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幸福度ランキングがさがる日本 [2018年03月21日(Wed)]

毎年発表される世界幸福度ランキングで、日本は54位です。昨年は51位でした。日本はG7加盟の7カ国中最下位です。
基準は以下のとおり
(1)人口あたりGDP(対数)、
(2)社会的支援(または困ったときに頼ることができる親戚や友人がいますか)
(3)健康寿命
(4)選択の自由度(あなたの人生において何らかの選択する自由に満足していますか)
(5)寛容さ(過去1か月の間に慈善団体に寄付をしたことがありますか)
(6)腐敗の認識(政府や仕事上で腐敗が蔓延していませんか)

個別の数字を見ていると、日本は健康寿命は長いにもかかわらず、社会の寛容度が低い。社会的な支援も得難いというところに特徴があるように思います。一位のフィンランドは、教育費、医療費無償、自然の中で過ごす時間。観光客にはいいが、滞在するには住みにくいという問題があります。

子どもたちにとって大切なポイントは、教育費用が高いということと、寛容さが低いということです。いまだに校則の問題や、服装のの問題が課題にされるのは、儒教的な教育が持つ精神的な世界の厳密さ。内面から人を矯正しようという視点です。
 非常に不寛容です。ですから自由度も低い。進んだ官僚国家にもかかわらず、意外と腐敗が多いことも問題です。経済的な貧困な社会の課題さえもひきづっている日本。非常に不思議な国です。

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