を提出しました。 今年の元日に起きた能登半島地震では、多くの方々が被災され、家屋倒壊などで亡くなられた方も多数にのぼりました。能登半島には志賀原発があり、現在原子力規制委員会が審査中ですが、この地震による被害の大きさから、あらためて複合災害時の避難計画が役に立たないことが可視化されました。 震度7を計測した志賀町にある志賀原発では、変圧器が損壊し、外部電力の一部が喪失し、大量の油漏れがありました。今回、原発については、2011年から長期停止中であったため、深刻な放射能漏れを伴う事故に進展せずにすみました。けれども、もし稼働中であったらどうなっていたのかわかりません。 また、活断層の想定についても、新たな知見があることから、島根原発周辺の断層についても再度見直す必要があると思います。 中国電力は、今年の8月に島根原発2号機を再稼働するとされていますが、能登半島地震を受けて、議会や住民に対してきちんと説明する義務があると考え、この陳情を島根原発2号機から30q圏内にある境港市議会と米子市議会に提出しました。 |
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えねみら・とっとり
at 15:31