学校で学ぶのは義務ではなく、権利なのにねー。 [2016年04月28日(Thu)]
いつも、子どもたちが社会で「権利」について十分に学んでいないな〜と思うことが多くあります。「この国では・・・」という缶コーヒーのボスのコマーシャルではないですが、子どもの権利についてどこでも説明や学びが行われません。
おそらく、学校の教師さえも自分は子どもの権利を守る存在であることを忘れています。しかし、学校ではあれをしなさい、これをしなさいという義務ばかり押し付けます。「学校に教科書さえも置いていけない」というルールがあるということに愕然としてしまいます。 人は権利があるから強くなれるのに、義務だけ押し付けられたら、気力さえも奪いとられるだけです。と私は考えます。学校に行くのは、学んで人間として豊かになりたいからです。それを、あれをしなさい、これをしなさいとだけ言われそれを守るだけだったら人間としては、エネルギーを消耗させられるだけだと。 「この国は人を人としてみない国だ〜」とまたため息を漏らします。 せめて、子どもの可能性を奪わないでおいて欲しい。そして、先生自らが自らも権利主体として、子どもの権利について謙虚に学びはじめたとしたら、教師の子どもへの接し方も人間観も変わるのではないかと思います。 |