2月4日に、ワンワールドフェスティバル内で「社会的起業家が担う多文化コミュニティビジネスの未来 〜外国人観光客や外国人住民を地域の活力に!〜」を開催しました。
edgeプレイヤーの中でも、外国人観光客や外国人住民を地域の活力にする取組を行っている2組が、事例発表をしてくださいました。
【基調講演】
・まずは、edge代表理事、田村の基調講演からスタート。
社会起業家とは、コミュニティ(共通の課題をもつ集団)の課題を、商品やサービスを通じて、継続的に課題の解決する起業家のこと。社会起業家が生まれた背景や、社会起業家に求められる力についてお話ししました。
【事例紹介@】
続いて、2組のedgeプレイヤーからの事例紹介。
お一人目は、山田亜光さん(美濃加茂華友会:中国出身.岐阜県多文化共生推進員)
(下線部でリンク:http://www.kayuukai.com/)
外国人が多く住む地域の自治会向けに、多文化共生のための研修プログラムを開発されています。
岐阜県美濃加茂市には多くの外国人が住まれていますが、自治会加入率は約60%と、県内で最も低い割合です。そこで、外国人にも自治会に入ってもらうことで、地域が活性化すると考え、自治会国際化講座を開催。1月に初回のブラジル編を開催されました。
【事例紹介A】
お二人目は、曹 釈心さん(伸友留学生プロジェクト:関西学院大学人間福祉学部社会起業学科)
(下線部でリンク:https://blog.canpan.info/sinyuu/profile)
中国人留学生が大阪市・十三の商店街で中国人観光客に情報提供するしくみ作りに取り組まれています。起業のきっかけは、曹さん自身が、留学生として来日したのにも関わらず、深夜労働で日本語を使わないアルバイトをせざるを得ない状況に直面されたこと。十三のお店が中国人観光客に対応できるための講座やメニュー翻訳を、留学生が担うことによって、地域活性化をめざします。
【企業から見たインバウンド観光産業の魅力とは?】
企業から見たインバウンド観光産業の魅力について株式会社アクシュ代表取締役の安高聡さんよりお話いただきました。(下線部でリンク:http://www.aksh.jp/)
企業から見たインバウンド観光産業の魅力は、ソフト面の不足。
ホテルなどハード面は充実してきています。一方、観光客を迎え入れる地域や人の受入体制には、改善の余地が多くあります。インターネット等を通じた「広報戦略支援」、言語や文化の違いに対応する「受入支援」、観光コース開発などの「旅行業務」を行われています。”中国の方は冷たい飲み物は好まれないなど、細かいところは意外と知られていない。ソフト面の不足を満たすところにビジネスチャンスがある”とお話しされていました。
【ディスカッション】
“地域の中でも観光産業に携わる人と、その他の住民で、温度差がある。”というお悩みに対し、”「教育」を切り口にすることでみんなを巻き込める”、と安高さん。
“外国に比べ、日本のNPOで働く人は経済的に大変ではないか?”との疑問に対し、田村からは、”一人あたりの給与に大きな差はない。経営が得意な人もNPOで活躍できるためには、日本でも雇用が流動的になり、企業、行政、NPOの間を行き来できるようになればよい”とお話ししました。
その他、様々なご質問をいただきました。
edgeにとって、ワンワールドフェスティバルへの参加は今年が初めてでした。
ワンフェスに参加されたことがきっかけで、本イベントを知っていただき、立ち寄っていただいた方もいらっしゃいました。様々なバックグラウンドを持つ方にお越しいただくことができました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!