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地球緑化支援グループ

このグループは、緑が失われつつある地域を中心に、植樹や環境教育などの環境保全に関する事業を行い、環境問題の解決へ向けて活動しています。
是非、一緒に未来に向けてできる活動をしていきましょう!!

設立趣旨

[2012年11月04日(Sun)]
地球上での環境破壊が恐ろしい勢いで進んでいることは、今や周知の事実となっています。砂漠化は10分間に1kuものスピードで進行し、生物種は日々減少し、自然界のバランスは崩れ始め、自然災害も増加し続けています。


 私たちは環境破壊の連鎖を食い止め、未来に向けて前向きな取り組みをする必要があります。そのために命の営みである森を育て、守ることで砂漠化を食い止めたいと立ち上がり、ケニアでの植樹活動を進めています。


 森をつくっていくためには、植樹という行為のみを短期的な目線で捉えず、持続可能な社会の仕組みを構築することが重要と考えます。そのためには経済活動を無視できません。植樹には、経済効果を発揮できる種類の木を中心に植え、現地の経済活動を支える永続的なシステムをつくっていきます。


 環境問題を根本から解決するためには、多くの企業との連携も必要になります。そのためには、企業にとって経済活動が見込める地域である必要もあります。土地の荒廃が進むアフリカの地は、政治や経済の面でも、先進国が注目する重要なエリアです。中でもケニアは、アフリカの中でリーダー的なポジションにあること、日本とのつながりの深さや、活動を続ける上での安全性、言語(アフリカでは少ない英語圏)、経済的基盤を持ち合わせていることなどの理由から、パートナーとなりうる国だと考え、まずはケニアを始点として活動基盤を整え、アフリカ全土へと活動が広がることを目指しています。


 また、開発途上国の自然破壊が進んだ理由について、私たちは考える必要があります。主な理由は2つ考えられています。先進国が商業目的で森林等を伐採したこと。人口増加や資本主義志向などに伴い自然に負荷をかけすぎた農業・漁業(焼畑農業や、乱獲の漁など)を行ったこと。それらを踏まえ、私たちには破壊した当事者としての責任と、また、教育を受ける機会が少ない人たちへ啓蒙活動をしていく使命があると考えます。


 私たちは今日までの活動の中で、文化を大切にする事がそれぞれの地域に合った持続的な生き方である事を感じました。そして、先進国や開発途上国という立場を超えて忘れ去られる文化も見てきました。この問題については、双方の国での文化交流を通じて、より理解する事ができると確信しています。


 このような思いで、これまで任意での活動を続けてきた中で、多くの方が活動に賛同してくださり、経済的にも持続可能な植樹活動に繋がる体制を整えているところです。現在、横田典和が個人でケニアでの累計植樹本数は9400本になります。


 しかし、砂漠化や森林消滅のスピードに比べ、植樹のスピードが追いつかず、これまでの任意の組織では活動に限界があると感じています。そこでこのたび、「特定非営利活動法人 地球緑化支援グループ」を立ち上げ、より多くの方々と植樹活動や、教育、文化交流等をすることで、より多くの方に賛同していただき、共に自然と人間社会の共存・共栄を担いたいと考えています。

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