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不登校で子育ての成果は、はかれません。@ [2018年11月21日(Wed)]

私も不登校ですが、最近は、我が子が2人とも不登校です。
不登校のこどもを育てた親として恥ずかしい、という言葉が昔はよく言われました。しかし、これは今でも決して死語ではありません。学校に行かないこどもを育てた負い目を持った親は実に多い。特にお母さん、専業主婦の母であればなおさらです。
 不登校は、学校での教育活動や、運営のしくみがあなたのこどもさんに合わないだけです。つまり、学校以外のシステムで、自分がワクワクするものに集中できるような場であれば、その子は生き生きと学びだすし、働きはじめます。自分の心から夢中になれるものであれば、努力も惜しまないのに、目的もわからずに集中することも、それをガマンすることもできないのが、不登校のこどもたちです。
 子育ても間違いなのか?と言われれば、私は明らかに「違いますよ」と言いたいです。
 お母さんたちが自分のために必死に生きようとしている子どもを否定したら、どこでもその子は救われません。極端に言えば、学校が合わないだけですから。加えて私たちの怠慢が、学校以外の場を用意できないだけです。
 まったくもって、お母さんたちには問題がありません。にもかかわらず自分を責めてしまうとすれば、子どもたちはもっと辛い思いをしていると考えてください。この毒は子どもを苦しめる毒なんです。(つづく)
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