走るゾンビ
[2008年06月13日(Fri)]

「28週後...」 イギリス / 2007年
出演: ロバート・カーライル, ローズ・バーン
監督: ファン・カルロス・フレスナディージョ
ジャンル: ゾンビ映画
▼Official Site
http://movies.foxjapan.com/28weekslater/
(面白い演出のHPなので、興味があったら是非覗いてみて下さい)
今回はエレクトロニカと関係ない記事です。
最近、映画を見るといったら、もっぱらGyaoでの無料再生で見ることが多いこの頃です。
それなりに個人的映画ライフを楽しんでいたわけなのですが、先日どうしても観たい映画があったため日曜日にTSUTAYAで借りてきました。
6/6にレンタル解禁となった「28週後」という映画です。
本当は映画館で見たかったのですが、上映しているところが少なく僕自身の都合もつかなかたため、行こうと思っていたら上映が終わっている始末でした。
なので、ようやくレンタル出来るとのことで、この機会を非常に楽しみにしていたわけです。
まぁそれはさておき、この映画、どんな映画かというと簡単に言えばゾンビ映画です。
僕は、好きな映画としてプロフィールにも「ドーン・オブ・ザ・デッド」と書いているようにゾンビ映画が好きなんです。
しかし、ただのゾンビ映画では駄目なんですよ。
“走るゾンビ”じゃなくては駄目なんです。
「ドーン・オブ・ザ・デッド」も「28週後」もゾンビは全速力で生存者の元へ駆けてきます。
僕がゾンビ映画に望むのは、スプレッダー的なグロさなどではなく、ゾンビに追われて感染の恐怖に晒されている絶望感にしか興味がないのです笑
ゲームから映画化された「バイオハザード」(ゲームの方は初期のが好き)なんてものもありますが、あれは僕から言わせてもらえば、ミラ・ジョボビッチが華麗に殺陣をこなす単なるアクション映画です。ゾンビもステレオタイプに従い、のろのろと歩くため「じわじわ感」がありますが、本質的な追われる恐怖とは結びつきません。
今回僕が見た「28週後」には、前作と位置づけられているものがあります。
「28日後」という映画です。ただ、日と週が変わっただけです笑
ちなみに監督も違います。
→簡単なあらすじはこちら。
両方ともイギリスが舞台となっていて、「28日後」はゾンビ化するウィルス「レイジウィルス」がロンドンで蔓延し、28日後にはイギリス全土へ広がり壊滅的な状況になってしまい、死の孤島と化してしまうといった話です。
映画自体のストーリーは、終盤、ゾンビがいる状況下での生存者同士の小競り合いの話になってしまうのですが、マクロで見れば上記の通りです。
対する「28週後」は28日後の更に28週後の話です。
→簡単なあらすじはこちら。
もはやゾンビしかいない状況になり、誰の手もつけられない死の孤島でしたが、ゾンビたちも食べるものがないので(共食いはしない設定らしい)、やがて餓死してしまいます。
そうして、生きていると思われるゾンビが全て死滅したと思われてから、イギリスの復興活動が開始されます。しばらくして人の出入りもできるようになり、他国へ逃れた人たちもイギリスに戻ってきて、人口も1万5千人ぐらいになった頃でしょうか、そこがちょうど28週後あたりな訳です。
まぁ、そこから物語が始まるわけなんですね。
ストーリーにて、他のゾンビ映画と今回大きく違うところは、「保菌者」が出てくることです。
今までありそうでなかった、ある種リアルな設定です笑
DNAには通常の人が死に至る病気に対して、ごく・ごく稀に抗体を持つプログラムを持っている人が居ます。菌は持っていても発病しないといった感じですかね。
ただ「保菌者」はもちろんウィルスを持っているため、血液混入や粘膜の接触があった場合には、接触した側が通常の人であれば感染します。
映画では、そのこと原因となって、28週後に再びゾンビ感染が広まるわけですね。
↓色々喋ってきましたが、この動画を見つけてきてしまったので、あまり書く意味なかったかもです笑
・映画「28週後...」日本語予告編
いやぁ、怖いですね。
もし仮に東京でこのウィルスが発生したら、あっという間に広まって直ぐに日本全体が終わるでしょうね。
家族も友達も大切な人も、そして自分さえもゾンビになってしまうんでしょうねぇ。
こういう映画を観ると、妄想が止まらなくなるんですよね笑
色んな想像をしてしまう…。
あぁ、もっとゾンビ映画みたいのうー笑
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