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自分の嫌なところに気がつきたくはないのは、子どもも同じです [2021年02月19日(Fri)]

自分の声を録音して聞くと異和感を感じる人が多いと思います。
撮影された動画を感じて、自分ではないという異和感を感じる人もいます。

私は仕事柄、自分が何を話していて人にどう伝わっているのか、何度か繰り返し聞くくことがあります。正直嫌なこともたくさんあります。しかし、それでも繰り返してゆくうちに自分の話し方を変えるきっかけをもらえます。

大事なことは、「周りから見える自分は、そう見えているよ」ということに早く気がつくことです。

これを認識する大事な機会が、録画を見たり、録音を聞くことなんです。自分がどう思われているか?自分が自分を理解ができないという前提を忘れてはいけません。


子どもも同じです。自分の嫌なところに気がつく必要はないですが、自分がどう見えているかを理解することで、周囲を変化させるためにもっと有効で戦略的な対応も可能になります。ここに気がつくと、仕事もやりやすくなります。

子どもも、社会に対してアピールする力が出てきます。周りを知り、自分を知るということですよね。
私たちは何もやっていない [2021年02月15日(Mon)]

仕事をつくるのを起業という。

昔から私は、金もうけしかない人間を、人間のクズだと思っていました。
ここ10年余り。金儲けさえできない人もいることに気がつきました。
よって、お金だけでも回している人は必要です。

かくいう私も、お金を回せない人でした。今は少し回せます。いや、回るように工夫をしています。
社会をカラダ、お金を血液としてを考えると、社会の中でお金を回さずに活動しているのは、まだまだあってもなくてもいい、盲腸のような活動なんです。

無くなっても困らない活動は、ちょっとしたいいことなので、なくてはならない存在にまで、認められていない。良くも悪くも、これは悔しい。もっとたくさんの、お金も人も回る仕組みをつくりたい。同時に課題も解決したい。こんなよく深いことをいつも考えています。

教育は、いろんな可能性を探るための「思考」を学びます。考え方です。はじめは、マネをしながら、進めばいい。子どもたちも、大人も同じです。恥ずかしげもなく、質問し、答えを引き出す。これは、その人との学び合いです。恥さえ捨てればいいんです。

多くの人間の、大きな粗大ゴミは「恥」なんです。

よって自分が、恥ずかしいと思う人は何も聞けず、何も挑戦せず時間を過ごします。これがもったいないです。捨てればいいものを捨てずにいる辛さです。
56歳にして、私の脳みそはようやく何割かは、動いていますがまだまだです。

私は何もやっていない。
これは、今の私の事実です。

森さんと同じ考えの人へ!少数派が大事な世の中なんです。 [2021年02月11日(Thu)]

「女性はおしゃべりで、参加すると会議が長くなる。」
女性を役員として、参画させることへの間接的な批判です。
こんなことを言う人がいるのか?おかしい!と言う人もいます。しかし、いくら進歩的な人も、トランジェンダーや、黒人やアジア人には偏見があるかもしれません。シングルマザーや独身の人に偏見を持つ人もいます。
障がいを持った人への差別もあります。

なぜマイノリティー(少数派が)大事なんですか?

それは、少数の人の意見を取り入れた社会が、少数派が尊重されている社会が豊かな社会、平和を実現する社会であると我々が知っているからです。不登校という少数の人たちの持つ苦しみを私たちはどれだけ理解しているのでしょう。

 履歴書に空白がある人の苦しみを知っていますか?
 人に合わせられない人間を、協調性のない人間として、平気で仲間はずれする社会のおかしさ。
 学校にゆかない人間を、知識のない人間として扱うおかしさを知っていますか?
 学校にゆかないと告白するときの、ドキドキを皆さん知っていますか?

こんな苦しみを、和らげるために学校を出た皆さんはどんな工夫をしていますか?
私たちは、フリースクールという場で様々な工夫をしています。この試行錯誤を私たちは、楽しみながらやっています。なぜ楽しいか?自分が豊かになるから楽しいんです。幸せになるから楽しいんです。

学校にゆかなくとも、できることはたくさんあります。学校にゆかないという感性を面白がる人もいます。このワイワイ、ガヤガヤ感がとても豊かなんだと私は思います。

多数派が少数派を抑圧する社会は、ガマンを強要させる社会です。

おそらく森さんと同じ考えの人はたくさんいます。

この人たちは、豊かさを実感しないままに生きてきているのだと思います。
伝えられない残念さが心に残ります。  悔しいなあ。
ビーンズふくしま若月さんとの対談 [2021年02月04日(Thu)]

ビーンズふくしまは当団体と同じ年に立ち上がりました。ともに福島での不登校の問題を一緒に考えてきた仲間です。若月ちよさん(理事長)は当団体の理事も務めていただきました。不登校の問題は、たくさん学べる問題があります。
忘れたいような、悲惨な現実でも、気づきや学びがあります。これをぜひ知っていただきたいと思います。

寺子屋方丈舎では2月、3月と入学説明会を重ねています。ぜひご参加ください。

苦手意識と経験 [2021年02月01日(Mon)]

「なんとかなる〜」と思えるのはなんとかなるという経験をどこかで経験できているからです。
苦手なことを克服するというのは、とても困難だと思っている人も多いです。
できないというのは、本当にできないわけではなく、精神的な恐れや不安を持ってるからできないだけです。

ただ、どこで経験するのか?ということについて言えば、一方的に命令される場で経験を積むのではなく。自分で試行錯誤できる経験を積むのがいいと思います。本人と楽しみながら、否定せずに積み上げる経験です。

経験の積み上げが、自信の積み上げになるには、そこから学び続ければいいのです。