隣りの市
[2011年01月19日(Wed)]
先週・・・1月13日。
サンタテクラ市で開催された
震災記念式典に行ってきた。
エルサルバドルでは、2001年1月13日と
2月13日に大きな震災を経験して、
今年は、10年を迎える。
とくに、サンタテクラ市では土砂崩れで
多くの人が生埋めになり、亡くなっている。
午前中の式典では、
国の防災機関に当たる、
内務省市民防災局(Protección Civil)の局長、
環境省の副大臣、サンタテクラ市長による講演があった。
その後は、場所を移動して、
参加型のプログラムとなった。
サンタテクラ市は、この10年の間、
様々な団体と連携して、災害対応や防災に力を入れてきたらしい。
市と連携している国内外の機関(赤十字や国際協力機関など)や
NGOなどが、展示ブースで紹介されていた。
また、各部屋では、団体ごとにプロジェクトのプレゼンや
ビデオ上映がされた。
JICA関係では、耐震技術のプロジェクト(TAISHIN)の
展示が出ていた。
結構、面白い企画だったと思う。
震災経験を風化させまいと
ここエルサルバドルの地でも
様々な工夫や試みがあるんだな・・・と
とても関心した。
帰り道。
エリックが、「僕たちとは、レベルが違う・・・」
と言っていたが。
都会?のサンタテクラ市とサラゴサ市では、
人口も税収も、全く規模が違う。。。
それもそうだけれど。
それとともに、
痛みを経験したから、ここまでやってこれたような・・・
そういう強みもあるのかな。。。と感じた。
隣の市の先進的な取り組みが見れて、
大変刺激を受けて、私たちは帰ってきた。
サンタテクラ市で開催された
震災記念式典に行ってきた。
エルサルバドルでは、2001年1月13日と
2月13日に大きな震災を経験して、
今年は、10年を迎える。
とくに、サンタテクラ市では土砂崩れで
多くの人が生埋めになり、亡くなっている。
午前中の式典では、
国の防災機関に当たる、
内務省市民防災局(Protección Civil)の局長、
環境省の副大臣、サンタテクラ市長による講演があった。
その後は、場所を移動して、
参加型のプログラムとなった。
サンタテクラ市は、この10年の間、
様々な団体と連携して、災害対応や防災に力を入れてきたらしい。
市と連携している国内外の機関(赤十字や国際協力機関など)や
NGOなどが、展示ブースで紹介されていた。
また、各部屋では、団体ごとにプロジェクトのプレゼンや
ビデオ上映がされた。
JICA関係では、耐震技術のプロジェクト(TAISHIN)の
展示が出ていた。
結構、面白い企画だったと思う。
震災経験を風化させまいと
ここエルサルバドルの地でも
様々な工夫や試みがあるんだな・・・と
とても関心した。
帰り道。
エリックが、「僕たちとは、レベルが違う・・・」
と言っていたが。
都会?のサンタテクラ市とサラゴサ市では、
人口も税収も、全く規模が違う。。。
それもそうだけれど。
それとともに、
痛みを経験したから、ここまでやってこれたような・・・
そういう強みもあるのかな。。。と感じた。
隣の市の先進的な取り組みが見れて、
大変刺激を受けて、私たちは帰ってきた。
サンタテクラの式典は私も一度2007年に参加しました。当初はJICAが費用を負担して開催したものですが、すっかり自立するようになってすばらしいことです。
成功の理由の一つは副市長(?)のルイス・エルナンデスさんの頑張りです。彼はJICA中米防災研修コースの帰国研修員で、帰国後にフォローアッププロジェクトを企画実施し、さらに他のドナーとも積極的に結びついて大小様々な事業を実施しました。
政権与党と政党が違うため、私の在任中に支援することは非常に困難でしたが、彼はしっかりやり続けました。彼の市役所のオフィスのすぐ近くにある非常階段には簡易雨量計があり、さらに双眼鏡で彼は斜面災害の監視を続けています。
このような熱意のある人を大事にすることが、継続の力になっているのだと感じます。サラゴサでもできます。
一度時間をとって、ルイス・エルナンデスさんに会ってみてはいかがでしょうか。JICA事務所のサンドラさんがお友達ですから、彼女を通じてアポを取られてはいかがかと思います。