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MUCHO GUSTO @ELSAL

エルサルバドル・・・エクアドルでもエチオピアでもない・・・聞きなれないこの地での活動の日々を綴る〜


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ニカラグア訪問 [2011年08月16日(Tue)]
先週の火曜日からニカラグアに行っていた。

ニカラグアは、1993年の津波で、
多くの住民が亡くなった経験がある。
現在、防災プロジェクトが、レオン市に入っている。


今回、短期専門家として、群馬大の片田先生が
いらっしゃると知り、是非話が聞きたいと、
私は、プロジェクトに同行させてもらったのだ。
もちろん自費で。

レオン市では、国家防災機関の職員とレオン市の職員が
津波防災について、市民をリードするファシリテーターとして
機能するように厳しく鍛えられいた。

私は、途中から合流したので、
彼らのワークショップの内容は見ていないのだけれど、

反省会では、先生から、彼らのプレゼンの内容は正確だし、
上手なんだけれど、
ここから津波の死者を出さないんだという意気込みや、
住民と一緒にやるんだというメッセージの必要性が指摘されていた。


私は、これまで日本人と現地の人との活動で
ここまで直球で、熱いやりとりを見たことがなく、すごく驚いた。
彼らを信頼しているんだろうし、
この率直なやり取りが、本人たちを動機づける関わり方なのだなあと思った。
また、継続的に関わっているという点も大きいだろう。


翌日は、海岸地域に住む住民(役員会のメンバー)が、
住民に対して教材(紙芝居風)を使って津波の正しい知識を伝えた。


役員たちは、既に研修を受けてきたとは言え、
人前でやるのは、今回初めての経験だった。


それでも、あるコミュニティの若者の説明はとてもよかった。
複雑な津波の説明もわかりやすく話していた。

それから、例え話を加えるなどして、全体的に注意を引く内容だった。

例えば、避難をしている間に、家に強盗に入られるから、
避難しない人がいるという話があるけれど、
物は失われなかったとしても、命を失うかもしれない と。

 
3つのコミュニティを回って、活動を見学したが、
本当によくここまで来たなぁ・・・と思った。

だって、住民の活動は、仕事ではなく、ボランティアなのだから。
何の報酬もない というのに。。。
ただ、自分のコミュニティを守りたいという思いが支える活動だ。



住民もそうだし、役場の職員も、プロジェクトのコーディネータも、
皆、大変な道のりだったはずだ。。。


レオンの海岸の暑さと、待ち時間で
(いつものことだが、住民が揃うまでに40分くらいだろうか。。。)
私は、気を失いそうであったが、、、
とにかく、ここまで来てよかった と感じていた。





つづく・・・

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