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小さな勝利主義 [2022年04月17日(Sun)]

小学生の陸上競技大会、相撲大会、作文コンクール。
指導者、教師、保護者が、ついついエスカレートしてしまうと勝つための戦略をいろいろと考えます。指導者が、「こども」のために勝つための練習をくりかえしている中で、こどもが目先の利益で動いてしまっているところで、長期的なこどもの成長を図れないところもあります。
 短期成果と長期的な成長と、どっち本当に大事なんだろう?と考えます。

多くの人は長期的な子どもの成長が大事だと言います。

でもね・・・・・・

不安だから、小さなミニテストでもいい点数をとってもらえると安心するんです。と言います。

私は、こどもたちの成長を信じきれず、小さな大会やテストにさえ、いい点数や成果を求めてしまいます。そういうことってありますよね。

でもね
自分のことではなく、子どもを自分の不安でふりまわしていることも事実なんです。

子どもは親の不安に寄り添う存在ではありません。不安という妖怪は、確実なものが見つかるまで人をふりまわす、やっかいな存在です。私たちは、その厄介さとしっかり向き合う必要があるのです。
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