• もっと見る

«不登校の我が子の学校で給食をたべた | Main | 考えが違っていつもつながり合う»
子どもが育つのを応援する責任があり、支配する権利などはない [2018年07月18日(Wed)]

サッカーのW杯が終了し、世界中が熱狂しました。
優勝したフランスのチーム、ベルギーなど欧州チームには、多様なルーツを持つ選手がたくさんいました。これは素晴らしい。それぞれ違う考えや、習慣で育つ人たちの意見で関係性は成り立ちます。子どもは、スポーツや勉強で多くのもっともらしい大人の意見にふりまわされます。これはとても困ったことだと思います。大人が子どもの人生に干渉することに遠慮をしないからです。
 人は、誰もが自分の考えで行動したものに責任があり最高のパフォーマンスを発揮するので、大人たちの目を気にするところで、自分の人生を生きることができません。大人たちの視線や声かけは、子どもにとって時に迷惑でさえあります。
 大人たちは、自分の人生で最高のパフォーマンスを出すべきですよね。子どもの人生にはむしろ干渉すべきでもない。この自覚が持てるかどうか?子育ての境目はここだと私は思います。必要以上に干渉された子どもは、自分で考えることを手放します。いつも自分がやることが正しいのかどうか確認しています。これでは大人になれない。不安の中でいい成果なんて出せないです。       
 人が人に従属した「幸せ」などは存在しないのに、そこに幸せを見ようとしてしますのが、大人のエゴだと私は思います。大人はいかにいい応援をするのか?問題はここだと。
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント