学校に行かないを「整理」して考える [2017年10月26日(Thu)]
学校に行かない子どもたちと、日々向き合っていますと、「学校に行く」ということを目的にしすぎるから問題が起きていることが見えてきます。そこを整理して考えると、感情論や正しいか正しくないかわからない常識論におおわれて、本質自体が見えにくくなっています。
学校に行くことは、人生を楽しく生きる、社会で貢献する=対価を得るスキルアップの一手段であって、学校にゆくコト自体が目的にはなりません。ここは冷静に考えると、集団生活ができなくとも、運動会で活躍できなくともそれ自体は問題がないです。 学校で得ている、理解能力や知識を活かし、むしろ学校では磨かれない対話能力や社会への参加能力を自分なりに磨けばいいのだと思います。プログラムの言語が得意な人も、英語が得意な人もいます。日本人でも、会話が苦手な人もいます。それを問題視するよりも、プログラムが得意な人は、プログラムで活躍してもらえばいいのです。いわゆる、バランスのいい全人教育を手放してみると見えてくるものがあると。 そこを、各ご家庭で、整理されるコトが大事です。 ソーシャルワークもカウンセリング、課題を整理するコトからしか入れません。やっているコトは専門家でも同じなんですね。 |