子どもに迷惑をかけられている親? [2020年11月27日(Fri)]
子どもはいつもまっすぐ生きたいと思っています。損得もなく、ただ真直ぐに生きたいと。
私たちのフリースクールでは、こんな仮説を持っています。 1、自分のことを本当に嫌いな子どもはいない 2、生きることの困難は、大人が勝手につくっているハードルにすぎない 3、困難を乗り越えた子どもしか成長しないと大人は勝手に思い込んでいる 4、大人は、自分の子どもをどのように応援していいかわからない この仮説を検証してゆくと、だいたいの大人は自分の思い込みで、子育てをしていることに気がつきます。恐ろしいことに、教育の専門家であるはずの学校の先生についても同じようなことが言えます。子どもに対して思い込みで判断するということを平気で行なっているのに、自分が勝手に被害意識を持って落ち込んでいる。 大人がつくった障害物を子どもに越えさせることが教育だと信じています。子どもにも無自覚にそれを強要している。この大人の自負は、始末が悪い。その人の公開やコンプレックスが固まったものでしかないから、相当の労力でも解きほぐせない。 不登校の課題解決への姿勢は明確です。 1、大人が考えているのは、あくまでその人の思いつきと仮説である。その実証責任は、子供にあるのではなく大人にある 2、大人の仮説の実証に付き合わなくともいい大人になれる これだけなんです。 不登校で学ぶべきは大人であって、子どもに解決を依存するのは大人のわがままでしかない この仮説も証明したい! |