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多様性が大事なんだと「ロンドン」が教えてくれた [2016年05月18日(Wed)]

先の選挙でなんとパキスタン系の移民の子ども(ある意味差別的な発言です)がロンドン市長になりました。以下 朝日新聞(5/18)の記事より



これまで、旧植民地や欧州連合(EU)加盟国から多くの移民を受け入れてきた。11年国勢調査によると、人口817万人(当時)のうち約37%が英国外生まれだ。「英国籍の白人」は約45%にとどまる。イスラム教徒も100万人以上で人口の12・4%を占める。

 カーン氏自身が、そんなロンドンの多様性を体現する存在だ。地元のモスク(イスラム教の礼拝所)に通い、戒律に従って酒は飲まない一方、イスラム教が認めない同性婚を支持するリベラルさを併せ持つ。カーン氏は英誌に「私たちはみんな、複合的なアイデンティティーを持つ。信仰は私の一面にすぎない」「私はロンドン市民で英国人、イングランド人、パキスタン系アジア人、父親で夫。(サッカークラブの)リバプールファン、労働党員、そしてイスラム教徒だ」と語った。



 多様な側面を持つ人間だから、向き合える課題と複雑な状況を理解し解決に持ち込めると有権者は思っている。これは、素敵な挑戦だと私は思います。もはや、伝統的な価値では、困難に立ち向かえないとイギリスが教えてくれました。
 
 時代の風を感じます。

 
 
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