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どんなところからでもできる力(IDEC2014) [2017年04月06日(Thu)]

子どもの頃あんなに元気に話をしていた子どもが、だんだん話さなくなってゆく。学校の授業も一方通行なので、話をするのは雑談だけ。自分の考えを問われることも、自分自身の考えを言うこともあまりない。日本の子どもの中では、これが当たり前です。日本では、井戸端会議はするけど公の会議では発言しないのが利口な態度とも言われます。
 今回おIDECでおもに、イスラエルのデモクラティックスクールの子どもたちは非常によく発言します。何が自分にとって大事で、どこに戸惑いを感じているのか?まだ、若者に兵役を行わせているこの国ならではの悩みもあります。しかし、すべてを引き受けながら、自分の意見いうということが非常に好感を持てました。自分を問うということを、当たり前に行ってるからです。
 韓国、台湾の子どもたちは大会に何度か参加しているうちに、非常に英語がよく話せるようになります。これも自己表現。自分が何かにおびえるのではなく、何かを能動的に進めることにもっとエネルギーを出してゆかないと一生力を発揮できないままに終わってしまうこともあるのでは、と心配になります。
 まずは伝える。ここをおざなりにしてはいけません。
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