昨日発表された文科省の発表によれば、いじめは54万3933件(前年比128,923件増)、不登校が16万4528人(前年比20,497人増)。10代の自殺は児童生徒の自殺は332人(前年比82人増加)
少子化の中で、いじめ、不登校、児童生徒の自殺増加をしっかりと分析しないと、解決していない事例が放置されたり、事実を認知しなかったり、放置されたりしている事例がたくさんあるのだと思う。
学校教育で子どもたちが、命を失わないための徹底検証を重ねる必要があるのだが。行政を待つのでは遅すぎる。民間でこれを進めてゆく必要性がある。なぜ子どもは学校に行けなくなる?学校に行きたくなくなるのか?
いじめを解決してゆくことを、持続的にできないのはなぜか?なぜ子どもが自殺してしまうのか?詳細なメカニズムや子どもの心理を分析したデータが必要なのだが。
失敗学の畑村先生が言うように、日本人はうまく行った事例しかから学ばない。失敗は放置したまま。だから、手痛い問題からも、逃げおおせると思っている。子を失った親の気持ちは、そんなものではない。悔やんでも日々悔やみきれない。
自殺して死んで行った子どもの命を軽く見るな。冷静な検証が必要なんだと、声を大にして言いたい。