• もっと見る
公園への五輪会場建設見直し署名 [2013年12月18日(Wed)]
葛西臨海公園での2020年五輪・カヌースラローム会場建設に対して、他所に建設する代替案を提示して計画見直しをお願いするネット署名が行われています。
葛西臨海公園の会場建設予定地は、東京都が30年近く費やして自然を回復させてきた場所です。五輪のために失われてしまうのはあまりにも惜しいことです。
署名趣旨をご一読の上、ぜひご協力ください。

http://www.change.org/ja/キャンペーン/環境保全と両立するオリンピックの開催-のため-葛西臨海公園のカヌー競技会場計画の見直しを#share?utm_medium=email&utm_source=notification&utm_campaign=new_petition_recruit
Posted by 生態工房 at 14:02 | 活動報告 | この記事のURL | コメント(0)
葛西臨海公園のカヌースラローム計画 [2013年10月19日(Sat)]
東京オリンピック開催が決定した9月以降、葛西臨海公園でのカヌースラローム計画がにわかに注目を集めています。
これまでにも日本野鳥の会・東京や、西なぎさ発:東京里海エイドなどが計画見直しを訴えていましたが、カヌースラローム会場建設計画を知ったひとりひとりの市民が、声を上げたり、情報の拡散に協力し始めています。

10月16日には、個人がネット上で集めた15772人分の署名を猪瀬都知事宛に提出し、都スポーツ振興局オリンピック・パラリンピック大会準備部施設輸送計画課と話し合いを持ちました。
詳細は以下のリンクをご覧ください。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131017-00000301-alterna-soci&1381979596
Posted by 生態工房 at 10:01 | 活動報告 | この記事のURL | コメント(0)
(終了)干潟の野鳥観察会 [2013年03月21日(Thu)]
DSCN6668.jpg

東京では桜も咲き、もうすっかり春がきた感じです。
今日の観察会は、好天に誘われて親子連れも多く集まりました。
案内役は、鳥に限らず自然界に関する深ーいうんちくで定評のある鈴木茂也さんです。

今日は、観察した鳥とその鳥が見られた環境との関係を考えよう!というテーマで、鳥を見つけた場所を地図に書き込みながら進行しました。

まずは西なぎさから沖を遠望して三枚洲名物のスズガモや夏羽に変わったハジロカイツブリを観察。
鈴木さんがこれらの海鳥の「潜水生活」を、体の構造や使い方を通して解説しました。
DSCN6667.jpg
スズガモの群れ


葛西臨海公園の護岸でコチドリを発見。
おそらくはこの数日以内に渡来したばかりです。
DSCN6673.jpg
ぼんやり撮れたコチドリ


子どもは目線が低いので地面にあるいろんなものを見つけます。
そんなうちのひとつがノビル。
鈴木さんが1本抜き取って薄皮をむくと、ネギに似た匂いがしました。
食べるのをいやがっていた子どもも、鈴木さんがかじるとまねをしてかじっていました。

鳥類園・上の池には、北方へ渡っていく前のカモが残っていました。
DSCN6680.jpg
主にキンクロハジロ(白黒のやつ)


ほかにもオオバンや、ヨシ原に暮らすオオジュリンを観察できました。
DSCN6676.jpg
オオジュリンが食べているものは? ヨシを手にとって観察


DSCN6683.jpg
春になりくちばしが濃くなってきたアオサギ


最後に、鳥の種類ごとにさまざまな環境を選んで生活していること、葛西には海や池、林、ヨシ原などさまざまな環境があるのでたくさんの種類の野鳥が棲んでいることを話してまとめました。
お天気にも恵まれて充実した観察会でした。(さとう)
Posted by 生態工房 at 10:21 | 行事報告 | この記事のURL | コメント(0)
干潟の野鳥観察会 春霞の水辺へ出かけましょう [2013年03月16日(Sat)]
dscn4353.jpg

干潟の野鳥観察会

越冬していた水鳥たちが夏羽に衣替え。鮮やかに変わったユリカモメやカンムリカイツブリに期待。
渡ってきたばかりのコチドリやツバメに会えるかも。

2013年3月20日(水) 10:00〜12:00

集合:葛西海浜公園 西なぎさ案内所前
  (葛西渚橋を渡ったところ)

案内:鈴木茂也さん

参加費300円
申込不要、当日受付
雨天中止

あれば双眼鏡をお持ちください。こちらで望遠鏡を用意しますので道具が無くてもいりんな鳥を見ることができます!
Posted by 生態工房 at 19:16 | 行事案内 | この記事のURL | コメント(0)
(終了)シギが来る干潟づくり [2013年03月16日(Sat)]
DSCN6610.jpg


今回はまだヨシの新芽が伸びていないので、枯れヨシを刈り取って干潟面を拡げました。
DSCN6611.jpg
泥が深くて移動しにくい〜


泥に足を取られながらも、着実に刈り取り面積を増やし、1時間半の作業でこのくらい干潟が広がりました。

DSCN6608.jpg
作業前


DSCN6614.jpg
作業後


撮影角度がずれてしまってごめんなさい・・

毎回、作業に合わせて底生生物のモニタリングをしていますが、今回はまだ生物の活動性が低いので省略。
作業中にクロベンケイガニとアシハラガニを見つけたけれど、見えたのは全部で10匹以下でした。
今日は暑いくらいの陽気でしたが、カニたちを観察するには少し早かったようです。

シギ・チドリの渡来前に、いい具合に干潟を整備することができました。

ついで
DSCN6618.jpg

これは作業道に列植されていたユリっぽい植物。何カ所かにきれいに列状に植わっています。
昔、園路脇に植えた名残のようです。(さとう)
Posted by 生態工房 at 18:57 | 行事報告 | この記事のURL | コメント(0)
カヌースラローム会場計画を注視! [2013年01月02日(Wed)]
121229_1202~01.jpg

・・・残念ながら「中止」の変換ミスではなく、引き続き注視していきますよ、というご報告です。

東京都が招致活動中の東京オリンピックの「カヌースラローム」の会場は、葛西臨海公園の西側をまさに3分の1ほども整地して建設される計画になっています。
五輪招致の是非はさておき、少なくとも、大勢の市民が訪れ野生生物が生息している葛西臨海公園の自然を壊して建設するのはやめましょう、沖合には未利用の埋め立て地があるではないですか、という要望書が、日本野鳥の会東京や、西なぎさ発:東京里海エイドなどから提出されています。
要望書には当会のコメントも付けられています。

昨年提出された要望書は、残念ながら少しも取り入れられず、現状では計画通りに会場を建設することになっています。
葛西に回復した貴重な自然が失われてしまうことのないように、関係団体といっそうの連携をしていきたいと考えています。(さとう)
Posted by 生態工房 at 13:22 | 活動報告 | この記事のURL | コメント(0)
西なぎさ清掃のお礼 [2012年12月31日(Mon)]
121229_1201~01.jpg

「西なぎさ発:東京里海エイド」によるなぎさの清掃・ゴミ調査活動に生態工房も参加協力しています。
このほど、2012年に参加した日にちの分の「感謝の証明書」が届きました。主宰者の熱意とやさしさが伝わってくる心づかいですね。
この活動は、多い日には100人以上が参加する、葛西エリアでは有数の環境イベントです。来年も協力していきたいと考えています。(さとう)
Posted by 生態工房 at 23:13 | 活動報告 | この記事のURL | コメント(0)
次回がたモニは3月に2本! [2012年11月18日(Sun)]
▼冬にかけては、調査対象の底生生物や、作業対象のヨシが活動を休止しているので、がたモニの活動もペースを落とします。

次回は暖かくなり始める3月に、2本続けて実施します。
どうぞお楽しみに。


シギが来る干潟づくりと生きもの調査

2013年3月16日(土) 9:30〜12:00

ヨシに覆われてしまった干潟でヨシを刈り取り、開けた環境へ回復します。生息しているカニなどの種類のモニタリングも。


野鳥観察会 早春編

2013年3月20日(水) 10:00〜12:00

鮮やかな夏羽に変わったユリカモメやカンムリカイツブリ、渡ってきたばかりのコチドリに会えるかも。


Posted by 生態工房 at 08:00 | 行事案内 | この記事のURL | コメント(0)
(中止でした)干潟再生モニタリング [2012年11月17日(Sat)]
11/17(土)に予定していた干潟再生モニタリングは、荒天のため中止しました。

日を改めて実施したいところですが、これから冬にかけては、モニタリング対象となるカニなどの底生生物を観察しにくくなるので、この活動は来春までおあずけです。
楽しみにしていた方、次回の告知までしばらくお待ちください。(さとう)
Posted by 生態工房 at 16:14 | 活動報告 | この記事のURL | コメント(0)
(終了)野鳥観察会 晩秋編 [2012年11月17日(Sat)]
DSCN6037.JPG

▼小春日和の日にのんびり野鳥を見ることをうたがいもしませんでしたが、開始前から雨がパラついてきました。そして強風、大波です。
集合場所の西なぎさもこの通り。ハマシギも波打ち際から離れて小高い砂地に集まっていました。
あえなく中止か?と思われましたが、参加者が来てくれましたので、やれるところまでやってみることに。講師はおなじみの鈴木茂也さんです。

▼西なぎさはあまりにも南風が強くて観察しにくいので、葛西臨海公園側へ転進することに。
満潮で水をかぶっている護岸には、ヒドリガモやハマシギが付いていました。

DSCN6043.JPG
ハマシギ


観察.jpg
クロマツで採食するヒガラを観察

海に浮かぶスズガモなどを観察しながら進むと、葛西の冬の名物・チュウヒが漂ってきました。
地上の獲物を探しながら飛んでいるのですが、あっちこっちへゆーらゆーらと流れて、いつもながらやる気のない飛翔ですね。

DSCN6044.JPG
あーれー流れていくよー

DSCN6045.JPG
あーれー


▼鳥類園・上の池ではカモやオオバンを見ながら、鈴木さんがそれぞれの種類が生活に適応した足やくちばしをしていることを解説。
その後ウォッチングセンターへ行くと、ちょうど浜に打ち上げられていたハジロカイツブリの死体が届いていたので見せていただきました。確かに足が体のかなり後方にあり、水中を泳ぐのに便利そう。体の大きさの割に、水かきがとてもよく発達していますね。

足.jpg


そんなこんなで、風雨も覚悟していたほどにはひどくならず、無事に観察会を終えました。
講師の鈴木さん、参加者の皆さん、またウォッチングセンターの皆さん、どうもありがとうございました。(さとう)

Posted by 生態工房 at 15:43 | 活動報告 | この記事のURL | コメント(0)
| 次へ