• もっと見る

« 2020年11月 | Main | 2021年01月»
性の問題を考える [2020年12月23日(Wed)]

オンライン時代の性の教育は、難しいです。
良くも悪くも情報が早く伝わるので、性の理解よりも露骨なポルノ動画を子どもは目の当たりにしてしまいます。携帯電話を持つということは、ポルノ動画を見ているのと、ほぼ同じ意味なのです。単なる連絡ツールとして、安い契約料金であれば、大人は安易に子どもに携帯を提供してしまいます。
携帯電話を持って入れば、お店にゆかなくとも小学生もポルノ動画を簡単に見ることができます。

子どもたちはチャイルドロックの外し方まで研究している事を、大人は知りません。

大人は、そんなことは知らないで、便利な道具だと携帯電話のプラスの面だけ信じて使わせようとします。

オンライン時代に、性教育をするということは、子どもの興味関心を好奇心から、命を大事にする学びへといかに進めてゆくのか?その努力は、容易ではありません。オンラインへの接続しやすくなっているので、私たちは、性教育年齢をより早くから行う必要性があります。

私は、小学1年生ぐらいから、徐々に性教育は必要だと思っています。

学校での性教育は、いまだに生理がきそうな女子を中心に行っている程度で、男子は除外されています。生理のメカニズムさえも理解しないで、結婚まで至る男子もいます。性について、学ぶ機会さえないから自分は結婚できないと思う大人もいます。
 
性の問題は、生きるに直結します。

私たちが問われているものを、大人が恥ずかしがらずにどんどん一緒に考えてゆかないと、未熟な意識が性犯罪を助長させて、苦しむ人を増やすことにもつながっている事をもっと真剣に考える必要があります。
僕らは、生きるを考えている [2020年12月19日(Sat)]

生きるという答えのない問いに、全員が向き合いながら時を過ごしています。
あ〜〜自分は生きるのが向いていないと思っていても、ゆっくりと考えると最適のタイミングが生まれます。
「昨日と同じ人がいない」
「昨日と同じ自分はいない」
人の細胞は日々生まれ変わります。
私たちは、ゲームではそだだない
スポーツはいい
漫画はダメだ
教科学習はいい
英会話はいい

と勝手に大人の視点で習い事を選んで  評価し、それが正しいと思い込んでいます。
ゲームでも学べるし、大学でも学べます。

何を学ぶのかはその人の次第です。

問題なのは、考えていることを信用してあげることです。

学校にゆかない時間を無為な時間などと、評価を安易にくださいないことがお互いの信頼を高めることにつながります。価値のない時間とは、自分を生きない時間です。
価値のない人生などはない。

そういつも考えています。




修正力が大事 [2020年12月16日(Wed)]

失敗しないように準備する。
できることよりも、できていないことに注目する。

どれだけ、私たちは失敗が怖いのだろう?と思わされる。
問題は、何度も何度も失敗しても挑戦することの方がはるかに大事なことで、修正する力に力をおいた方が課題解決も進むにもかかわらず、失敗だけを恐れている
修正する力が伸びずに、不安だけを肥大させている。

不登校が問題ではないと言い続けているのは、単純な不登校は、何も失敗していません。あえて言えば、学校にゆかないことを気にしています。ここで周りが不安にするのではなく、本人の選択を応援いただければ十分に本人は元気になれます。前向きにもなれます。

実は、不登校を怖がっているのは大人なんです。修正できないものだと思っているからです。修正はいつでもできる。これが私たちの基本的な立場です。どんどん、いい方へ変えて行ければそれでいいんです。子どもは失敗からも学べれば、怖いものが一つ減ります。
ただ応援するのみ、自分の不安は子どもにぶつけない [2020年12月15日(Tue)]

親子のトラブルで大変よくあるのが、親が子ども自分の不安を直接ぶつけるということです。子ども思いで、自分に正直な親御さんであれば誰しも経験があります。親は、子どもにマイナスの感情をぶつけがちです。(自分がぶつけないと生きていられない。辛い、これってあなたのせいだと思う」

多くの人は失敗しないようにぶつけるのだと言います。子どもからすれば、「大学に入れないと不幸だ」とか「偏差値が低いと一生幸せになれない」というような呪いの言葉(笑)幸せになれるとは思えません。

親も実は、他人には嫌な言葉をぶつけません。

なぜか自分の子どもだけです!(愛情が深い)


応援する人は、どのレベルで応援するかにもよりますが、その人の最高の状態と効率化。最大の能力の発揮を望むので、不安に陥れることにほとんど意味がありません。「不登校でも、骨折でも解決できるよ」という思い込みでいいんです。

成し遂げたいことに、集中できれば、効率化やスピードアップが測れます。

人間の能力はほとんど差がありません。

IQも大した問題ではない。

どこで、最高の状態をつくるのか?

問題はここですよねえ。

大人は最高の状態をつくる応援だけすればいいので、不安を深掘りしても子どもは、後ろ向きな気持ちにしかなれません。
困りごとは、歯石がたまるようなものかなあ [2020年12月12日(Sat)]

80歳までに歯が丈夫に自分の歯で食事をするには、定期的なメンテナンスが必要で歯石を取りにゆきます。同じように、自分の困ったことや嫌なことも時々人に話をすることでホッとする。成果のお医者さんに、通ってもいいです。
 誰かのセカンドオピニオンが欲しいというのはすごく大事だと思います。
自分の中の気持ちを整理することは誰にでも必要です。
中学校ゆかない、高校ゆかないでも偏差値は取れる かといってそれが偉いわけでもない [2020年12月11日(Fri)]

私の次男は現在16歳。まもなく17歳になります。社会的に言えば高校2年生の年齢です。
彼は、中学校1年生の5月にはもう学校に行かなくなっていました。
彼に親が何をしたか?
特に何もしていません。フリースクールに通って、塾に通って、通信制高校に通っただけです。
それでも、来年大学受験に必要な勉強は進められます。

今の学校教育の中では、オンライン学習等のツールが発達しているので、特に、先生の授業を一方的に受けたり、キレイにノートを取らなくても勉強はできます。本人の読解力があればしかも効率的、かつ上質の学びができます。それを実証した元不登校児童生徒は、エジソンから落合陽一までたくさんいます。

実証はできていますが、誰もが同じ条件で大学に入れるのか?

それは一律ではありません。

試験の偏差値だけが独立してとらえられがちです。

でも、問題はそこにはないのだと私は思います。