3月11日
静岡県宇佐美にて、アメリカ心臓協会(AHA)ハートセーバーファーストエイドコースを実施いたしました。
アメリカ心臓協会(AHA)ファーストエイドは、日本では稀である職業上対応義務のある方に向けたファーストエイドコースです。
そのためファーストエイドの本質である傷病者評価や優先順位の考え方などに時間をかけ、様々な体験を通し学んでいきます。
・ファーストエイドの概念
・安全の確保
・通報
・感染防護
・傷病者評価
ファーストエイドは、その手技を知っているだけでは役に立ちません。
評価無きファーストエイドは悪化を招きます。
このコースでは、処方薬の取り扱いにも触れていきます。
例えば、
・アレルギー(アナフィラキシー)に対するアドレナリン自己注射器(エピペン)
・気管支拡張薬
・胸痛に対するアスピリン
です。
日本において、「傷病者が薬を持っており、医師の指示のもとで使用する意思が本人にある場合」ファーストエイドプロバイダーはその手助けができます。
しかしファーストエイドプロバイダーであれば、その危険性も熟知しておくべきです。
例えば、エピペンの禁忌事項や法的問題など。
EMR財団のコースではファーストエイドを正しく理解するために、処方薬の取り扱いは詳細に伝達をしていきます。
【止血帯を使用した止血。体験をし、そのリスクについて受講者とディスカッションする】
今回は、4名の方に受講頂きました。
ご参加くださいました皆様、心より感謝申し上げます。
2018年08月12日
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