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なき長男の彼女と話をする [2021年03月15日(Mon)]

綱弘がなくなってから、3年目になる。
綱弘の彼女は4月から社会人になります。就職して観光・接客で働くということに安心をしたり、息子の話をすることが彼女にとって迷惑ではないのか?と様々に考えることもありましたが、率直にお話をして、綱弘とまだ向き合っているという事を聞いて安心して、お話しました。
 悲惨な事実。苦しい事実。
しかし、忘れずに語り合える事。時に昨日のことのように、綱弘の話ができることに深い感謝を感じている。生きる長さではなく、どう生きてきたを話してくれました。彼は、場をあったかくする人だった。少なくとも、冷やす人ではなかった。
 私から見えても尊敬できる息子だった。

ただ、それだけで十分な気持ちになれたことが嬉しい。それを伝えてあげられなかったことが。悔しい。
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