可能性にフタをしないこと [2021年07月31日(Sat)]
不登校だったのに、高校に入学できてよかったね。
不登校を経験しても、立派に働いているのはすごい。 不登校であることは、可能性がないことと同義だと思われています。 学校にゆくかゆかないか?学校でいい成績をとるか取らないか? 子どもたちの可能性にフタをしているのは、誰なんでしょうか? 「学校にゆかないのは、子どもの可能性を奪うことだ」というフタをつくっているのは、大人の価値観です。そのフタを受け入れて、自分で締めているのは子どもです。自分でフタをしたものを、簡単に外すことはできません。 だから、子どもたちは深く苦しんでしまいます。 逃げることもできません。 大人は、その罪深さを自覚することもしません。 自分たちの知恵を、どんどん集めれば、どんどん成果も出せるのに、子どもたちはどんどん行動を制約されます。エネルギーを奪われた子どもたちは、出せる成果も出せなくなります。 フリースクールでは、お互いの力を集めて挑戦してゆきます。 子どもの可能性を開いてゆきます。 自分の可能性にフタをしないように。 |