開催報告:edge2007セミファイナル(第2次審査)その2 [2006年10月26日(Thu)]
10月14日に開催したセミファイナル(第2次審査)の
開催レポート・その2です。 (まず、その1をお読みください)。 ───────────────────────────── [14:40− 参加者選出枠の投票(審査員は別室にて審査会)] ───────────────────────────── (参加者投票のルール) 1) 1チーム2票の投票権 2)自分のチームは投票できない 3)同じチームへの2票の投票はできない 開票の結果、杉山さんチームの「教育者支援と地域教育を行う教育系 NPOの設立」が5票を獲得し、この時点で、セミファイナルを通過、 ファイナル進出者(ファイナリスト)一番乗りを決めた。 ───────────────────────────── [15:00− ファイナル会場の下見(審査員は別室にて審査会)] ───────────────────────────── 参加者投票の後、プレイヤーはファイナルの会場となる 梅田スカイビルの下見へ。 梅田スカイビルへ向かう間も、プレイヤーたちは先程のプレゼンに ついての意見や自分たちのプランのことについて意見交換・情報交換を 行っていた。 プレイヤーが緊張から開放され、とても生き生きとプレイヤー同士で 話している姿はみなさんとても輝いていた。 ファイナルの会場は、この日は違う団体が使用しており、実際の会場 の中までは見ることはできなかったが、雰囲気はつかめたのではないだろうか。 ───────────────────────────── [16:20− 審査結果発表] ───────────────────────────── 予定より審査が長引き、20分遅れてedge実行委員長の田村より 審査結果の発表が行われた。 (審査基準) A)共感性 B)実現性 C)変革性 AからCの3つの基準をそれぞれ1〜5段階で評価。 すると、飛び抜けて高得点だった1枠が確定。 それ以下はどのプランも僅差だったため、審査員が挙手で最終評価を行い、 残り3枠を決定した。 <ファイナリストとして決定した4組> 嘉村賢州 「NPOコミュニティ化構想」 森衿夏 「Empower&Develop Community Project」 春名竜太 「ネクタイTPO化計画」 菊池信孝 「Internasyokunal」 審査員の審査結果による、上記4組と参加者投票により決定した 一組(杉山史哲)の合計5組がファイナル進出者(ファイナリスト) として確定 ───────────────────────────── [16:30− 審査員より講評、ファイナリストからの一言] ───────────────────────────── <審査委員より講評> ・ 結果はどうであれ、この経験は価値あるもの。 この経験を次にどう生かしていけるかが大切。 ・もっと飛び込んでみても良いのでは。勢いが少しない気がする。 ・ 今回の審査は、全員の強みを審査した。自分が解決したい社会課題を もう一度見つめ直してほしい。 ・ 「社会起業家」とは何かを考えてほしい。ファイナルに残ったみなさんは ファイナルまでに考えてほしい。 ・ プランでの目的や対象などをもっと明確にしてほしいと思う。 もう一度自分を振り返り、自分の強みと弱い部分を再確認すること。 ・ 今回の審査は、能力やプランがダメだったのではなく、edgeの選考基準に 対しての優劣であるから、これからも進みつづけてください。 また、田村実行委員長より、審査をしての講評、ファイナルまでの 課題について説明を行った。 <審査をしていて感じたこと> 1)身の丈すぎる ・・・社会を変える意気込みをオーバー気味にでも表現してほしい 2)まだまだできる ・・・目標・対象をしぼって、もっと大胆に。 3) 聴く ・・・意見をしっかり聴いて自分たちで考えること <ファイナルまでの宿題> 1) 三年後の事業を見つめなおす。(規模を数字で表す) 2)自分たちのプランは、どのくらい社会を変えているか。 上記2点をファイナルのプレゼンテーションに込めること。 最後に、ファイナリストに選ばれたメンバーが意気込みや感想を語った。 ![]() ・メンターの人やいろんなNPOに飛び込んでヒアリングてきた。 予想以上に協力してもらったと感じている。セミファイナルで落ちたら 顔向けできないところだった。その期待に応えられるよう頑張りたい(嘉村) ・セミファイナル通過をしたとは信じられない。そのくらい自分では ダメだった。せっかくのチャンスをいただいたと思うので、次の チャンスは大切にしたい。次こそは、メンバーのそれぞれの持ち味を 生かしていきたい。(菊池) ・私のチャレンジをすでに助けてくれている人や期待してくれる人もおり、 もう後戻りはできないと感じているので頑張りたい。もっと色んな人を 巻き込んでいきたい。ファイナルでは、仲間を連れてきたい。(森) ・edgeに参加してから、プレーヤーやメンターなど周りからたくさん 刺激や影響を受けたと感じている。ファイナルまでにもっと成長して、 みんなをドキッとさせたい。(春名) ・正直、今回、いい加減な気持ちでセミファイナルにのぞんでいた部分が あった。とても反省している。ファイナルでは挽回させたい。(杉山) それぞれの口から、今までやってきたことや自分たちを振り返り、 正直な気持ちが語られた。最後には、ファイナルに向けての意気込みを 語り、熱い思いを感じることができた。 ───────────────────────────── [17:20− ファイナルに関する説明] ───────────────────────────── ファイナリストが決定し早速、次回のファイナルのプレゼンテーションの 順番を決定した。 1.菊池信孝 https://blog.canpan.info/internashoku/ 2.嘉村賢州 https://blog.canpan.info/enzin/ 3.杉山史哲 https://blog.canpan.info/maypenlife/ 4.森 衿夏 https://blog.canpan.info/edc-project/ 5.春名竜太 http://tpo.livedoor.biz/ その後、ファイナルでの審査基準についての説明や、ファイナル当日の プログラムが配られ、説明があった。また、ファイナルでの資料作成、 送付方法についての説明をおこなった。 ───────────────────────────── [17:30 終了] ───────────────────────────── 終了後、ファイナリストたちは、自分たちの担当メンターの所へ行き、 今後の予定について話し合い、アポイントをとっていた。 また、今回は残念ながら、ファイナルに進むことができなかったプレイヤーたちも、 今までアドバイスをいただいたメンターのところに行き、挨拶をしていた。 プレイヤー、メンターともに涙を流していたのがとても印象的なひとときであった。 レポート執筆:運営スタッフ中元景子(龍谷大学4回生) ───────────────────────────── ■レポーター中元景子の感想 ───────────────────────────── (感想) 今回はセミファイナルということもあり、プレイヤーのみなさんが とても緊張しているのが伝わりました。プレゼンでは、限られた時間 の中でそれぞれのプランを説明している姿はとても生き生きしており、 輝いていました。次はいよいよファイナルですが、さらに磨きのかかっ たプランを見るのが楽しみです。 11月23日のファイナルはぜひ会場でedgeをご覧ください! お申し込みお待ちしています。 ファイナル(公開最終審査会)告知はこちらから↓ http://www.edgeweb.jp/2007final.html |