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edge2012ファイナル最優秀賞NPO法人Homedoorへトロフィー授与&インタビュー [2012年04月20日(Fri)]
edgeコンペ事務局山本です。

4月ももう下旬に突入しましたね。
先週が見ごろだった京都の桜は早くも葉桜になってきています。

昨日、2012年4月19日(木)、
edge2012ファイナルで最優秀賞を受賞したNPO法人Homedoorにトロフィーの授与を行うため、
Homedoor事務所にお邪魔させていただきました。
お邪魔させていただいたついでに、代表の川口加奈さんにファイナル後の活動についてのインタビューもさせていただきましたので、少しご紹介いたします。

NPO法人Homedoor HP
http://www.homedoor0.com/

〜〜〜〜
Q:インタビュアー 事務局山本
A:Homedoor代表 川口加奈さん


Q:edgeファイナル出場後、どのような事業展開をされていますか? 
A:2〜3月はポートの場所探しに大阪市内のホテル、café、美容室などを
  実際に足を運んで200〜300件、営業に回りました。電話での営業もしました。
  その他は4月から本格的に事業を開始するということで
  4月2日には東急インホテルさんで新たにポートをスタート、
  4月15日Homedoor事業開始記念トークライブ開催、
  4月18日(インタビューの前日)にはHUBchariオープニングセレモニーを
  東急インホテルさんで開催、
  4月22日にはまた釜meetsもあるので、準備やイベントで何かと忙しくしていました。
  (釜meetsの詳しい説明はこちら

RIMG0269.JPG
大阪市内の地図(ポート設置可能性のあるところにポストイット)

Q:精力的に活動されているのですね。
  4月2日に東急インさんで新しくポートを開設したということですが、
  ファイナルのときには、ポートが1つ、働いているおっちゃんが4人と伺っていましたが、
  現在のその状況に変化はありますか?。
A:現在のポート数は4カ所になりました。1カ所はHomedoor事務所のビルなので、
  実際におっちゃんたちが勤務する場所は3カ所です。
  それと今話し合いが進んでいる候補地が3カ所。
  その3カ所のうち1カ所は大阪梅田駅前のかなり立地が良い場所なので、
  まだ可能性レベルの段階ですが、
  もし設置出来ればとても便利なんですよ!笑。
  おっちゃんたちについては4人のうち、2人卒業して、今新たに4人入ってくれたので、
  現在6人のおっちゃんがいます。

Q:HUBchari利用者はどのくらいですか?
A:3月までのプレオープンの時で月20〜30回、多い時で50〜60回という具合でした。
  4月から会員登録制も始め、昨日(4月18日)の時点で1人お申し込みがありました。笑
  
Q:HUBchariを利用者向けに何か宣伝はされていますか?
A:それも考えないといけないのですが、今のところは特にしていません。
  でもそもそもまだポート数が少なすぎるので、宣伝してもどうなのかな?という不安があります。

Q:ポート拡充がHUBchari事業のポイントでもありますもんね。
A:そうですね。ポートを拡充することでおっちゃんたちの雇用も創出され、
  働くことでおっちゃんたちの活力にもつながり、自立への道も開かれます。
  またHUBchari利用者にとっては自転車を利用することで環境への配慮にもなり、
  さらに観光客などには電車はバスでは見ることのできない所まで見てもらうことができます。

Q:まさに『社会を変えるサイクル』ですね。
  それでは最後にedgeに出場した感想をお聞かせ下さい。
A:edgeに出場して、一緒に活動する仲間が出来たことは大きかったですね。
  10月にあったedgeの始めの合宿で、出来るだけ一人で参加するのではなく、
  複数人での参加というのが条件だったので、中学から活動を手伝ってくれていた松本(浩美さん)に
  声をかけました。その合宿で、私自身どうしてこの活動をしているのかや、
  始めたきっかけなどを改めて話したことが、これからも一緒にやろうと意を決してくれたきっかけに
  なったので、そういう意味ではedgeは大きなイベントでした。
   あとは、edgeに参加することで関西の社会起業家ネットワークのつながりが出来たことも
  大きかったです。直接的には、ファイナル後のネットワーキング交流会で、
  大阪市の方に声をかけていただき、それがきっかけで、今そこからまた新しい事業の展開が
  広がろうとしています。なのでそういう『つながり』ができたのはとても良かったです。
Q:ネットワーキング交流会は、社会起業家同士や若手社会起業家の支援者との
  ネットワークづくりを 目的としているので、まさに!という感じですね。
  とても嬉しいお話ありがとうございます。

Q:それでは、大変おそくなりましたが、トロフィーお渡しいたします!
   本当におめでとうございます!

RIMG0267.JPG
背景は前日のオープニングセレモニーのために準備したHomedoor壁紙

〜〜〜〜

という感じで、インタビューは終了。
他にも今年度チャンレンジしてくれそうな若手社会起業家についてお話しいただいたり、行政と取り組もうとしているプランについて詳しく教えていただいたりと予定のインタビュー時間を大幅に超えてのインタビューにも、嫌な顔一つせずお答えいただきました。
(行政との取り組みについては今後Homedoorからの発表をお楽しみに!)

帰り際に何気ない会話の中で、川口さんは本当に資料の作成が上手ですよね、と話していると「私資料作りが得意なんですよ、ワード・エクセル・パワーポイントって何でも思い通りに体現できるじゃないですか、私エクセルが彼氏かもしれません。笑」と大胆発言。(edge理事にもそんな人が居たような…?)

そんなマイペースで現役大学生とは思えないほど落ち着きのある川口さん。
そんな素敵なHomedoorをedgeはこれからも応援します!
本当にありがとうございました。

RIMG0271.JPG
素敵なところにトロフィー飾ってくださいました!

Posted by edge at 20:39 | edge2012 | この記事のURL | コメント(0)
edge2012ファイナル 当日運営ボランティアスタッフの感想 [2012年03月27日(Tue)]
こんにちは。
edgeインターン生の下中です。

1月29日(日)に梅田スカイビルにて行われた
edge2012ファイナルが終わってから、はや2カ月…                


edgeファイナルは学生・社会人合わせて28名の
運営ボランティアスタッフによって支えられていました。

ボランティアスタッフのお仕事は、
受付クローク舞台照明大道具小道具twitterでの発信など…。
本当に多くの場面で活躍して下さいました。

ご来場者のアンケートからは、
「学生ボランティアの対応がフレンドリーで好感を持ちました」
という声も頂きました!
学生ボランティアに限らず、社会人ボランティアのみなさんも、
本当に丁寧な対応をして下さり、ありがとうございました!


今回は、そんなボランティアスタッフとして参加してくださったみなさんが
どんなものを見て、どんなことを感じたのか、紹介したいと思います。



受付当初は寒そうに表情の固い方が多かったですが
コミュニケーションタイムでは積極的に質問したり話を聞いたりする人が多く、
そして終了時には充実した雰囲気で帰られる方が多かったことが印象的でした。

また、冬銀河で知り合って来てくれた学生と喋ったとき
「こんな世界があることを知らなかった。同じ学生で、こんなにがんばっている
人たちがいることを知って、本当にスゴいと思った」
と言っていて、改めてedgeの意義を感じ、嬉しく思いました。

                              受付等担当:ハラ フユコ



金庫担当を任されて、皆さんから預かったお金の額が
きちんと合うのか、ドキドキしました。

ボランティアで参加された方たちは、皆すてき&楽しい方ばかりで、
準備や受付の合間にいろんなお話をできて、楽しかったです。

ただ、ボランティアとして参加していると、
トークセッションやファイナリストのプレゼンなど、
ファイナルの大事な部分をほとんど見逃してしまい、
その点は残念でした・・・。
                              金庫担当:高田 友美


本当に参加してよかったと思います。
私自身も楽しく活動できたと思いますし、
来場者の皆さんも楽しまれていた感じが強くしました。

オープニングセッション以外ほとんどの部分を見させていただきましたが、
特にHomedoorの皆さんのプレゼンには感動しました。

そして、山本さんをはじめスタッフの皆さんが優しく親切で本当によかったです。
edgeコンペは上に挙げた皆さんが一緒になってつくりあげたイベントで、
今回のファイナルは大成功だったと思います。

                              受付担当:倉橋 基


ファイナリストの真剣な表情や、
審査員との熱のこもったやりとりを間近で見させてもらい、
プレーヤーをもっと応援したいという気持ちと一緒に、
自分ももっとがんばろうという気持ちも湧いてくる大変刺激的な一日でした。

                              PC担当:西 誠


運営なので忙しくて、プレゼンが見られないかもしれないと
思っていたけど、ずっと見ていることが出来てとてもうれしかった。
プレイヤーの皆さん、とくに学生のプレイヤーさんの姿を見て、
すごく刺激になった し、またプレゼンの上手さに驚かされた。
自分もっとがんばらなあかん!!と気合を入れなおすことができた一日でした。

                              スポット担当:竹内 知咲



受付を担当させていただいたのですが、
途中プレゼンテーションを拝見することもできたので、
とても充実した一日でした。ありがとうございました。

                              受付担当:細尾 佐和子


とても刺激的な1日でした。
学生に社会人といろんな人が参加されていて、楽しく活動できました。
社会のために動いているたくさんの人とお会いできて、
自分も頑張っていきたいと思いました。
ありがとうございました。

                              受付担当:小倉 里美


ファイナル自体が初参加でした。
初めは一人の想いでも、edgeを通して
一緒にやる仲間が育てられていくんだなぁと感じました。
被災地を支える時にも、いつものedgeのメンバーと
一緒に大阪にいるような気持ちだった、という河内さんの言葉が印象的でした。

                              twitter担当:木村 智子 




今年もとてもいい経験をさせていただきました。
たくさんの人と出会い、様々な意見を知ることができた上、
ファイナリストのがんばりや熱意がひしひしと伝わってきて、
私自身が逆にパワーをいただいた気がします。
本当に素晴らしい1日でした。
 
                              受付担当:鈴東 裕己



毎年ファイナルには参加させていただいているのですが、
当日は、必ず、ドキドキ感や緊張感でいっぱいになります。
edgeは、そこに集う人たちのエネルギーが同じ方向に向かっていて、
そのイキイキとした空気からパワーをいただきます。
そして、日常の中で、置いてきぼりにしがちだったり、
見て見ぬふりをしがちな大事なことに気づかせていただきます。
私も、自分で自分をしっかり育てていくぞー!と思った一日でした。

                              受付担当:山田 有希子



edgeの来場者はほぼ満席状態で多くの方に来ていただけたので
良かったのではないかと感じました。
また、私の役割はスポットライト(左)だったので、
来場者とほぼ変わらない感覚で、ファイナリストの発表を見ることができ、
ファイナリストのさまざまな取り組みを知っただけでなく、
プレゼンの資料や表現の仕方についても学ぶことができました。

ファイナル当日までの事前説明会では、
舞台班は全員で台本の読み合わせをしながら、細かい部分の情報を共有することや、
本番直前のリハーサルを行うことで少し不安が和らいだ。

                              スポット担当:竹本 真梨



運営ボランティアスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。
ありがとうございました!ぴかぴか(新しい)

また来年もよろしくお願いします!

edge2012ファイナルボランティア写真.JPG
edge2012ファイナルレポート! [2012年02月01日(Wed)]
こんにちは。
edgeインターン生の下中です。

先にブログで報告しました通り、
1月29日(日)、梅田スカイビルにてedge2012ファイナルを開催いたしました。

ファイナリストやボランティアスタッフも含め、
総勢187名の方々がedge2012ファイナルに参加していただきました。
ご来場者のみなさま、審査員、協賛企業のみなさま、
当日会場にお越しくださり、本当にありがとうございました!


今回のチラシなどで使用したキャッチコピー「この日は 関西が祝う 社会起業家誕生の日」
という言葉は、edge事務局と、インターンが何度も会議を重ね、
今回のファイナルのために用意した言葉でした。

今回出場したファイナリスト達は、決してスーパーマンのような特別な存在ではなく、どこにでもいる大学生や社会人であり、偶然出会った社会の課題や、困っている人のために踏み出した一歩が今の彼らのスタートであり、誰もが社会の課題を解決する担い手に成り得る。それが、ファイナリストと接してきた私たちの正直な感覚です。

そのため、今年のファイナルは、特別な存在の誰かを見に来るのではなく、この社会に暮らす仲間のチャレンジを共に応援し、その門出を祝うために会場に来ていただきたい、そんな想いで運営を行ってきました。

皆様にとってのファイナルはどんなものだったでしょうか?
このブログを見て、ぜひ振り返っていただければなぁと思います!

また、今回ご参加いただけなかった方も、開催レポートやtwitter(「ついろぐ」へリンクhttp://twilog.org/edgecompe)をご覧いただき、雰囲気だけでも感じていただけたらと思います。


それでは、ここからファイナルをレポートします!edge2012ファイナルの審査員を務めてくださったのは、各分野で著名な6名の方々です。
事業の核心を突く、ファイナリストへの鋭い質問で、会場を大いに沸かせていただきました。審査員のみなさま、ありがとうございました。

【審査員(50音順)】
楠 正吉さん
(積水ハウス株式会社コーポレート・コミュニケーション部部長(CSR担当)兼広報部長)
白井 智子さん(特定非営利活動法人トイボックス代表理事)
多田 信広さん (公認会計士・税理士)
田村 太郎さん (一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事/特定非営利活動法人edge代表理事)
法橋 聡さん (近畿ろうきん地域共生推進室室長)
三木 武志さん (学校法人山口学園ECC社会貢献センタ―&学生相談室本部統括責任者)


13:35-14:20オープニングセッション
「 東日本大震災と社会起業家 -あのとき関西の社会起業家はどのように動いてきたのか- 」


昨年は、東日本大震災という未曾有の大震災が起こりました。オープニングセッションでは、このとき関西の社会起業家たちは何を考え、どのように行動したのかということをトークセッション形式でお伝えしました。

【出演者】
窪 貴志さん(株式会社インサイト主席研究員)
白井 智子さん(特定非営利活動法人トイボックス代表理事)
田村 太郎さん (一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事/特定非営利活動法人edge代表理事)

災害時には、少数者のニーズが後回しにされがちだという田村さんの話から、トークセッションは始まりました。行政は平等にサービスを提供しなければならないことから、現場で目の前に困っている人(ニーズ)があってもサービスの提供ができないという場面が度々見られました。そんな時こそ、小さなニーズを拾い、素早く行動に移せる社会起業家の存在がとても重要になってきます。

白井さんは、発達障がいをはじめ、様々な課題を抱える子どもをサポートする施設である、みなみそうまラーニングセンター「ふみだす未来の教室」をファイナルの直前にプレオープンさせたばかり。設立までの過程など、新鮮なお話をして下さいました。

また、窪さんには、東日本大震災で被災した東北地方の障害者施設の支援のため、「ミンナDEカオウヤ」プロジェクトをスタートさせる様子をお話いただきました。企業やNPO、学生を巻き込んで被災地の製品を販売する全国的なネットワークを作ることで、「現地に行かない」支援も、被災地にとって大きな力になっていることがわかりました。

トークセッションからは、現地での支援と現地の外からの支援を、スピード感を持って進めていく関西の社会起業家の様子が伺えました。


14:30-16:00 ファイナリスト プレゼンテーション

【出演団体】

〜学生起業家部門〜
●icora (http://www.axi-w.jp/icora/index.html
※2月6日にicoraのリンク先を訂正いたしました。
誤ったリンクを掲載してしまい、大変申し訳ありませんでした。

●1人親支援NPOあっとすくーる (http://atto-school.com/about/index.html


       icora                あっとすくーる

〜社会起業家部門〜
●医療教育団体めでぃぷろ! (http://www.medi-pro.org/
●Homedoor (http://www.homedoor0.com/


       めでぃぷろ!            Homedoor

ファイナリストが9月の1次審査から半年間、セミファイナル、合同研修、数々のメンタリングを経て、進化させてきたプランをいよいよ発表!

プレゼンテーションでは、「何を社会の問題だと感じているのか」「その社会問題解決のためにどんなビジネスプランを行うのか」「事業を進めるため、この半年間どれほど本気で行動してきたのか」「将来、絶対この事業を成功させる!という気持ちがあるか」ということをファイナリスト達が熱弁しました!
審査員も、来場者もプレゼンを聴いて、熱い気持ちになったのではないでしょうか?

★プレゼンの詳しい様子はtwitter(「ついろぐ」へリンクhttp://twilog.org/edgecompe)をチェック!

ファイナリストの熱いプレゼン後、審査に突入。
審査の間には、edgeファンドプレイヤーが紹介されました。


16:15-16:50 edgeファンドトークセッション

社会的企業創業支援ファンドは、「社会的企業の創業・事業化」を仕掛ける若き挑戦者たちに向けて起業支援金の提供を行う取り組みです。2010年4月からの2年間で31組の創業・事業化の支援を行います。

ファンドプレイヤーを代表して出演したのはこのお2人。
●大坪 健二さん
Link「中途失聴者が早く自分の体の変化を受け入れ、社会生活に慣れるための支援を!」 
http://link-ai.jp/
●曹 釈心さん
伸友留学生支援プロジェクト「不安を感じている中国人留学生の生活、雇用をサポート!」
https://blog.canpan.info/sinyuu/

2人とも、edgeファンドプレイヤーになってから合同研修や個別にメンタリングを受けることで、ビジネスプランが磨かれていくのを感じたそうです。

edgeに一度関わると、しつこ〜くずっと関わられます。ファンドでも、コンペでも、しつこい支援で社会起業家の仲間を育てていきます!


17:00-17:20 コミュニケーションタイム

コミュニケーションタイムでは、edge2012ファイナリスト4組とedgeファンドプレイヤー2組が自らのプランを紹介したパネルを展示。
来場者のみなさまには興味のある団体と直接対話し、交流していただきました。
名刺交換やプランに関する質問、意見交換などを行いました。

この時間を利用して、来場者のみなさまには「応援したい!!」と思うファイナリストやファンドプレイヤーに「来場者投票」をしていただきました!
コメント用紙付きの1票は、ファイナリストやファンドプレイヤーにとって励みになったことと思います!
また、審査員とは違う視点での評価が見られ、これから事業を進めていく上で非常に参考になったのではないかと思います。

17:25-17:55 ビジネスプランコンペ最終審査結果発表・表彰式
ついに審査結果の発表です!
会場全体が緊張感に包まれる中、最優秀賞に選ばれたのは・・・

Homedoorです!
おめでとうございます!!



Homedoor代表の川口さんの受賞コメント
「edgeに応募する前は、Homedoorは私ひとりでした。
でも、edgeを通してHomedoorを一緒に進めていく仲間ができました。
これからもホームレスを生み出さない社会をつくっていくために、
HUBchariをスタッフ皆で頑張っていきたいです。」


一方で、惜しくも受賞を逃してしまったファイナリストたち。
「今回の受賞は逃してしまったけれど、5年後、10年後は
自分たちの事業が一番成功していると言われるように、
edgeでの経験を活かして頑張っていきたいです。」

なんとも力強いコメントに心を打たれました。


そう、受賞者ではないチームが結果的に成功している例は、過去のedgeにもありました。
受賞に関係なく、edgeに出場してプランを磨くために重ねてきた努力は、
ファイナリストにとって社会起業家への大きな一歩になったと思います!


結果発表の後は審査員からの講評があり、ファイナリスト4組がそれぞれ夢を
実現できるよう、エールの込められた貴重なアドバイスをしていただきました。

また、edge2012へ協賛くださった企業様からの温かいコメントもいただきました。

審査員のみなさま、協賛企業のみなさま、本当にありがとうございます。


17:55-18:00 閉会挨拶
開場から5時間、edge2012ファイナルもいよいよ閉幕。
閉会挨拶はedge専務理事の河内がつとめました。
震災での関西の社会起業家の動きを振り返るとともに、これからedgeが中心となって、関西の社会起業家のコミュニティーを発展させていきたいということを発表して、edge2012ファイナルは閉会となりました。


18:30-20:30 ネットワーキング交流会

最後に、会場を移して食事を交えた交流会を行いました。
挨拶回りもそこそこに、運営ボランティアをしていたインターンの下中はサンドイッチをむさぼり食べていました。お腹がすいていたのです。
一日中、ファイナルの成功のために働いてくださった運営ボランティアスタッフの皆様、本当にお疲れさまでした!
ファイナルの成功は、ボランティアスタッフ一人ひとりの頑張りがなければあり得ませんでした。

交流会では、 ファイナリスト、来場者のみなさま、審査員、メンター、ボランティアスタッフ、
edge2012ファイナルに参加したすべての人が一緒になって、社会起業への想いを語り合いました。
2時間があっという間に感じてしまうほど、最後まで話が尽きない会となりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

edge2012ファイナルに参加された方は、何を感じたでしょうか?

社会課題の解決を目指して挑戦する若者たちの熱い想いや、
それをサポートする人たちのつながりを感じたのではないでしょうか?

お越しいただいたみなさまが刺激を受け、何か新しいことを始めるきっかけになったとしたら、
大変嬉しく思います。

社会を変ようとする思いが広がっていくことで、少しずつ社会が変わっていくと信じています。

最後になりましたが、
edge2012ファイナルにお越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました。


来年もよろしくお願いします!!!!!!!!


文責:edgeインターン生 下中 絵里加
「edge2012ファイナル」開催いたしました。 [2012年01月30日(Mon)]
「edge2012ファイナル」は1月29日(日)に開催いたしました。

4組のプレゼンテーションの結果、「Homedoor」(代表川口加奈さん)が最優秀賞を受賞しました。

詳細については、後日レポートいたしますが、当日の実況をTwitterより行っておりましたので、ご関心のある方は下記のリンクよりご参照ください。

「ついろぐ」へリンク
http://twilog.org/edgecompe
突撃取材!【4】icora [2012年01月23日(Mon)]


取材シリーズの最終回は、和歌山で活動する、icoraです!

残念ながら日程が合わず、取材に行けなかったので、
icora代表の山中さんにこれまでのicoraの活動や、進行状況についてメッセージをいただくことにしました!

では山中まりなさん(あだなはまりもちゃん!かわいい!)のメッセージを
どうぞ!

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みなさん、こんにちは。icora(イコラ)の山中です。

icoraは,和歌山で活動する学生と地域をつなげる活動をしている団体です!
和歌山の活性化を目的に、若者と社会をつなげる活動を行っています。
ちなみにicoraとは和歌山弁で「〇〇に行こう!」という意味です。

edgeに参加するまでのicoraは学生向けに和歌山を好きになってもらおうと、観光情報などを学生に向けてフリーペーパーで紹介していました。

その取材活動の中でたくさんの人が「和歌山を盛り上げたい」と思っている事を知りました。
しかしそう思っていても、実際に動き出すことが出来ない人がたくさんいました。
また動き出そうとしても活動しにくいという地域の課題もありました。
だから私たちは学生と社会をつなげ和歌山を盛り上げていこうと考えました。


しかし、edgeのエントリーシートを書く中で、果たしてフリーペーパーでの情報発信だけで学生が和歌山を盛り上げていくことが出来るのか。と考えなおし、

いや、情報だけでは足りない。。。実際に社会と触れ合う場所で刺激を受けることが一番の近道だ!と気付きました。


プランを立てるために、ヒアリングを続けていると、和歌山で活動したいと思う学生がいるのに、地域側の学生の受け入れがうまくいっていないという問題が起きていることが分かりました。
なので、3次審査では学生団体とNPOをつなげる活動や交流会を開くプランを立てました。

見事3次審査は通過!
しかし3次審査を通過して喜び安心していた私たちに、メンターから言われた言葉が・・・

「学生のコンペだと一番だが、このビジネスプランコンペでは全然だめ。」

でした。
確かに、もう一度プランシートを見直すと、私たちのプランには確かに発展性がない。
ビジネス的に言っても1年後も3年後も変わらないでいました。


私たちのプランは学生と社会をつなげることで和歌山を元気にする。


その後、メンターの方々や地元の方々と話す中で、学生の間に社会と触れ合うという意味で「インターンシップ」という方法を見出しました。
和歌山で現在行われているインターンシップは短期の体験型のものしかありません。それでは「仕事を知る」「会社を知る」ということしか出来ません。

私たちがやろうというインターンシップは和歌山の課題を取り入れた「地域課題解決型インターンシップ」です。

学生の限りない活動力と新しいものの考え方を取り入れ、企業やNPOと一緒に地域課題を解決することで、
学生にとっては自分から動くという主体性が身につき、もちろん就職活動にも役立つ。
企業にとっても地域貢献をしているということが地域から愛される企業を生み出すことにつながるだろう。
もちろん課題を解決することで和歌山という地域も良くなっていく。
そんな三方良しのインターンシップが生み出せるはずと考えました。

そして何より、課題を発見し解決する能力が身につけば、
地域の課題を自分の課題ととらえて解決するためにみずから動き出す若者が増えるはずです!

icoraはそんな若者を増やしたい。とおもいました。

しかし、この地域課題解決型インターンシップにどれだけの企業が参加してくれるか。
またどんな地域課題があるか。学生は興味を引くのか。
現在のicoraはまたヒアリング調査に奔走しています。


ファイナルまでもう少しです。
これまで和歌山のたくさんの方々と話をしてきて、「頑張って。期待している」という言葉をもらいました。

そんな方々のためにも悔いのないように走り続ける気持ちで頑張りたいと思います。
突撃取材!【3】Homedoor [2012年01月21日(Sat)]

取材3回目は、「社会を変えるレンタサイクル事業HUB chari」のHomedoorです。


近頃は、Homedoorスタッフ+インターン生で社員旅行に行ったそうです。
それも、レンタサイクル見学を兼ねての、勉強旅行!
プラン磨きに一役買っていることでしょうね^^

詳しくはHomedoorのブログへ!
(http://ameblo.jp/homedoor/)


取材に行ったのは12月18日(土)。
この日は「釜Meets」というイベント が開催されていました。
「釜Meets」は、日本の貧困問題をもっとたくさんの人に知ってもらおう!
という目的で、ホームレスの方や日雇い労働者が多く住んでいる
釜ヶ崎という街を歩くイベントです。

Homedoorが新メンバーを加えてから初めての大きなイベントということで、
みなさんとても気合が入っていました!

ワークショップから始まり、20人ほどの参加者が5班に分かれて釜ヶ崎の街歩きに出発!
1000食炊き出しに参加したり(カレーを配る横でクリスマスソングを歌う方々も^^




釜ヶ崎のB級グルメを食べたり、みなさん楽しんでいるようでした。


最後にもう一度ワークショップをしてHomedoorの活動を知ってもらい、
街歩きで知った釜ヶ崎の現状や、日本の貧困についてそれぞれが考える時間を設けていました。

参加者の方々は、
「釜ヶ崎という街に初めてきたけれど、とても興味深い街だった」
「日本にも、こんな貧困があるなんて知らなかった」
…など、それぞれの感想を語っていました。


日本の貧困の現場を見てみたい!という方にとっては、
とても勉強になるイベントだなあと思いました。

2012年2月26日(木)にも「釜Meets」が開催されるそうなので、興味のある方は
行かれてはどうでしょうか?


イベントの経験を活かして、ファイナルも頑張ってください!

突撃取材!【2】あっとすくーる [2012年01月21日(Sat)]
1月20日(火)には、1人親支援NPOあっとすくーるさんの取材に行って来ました!

あっとすくーるの事業は、1人親家庭の子どもに特化した学童保育、「まんなかタウンとよなか」です。
取材ではあっとすくーる・竹田さんの案内で、プレオープン中の「まんなかタウンとよなか」を見学させて頂きました!

こちらが学童の看板。かわいい^^




阪急岡町駅が最寄り駅の、一軒家のような小さな学童保育施設。
現在は、「おかまち楽童くらぶ」という名前で、(株)オフィス・オルタナティブを中心とし、(社)豊中市母子寡婦福祉会と協力して、子どもたちと楽しく活動しています。

2012年度からは、「まんなかタウンとよなか」に改称して、あっとすくーるが本格的に事業を行うそうです。

(社)豊中市母子寡婦福祉会とは、豊中在住の母子家庭の母及び寡婦(かふ)の生活をサポートしている団体です。1人親家庭をサポートする団体同士で協力しているからこそ、1人親家庭ならではの問題に、きめ細やかなサービスが提供できるのかな〜と思いました!

遅い時間までの預かり、学習支援の充実など、既存の学童ではカバーしきれない部分に頑張って取り組むのも、この学童の特徴^^
今回も取材に伺ったのが19:30頃だったのですが、さっきまで子どもがいたみたいです。


学童の中はこんな感じ。




もう一つのまんなかタウンとよなかの特徴は、学童に色々な世代が集まる仕組みをつくろうとしているところ。

小学生や中学生にとって、高校生活や大学生活、または社会人として働くということは、なかなか想像しにくいもの。

そこで、学童に小学生から大学生・社会人が気軽に立ち寄れるようにすることを考えたそうです。

身近なところにお手本となる年上の「先輩」がいることで、少し先の将来が想像しやすくなる。すると、「大学楽しそうだなあ。じゃあ勉強しようかな?」「自分はこんな仕事がしたいな」など、子どもに多様な進路選択が具体的に提示できる。

多様な世代が集まって、子どもがそれをお手本にして育つって、いいなあと話を聞いていて思いました。

「学童を卒業した人たちが自然に集まるのが理想です。でも、始まったばかりなので、現在は学童に通ってくれている小学生のために、地域の高校生に学童に来てもらえないか声をかけているところです。」と、竹田さんは話していました。


1人親支援団体同士で協力しながら学童保育事業を行うあっとすくーる。多様な世代を巻き込んで、子どもたちに色々な選択肢を与えてあげられるようになってほしいなと思いました。小さくてアットホームな施設で、これからも子どもたちと一緒に成長していく様子が楽しみになりました!
突撃取材!【1】めでぃぷろ! [2012年01月21日(Sat)]
取材第1回目は、医療教育団体めでぃぷろ!


12月13日(火)の「メンタリング」にお邪魔してきました。


メンタリングとは、社会起業家を目指す若者(edgeコンペの出場者)に、現在NPOなどで活躍している先輩社会起業家(メンター)がアドバイスをするというものです。

めでぃぷろ!の担当メンターは、み・らいずの河内さん。
今回はみ・らいず事務所でのメンタリングとなりました。

こちらはメンタリングの様子。
皆さん真剣です。


メンタリングで話し合われたのは主に、@どのように事業を進めていくか、また、A効果的なプレゼンテーションの仕方について。

河内さんはアドバイスとして、み・らいずをつくるときにぶち当たった壁を語ったり、かつてビジネスプランコンペでみ・らいずが行ったプレゼンの仕方を伝授したり…

プレゼンの重要ポイントは、聞いている方に透析治療という一般にあまり馴染みのない病気を社会の問題として捉えてもらい、めでぃぷろ!のプランに共感してもらうことです。

今回のメンタリングでは、何が社会問題で、解決するためにはどんなプランが良いのか、改めて考え直す機会になったのではないでしょうか!

真剣な佐藤さんと丸山さん。




私の「透析治療て何ですか?何が問題なんですか?」
という質問にも、わかりやすく答えてくれました。

ファイナルでも、わかりやすく、興味深い社会の問題を来場者の方に発表して頂きたいと思います!


さて、メンタリングのあとは、みんなでご飯!♪
近くの居酒屋にGO!
み・らいずスタッフの方とも交流でき、とても実りの多いメンタリングになったと思います。


ファイナルではどんなプレゼンテーションが聞けるのか、楽しみです!
ファイナリストの合同メンタリングが行われました! [2011年12月22日(Thu)]
edgeインターン生の下中です!

2011年12月17日(土)
ECCコンピューター専門学校(大阪市北区)内の会議室で、
ファイナリストの合同メンタリングが行われました。

今回はその様子をお伝えします!

合同メンタリングとは、セミファイナルを勝ち抜いた各ファイナリストたちが、

@セミファイナル後からどんな動きをしてきたか?
Aファイナルに向けて、どのように動き、プランを磨いていくのか?

主にこの2つをプレゼン形式で発表し、
メンタ―やファイナリスト同士で共有する場です。


会場に現れたファイナリストたち…
今日は審査がないから気楽そう?!(^o^)


発表は、
icora
あっとすくーる
めでぃぷろ!
Homedoor
の順で行われました!


発表になると、みんな真剣な表情に!
各チーム、セミファイナルやその後のメンタリングで
メンタ―陣にもらったアドバイスを行動に移し、
発表に盛り込んでいました。
各チームのプランは少しずつ進化しています!




それでも質疑応答タイムには、メンタ―から
「ターゲットになる人はどれくらいいるの?」
「それはお金を払ってでも欲しい商品なの?」
など、厳しい意見が飛び出すことも…。
予想外の質問に焦るファイナリスト…(・o・;)
白熱して、時間通りに終わらない質問タイムに焦るタイムキーパー…(;・o・)




全チームの発表後は、メンタリング!
各チームに、メンタ―がアドバイスします。
メンタ―が時間ごとに交代するので、ファイナリストは
より多くのメンタ―の意見を取り入れることができます。

メンタ―はプラン(提供する商品・サービス)の話だけではなく、
組織の中での役割分担の仕方や、優勝するための効果的なプレゼンの仕方など、
様々なことで相談に乗ってくれるので、ファイナリストにとって、
とても頼りになる存在です!




2時間程のメンタリングはあっという間に終了!
新たな気付きを得たファイナリストたち。

メンタリング終了後の、ファイナルに向けての意気込みを発表する時には
緊張もほぐれ、会場で笑いが起こる場面も。




ファイナルに向けて、
さらにプランを進化させるべく、残り1ヶ月動き回ってください!


ファイナルではどんな発表をしてくれるのでしょうか?
私も今から楽しみです!^^

<次回からは、各チームの現場をレポートします!>

edge2012 ファイナルのご案内 [2011年12月14日(Wed)]
edgeファイナルの申込を開始しました!

皆さまぜひご参加ください。


-(転送歓迎)-----------------------------------------

「1月29日 この日は 関西が祝う 社会起業家誕生の日」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 社会起業家をめざす若者のためのビジネスプランコンペ
 edge2012ファイナル(公開最終審査会)

 当日ファイナリスト(出場者)を応援してくれる方、大募集!
 http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P33380940
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 今年で8回目を迎えるビジネスプランコンペ「edge」。
 edgeはプランだけをその場で評価するコンペではなく、
 社会課題の解決を目指す事業プランを、約半年に渡って
 先輩社会起業家と磨き上げていくチャレンジの場です。

 edge2012は、2011年8月にスタート。
 3回の審査を勝ち抜いた4組が、最終ステージに挑みます。
 
 「社会を変えたい!」
 「困っている人が笑顔で暮らせるように」
 という思いで、これまでプランを磨き上げてきた
 ファイナリストたち。

 ぜひ当日会場に足を運び彼らの思いを肌で感じてください。

 また、みなさまの周りに、
 「社会起業家」に関心を持っておられる方、
 「社会起業家って何?」と感じておられる方、
 「社会起業家」を応援したいという気持ちをお持ちの方
 がいらっしゃいましたら、当案内をご転送・ご紹介
 いただけますと幸いです。みなさまのお越しをお待ちしております!

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 edge2012ファイナル開催概要】
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【日時】2012年1月29日(日)13:30〜18:30(13時開場)
    ※交流会は、18:30〜20:30(別会場にて)
【会場】梅田スカイビル タワーウエスト36階スペースL
    http://www.skybldg.co.jp/access/walk.html
【主催】特定非営利活動法人edge http://www.edgeweb.jp
【特別協賛】学校法人山口学園、積水ハウス株式会社
【協賛】大阪信用金庫
【協力】近畿労働金庫、関西学院大学人間福祉学部社会起業学科

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 参加費・定員・申込方法など
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【参加費】500円
【交流会費】一般:4000円、学生:3000円(希望者のみ)
【定員】200名(申込先着順)
【お申込み方法】申込みフォーム(下記)より申込みください。
 http://www.edgeweb.jp/compe/index.html

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 プログラム
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 1)ビジネスプランコンペファイナルプレゼンテーション
  これまで取り組んできたプランの発表を行います。

 2)edgeコミュニティ・コミュニケーションタイム
  edge2012ファイナリスト、歴代コンペ参加者と来場者の
  みなさまとの交流、コミュニケーションを行う時間です。
  
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