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子どもたちにとっての「良い教育」を! [2021年12月29日(Wed)]

良い教育とは何か?
ここ数年の、「こども庁」の議論を見ていると。子ども中心というよりは、「大人の思い」中心の教育論が、優勢である。「こどもに教育を選ぶことなどできるかねえ」「学校にゆかなくてもいいとか、学校にゆかない権利を守る」ということは認められないと政治家も官僚も言います。私は、戦後教育がつくってきた教育の独立や、国民の中での多様な意見の尊重が意図的に消されてゆくようで、がっかりさせられます。まさに、一言で言えば、制度中心の教育論が復活してきています。選択肢を与えるから子どもがゲームや遊びに夢中になって、社会のことを考えなくなるという論理がまかり通るようになってきました。
 子どもたちは、自分の頭で考えるように意思決定や思考プロセスをつくったり、対話を通じたゆっくりと自分の言葉を紡ぎ出すような学びが、学校教育制度の中で認められたとしたら、社会はもっと変化してゆく可能性があります。制度の中での自由や選択を全く否定しているわけではありません。
 もちろん制度内での改革も大事ですが、どうしても制度に合わないこどももいます。彼らを制度から自由にしたら、もっと能動的に学ぶこどもが増えると思います。良い教育は、こどもが制限されない中で思考や意見を伸ばすところから生まれるからです。
 こどもにとっての自由や選択肢の限定、制約を大人たちはあまりに無自覚にかけすぎているのではないでしょうか?家庭がしっかりすればこどもは育つ?という家庭中心主義の発想が、こどもを生きにくくしているという、「大人の側」からの主体的な反省は、いったいどこに消えたのでしょう?こどもや親の辛さは誰が聞いてくれるのでしょう?
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