大人という限界 [2020年03月27日(Fri)]
子どもの頃はあんなにのびのびしていたのに。大人になると自由に物が言えなくなる?制約が多くなる?つまらなくなる?だんだん元気が無くなってゆく大人を見て、「子どもは楽しそうじゃないなあ」と大人を思いはじめる。
楽しそうかどうか?は子どもの判断次第です。「あれをやってはいけない」という禁止が多ければ多いほど、人生はつまらなくなると私は思っています。どんどんやって行こうよ!「失敗なんか地下に埋めちゃえ」というと人生は楽しくなります。 大人の限界は、大人がつくっています。その限界がありながらも、意識しないように努める大人はいますが、まさにえらくなればなるほど限界だらけで、何もできません。そのうち自由に何かをするという発想さえなくなります。通常が不自由なのです。 「不自由」という産物をいとも容易く自分の中に取り入れることのできる大人。自由を制約されまいと思って逃げる子ども。この両者の闘いが、大人の物理的勝利で終わってしまっています。教育の限界はここにあります。子どもをダメにしないように制約を減らしたい。自分で考えるエネルギーを高めたい。大人という限界を、大人は壊せるのでしょうか?教育の課題はこちらにある気がします。 |