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自分はどう生きるか? [2018年06月08日(Fri)]

 吉野源三郎さんが書いた「君たちはどう生きるか?」を我が子にも読んでほしいと思って買いました。彼なりに読んだようです、感想はあまり父親には話しませんが。生きるということは、辛いことではなく、生きるということは、辛い思いをすることもあるし、楽しいこともあります。生きているだけで、それは幸せはことでもあると思います。
 私は、自分が16歳のときにこの本を読んで、生きることは自分で考え判断してゆくことの連鎖だと知りました。ある意味自分の力でどうにでもなると思うことができた本でした。私たちの上の世代は、戦後の経済的に困難な時期を過ごしているので貧しさにはすごく敏感です。
 しかし、今の時代での貧しさは、自分のことだけを考えて、富を分かち与えることを恐れてだけ生きることだと私は思います。経済的な貧困は、いつしか立ち直ることもできます。自分をいかに生きるか?自分を信頼できない貧しさは、自分さえも殺してしまいかねません。
 
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