本ブログでは、実施しましたコースの一部を開催報告として掲載しています。
講習の詳細はEMR財団ホームページをご覧ください。
11月11日
沖縄県西表島にて、ウィルダネス エマージェンシー ケア(野外救命)コースを実施いたしました。これで、八重山地方での講習は本年度最後となります。
講習企画にあたりご協力を頂きました下記の皆様、改めて心より御礼申し上げます。
【野外環境下での傷病者対応】
ウィルダネス エマージェンシー ケア(野外救命)コースは、北米で発達したウィルダネス ファーストエイドの概念を基に行う、野外環境下での傷病者対応コースです。
救急車をすぐに呼べない環境を想定したこのトレーニングでは、傷病者評価を重要視します。
多くの場合、傷病者には複数の事が起きています。その一つ一つに疑いを持ち、記録し、観察し、評価し、優先順位を判断していきます。
【5つの症例に対し、優先順位を判断するトレーニング】
傷病者におきている機序は、病院内であっても病院外であっても同じです。
そのためきちんとした傷病者評価ができれば、対応の道筋は見えてきます。
しかし救急車の呼べない野外環境下では、傷病者に対してやりたいことがその場ではできないことがあります。
【傷病者を動かしたくない症例だが、搬送を優先すると判断】
そのような中で大切なことは「なぜその判断をしたのか」を明確にし、説明できることです。
今回は、西表島におけるアウトドアガイド10名の皆様にお越しいただきました。
お越しくださいました事、心より感謝申し上げます、