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エコロッジ協会ブログ

NPO法人エコロッジ協会のイベントや活動報告をしています。参加された方、関心のある方はぜひ書き込みして下さい。

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中野美鹿
アジア太平洋地域エコツーリズム会議inスリランカ (05/19) 知床羅臼町観光協会 三浦
エコなお客様の接客・接遇 (04/05) ひー
スリランカにおけるツーリズムと地域振興 (03/14) ひー
アースガーデン宿泊体験&落ち葉をふみしめて歩くin美山・京都 (11/25) うーたん
アースガーデン宿泊体験&落ち葉をふみしめて歩くin美山・京都 (11/22) (財)北海道ユースホステル協会
エコロッジ説明会2in札幌 (06/13) マッキー
グローバルエコツーリズム会議inオスロ (06/08) 民宿本間 本間 正子
宿泊施設向け研修会in知床羅臼 (02/06) (財)北海道ユースホステル協会
エコロッジ説明会in札幌 (10/23) 羅臼町旅館組合 本間正子
宿泊施設向けエコツーリズム研修会in羅臼 (07/25)

インド最大トラ保護区のエコリゾート

[2012年02月20日(Mon)]
ナガルホーレ国立公園は644平方キロの面積を持つトラ保護区として有名ですが、ナガルホーレ川沿いに建つオレンジカウンティー・インは世界の富裕層から大きな支持を得ているエコ・リゾートです。

協会の理事がエコツーリズム国際会議にて当該施設の役員と知り合う機会があり、今回の宿泊体験の実施となりました。この会社は2002年以来、責任ある観光を積極的に推進しており、普段では見れないキッチンや倉庫、スタッフ寮なども見せて頂きました。

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広い敷地内には近くで見れるインドゾウや色とりどりの鳥類が観察できるように図書室・カフェが設置してあります。

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地域住民との交流だけでなく、雇用創出、有機農業の推進など多くの事業を実施しており、国内外メディアで取り上げられています。

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キッチンでは生ごみの処理、過剰包装によるゴミの発生抑制などに取り組みながら、南インドならではの郷土料理を提供。
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施設の全体風景。規模としてはリゾートなので少し大きいですが、客室であるヴィラが独立しており、景観を損なわない配色や建材を積極的に採用しています。

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夕食後に地域住民による踊りのパフォーマンスもあります。国立公園ゆえ、農業しかできなかった住民に観光による収入が増え、生活が豊かになっています。

海外の事例は多くありますが、今後国内でも同様に、環境や地域住民に十分に配慮した宿が増えることを願い、活動を続けて行きます。

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Posted by NPOエコロッジ協会 at 16:42 | 宿泊体験 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

小笠原諸島環境に配慮した宿に滞在する学びと癒しの旅(後編)

[2011年05月27日(Fri)]
それでは、小笠原諸島の加盟施設宿泊体験ブログの後編となります。

くつろぎの宿 てつ家は平成21年2月に加盟。飲食に関する環境配慮は100%、リサイクルも88%と達成率が高い項目に関心が高まります。
http://www.japan-ecolodge.org/japanese/ecolodge/tetsuya.php

I. 環境への取り組み姿勢での達成率:72%
II 飲食関連の環境配慮での達成率:100%
III 廃棄物削減・リサイクルでの達成率:88%
IV 省エネルギー・節水での達成率:59%
V グリーン購入・化学物質・その他での達成率:56%
VI エコロッジとしての環境配慮での達成率:55%

立地は静かな小港海岸近くの自然に囲まれた一軒家。それだけに環境配慮が求められる。5部屋、最大12名までの収容。食事、洗剤類、建材など随所にオーナーのこだわりが見られる。

こちらの施設では、お勧めのオペレーターを紹介することで多くのアクティビティーを楽しめるようにしている。オーナーが移住のきっかけとなったサーフィンやシュノーケリング、森歩きなど。






こちらの施設も自然素材を多用しており、また自然との共生を考えた間取りや配置が訪問者を優しく迎えます。食事は修行されてきたとあって、目にも体にも癒しを与えてくれました。地元食材を最大限に利用し、内地からの輸送食品と画しています。


どちらの宿もこれからの小笠原を代表していくであろう環境配慮のエコとエコノミーを同時に追及されています。協会としては、このような宿の努力を認め、少しでも環境と社会に寄与するよう努めて参ります。(まサル

Posted by NPOエコロッジ協会 at 15:39 | 宿泊体験 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

小笠原諸島環境に配慮した宿に滞在する学びと癒しの旅(前編)

[2011年05月24日(Tue)]
募集チラシはこちらで確認できます。
http://www.japan-ecolodge.org/ogasawara_flyer2011.pdf

■宿泊
  ・ハートロック ビレッジ(父島・エコロッジ協会登録施設)
  ・くつろぎの宿 てつや(父島・エコロッジ協会登録施設)
  ・ラメーフ(母島・農林水産省全国おかあさん100選の宿

宿では環境配慮に対する取組みのお話が聞けます。世界自然遺産候補地として選定された小笠原で自然環境と観光ビジネスのバランスについて考え、エコツアーに参加して学びと癒しの旅を楽しみましょう

■行程
・5月24日(火)
 <集合>08:45東京港竹芝客船ターミナル==<出港>10:00東京港発・おがさわら丸==
 終日船内で船旅をお楽しみください。食事はレストランで和食、洋食、中華から選べます。
・5月25日(水)
 朝食==<入港>11:30父島着==昼食(船内か港で)==<出港>12:30父島発・ははじま丸==
 <入港>14:40==「ラメール」チェック・イン==終日自由行動(集落散策)やオプションで
 ネイチャーツアー等手配可能==夕食・交流会==就寝
・5月26日(木)
 朝食==集落散策やオプションでネイチャーツアー等手配可能==<出港>12:00母島発・
 ははじま丸==<入港>14:10==「ハートロックビレッジ」または「くつろぎの家てつや
 チェック・イン」==終日集落散策やオプションでネイチャーツアー等手配可能==夕食・
 交流会*==就寝
・5月27日(金)
 朝食==終日自由行動・オプションでネイチャーツアー等手配可能==昼食(各自で)==夕食・
 交流会*==就寝
・5月28日(土)
 朝食==出港まで自由行動やオプションでネイチャーツアー等手配可能<出港>14:00父島発==
 夕食(船内)
・5月29日(日)
 朝食==昼食==<入港>15:30東京港==<解散>お疲れ様でした

以上の内容で3名ですが、行ってきました。何よりも良かったのが「タイミング」。5月7日には世界自然遺産登録の勧告がなされ、遺産ブームで押し寄せる人たちの前に訪れることができたことです。知床のように陸続きでないこと、船での搬送能力が最大の入島数になることなどがありますが、遺産効果による負荷が出てくることは間違いないでしょう。エコツーリズム推進の小笠原の腕の見せ所です。



今回の訪問はエコロッジ協会設立5周年記念、加盟施設で最も遠いながらも2軒の登録があるハートロック・ビレッジとくつろぎの宿・てつやでの宿泊体験です。ホームページからだけでは決して分からない、オーナーと直接お話をすることで、環境に配慮した運営とビジネスとしてのバランスについて教わりました。航海が長かったので、この宿泊体験事業を通して参加者もとても仲良くなりました。

今回は各施設に2泊ずつ泊まらせて頂きました。この宿泊日数だけでも、小笠原では特有の事情があることに気づきます。通常人の動きは入港日から出港日までの5日程度。ここで2日とか3日で宿を選ぶと、前半の二日はお客様が入っても後半の半端な数日間には入らないことも多々あるそうで、その配慮がほしいという。

ハートロック・ビレッジは平成20年8月の登録施設。
http://www.japan-ecolodge.org/japanese/ecolodge/heartrock.php
I. 環境への取り組み姿勢での達成率:38%
II 飲食関連の環境配慮での達成率:67%
III 廃棄物削減・リサイクルでの達成率:88%
IV 省エネルギー・節水での達成率:35%
V グリーン購入・化学物質・その他での達成率:30%
VI エコロッジとしての環境配慮での達成率:50%

様々な環境への配慮を行なっており、語りだせばキリがないほど。チェックリストの数字だけを見るとまだ向上の余地があるが、港からのアクセス、洗練された部屋作りは都会からの訪問者を癒す。





カフェで出る無農薬有機コーヒーの粉は堆肥として利用、井戸水利用、ペアガラスや自然建築材など、なかなか気づきにくい点は現地にてお話を伺うのがベストでしょう。

お食事は地産地消に配慮した和洋風、カフェには珍しいサメバーガーなどもあり、内地と一風変わった美味しい食材も提供しています。

また、アクティビティーとしてドルフィンスイムからトレッキング、南島上陸までネイチャーツアーが予約できる。私たちが今回お願いしたのは、ナイトツアー。天候にも恵まれ、満天の夜空と天然記念物のオガサワラオオコウモリとオカヤドカリ、グリーンペペの全てを観察することができました。

もう一軒はくつろぎの宿 てつ家、この宿も港からの送迎もありますが、住民の生活感を楽しむことのできる路線バス(小港方面)で行くことも可能。加盟施設2軒ともハシゴが簡単にできてしまいます。



このブログは写真5枚しかアップできませんので、続きは次のブログで!

Posted by NPOエコロッジ協会 at 17:05 | 宿泊体験 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

京都美山で紅葉散策と宿泊体験

[2010年10月30日(Sat)]
■協会加盟施設「美山ハイマートユースホステル」の協力で、美山の良さとエコ宿についてふれあう交流重視の宿泊体験を実施しました。

30日は夕方頃に到着。施設や施設周辺を散策し、31日は美山周辺の観光資源の観察と昼食を頂いてから帰路へ。実際に宿泊し、エコと経済とのバランスを考えながら出来ることから実践するオーナーを囲んでの交流会になりました。

秋の味覚を楽しみ、紅葉シーズンの週末を満喫することができました。

この施設は移築された茅葺き屋根の純和風のお宿で、ユースホステルを利用される国内外からのお客様が喜んで滞在されているようです。


【写真1:茅葺き屋根裏部屋の見学】


食事は地産地消、有機野菜をメインに使われており、裏庭や近辺から収穫された野菜や眼前に広がる「光る米」は安全だけでなく、栄養バランスに優れており、美味でした。


【写真2:夕食】


【写真3:朝食】


宿はやはり落ち着ける空間があること、旅路での出会いは新鮮かつ楽しいもの。自然にも人間にも優しい宿はこれからも増えていくことを願っています。


【宿泊体験参加者】




Posted by NPOエコロッジ協会 at 15:00 | 宿泊体験 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

ラオス:カム族の集落に滞在

[2009年10月02日(Fri)]
NPO法人エコロッジ協会設立3周年記念として海外のエコロッジ「カムロッジ」宿泊体験を行いました。

環境と旅に関心のある方々が、強行スケジュールに関わらず参加して頂きました。


参加者の笑顔が全てを語る


「エコロッジ宿泊体験のハイライト」
ルアンパバンからエコロッジ所有の専用船でメコン川を約2時間半ほど上流に向けて進みます。途中4,000体にも及ぶ仏像が祀られているパクウー洞窟で一時下船、仏教国の文化と神秘さに触れます。ここから奥は一般観光客はいません。次第に道路はなくなり、人工物が全て視界から消えます。メコン川はゆっくりと力強く流れていますので、船酔いの心配もありません。護岸の全くない川と山の美しさに言葉を失います。

400人にも及ばない独自の言語と文化を持つ少数民族、カム族の集落に立つテントロッジでの宿泊。日本でよく目にするペラペラなものではなく、アフリカで使われる耐久性に優れたサファリテント。開口部にはネット、ベッドには蚊帳で虫対策はバッチリ。夜は晴れていれば星空に手が届くと思うほど。ロッジと言えどアウトドア気分満点です。電気は太陽光発電、省エネタイプのものを使用、水は上の沢から引いており、温水は太陽熱でお湯が出ます。塩素臭慣れした私たちはこのシャワーだけでも癒されます。トイレは水洗で洋風。料理は全て炭と薪を使用。昔ながらの味を伝えています。水牛で開墾し、無農薬で育てられた村自慢のお米と日本人の口にあうラオス料理を味わいましょう。これらの環境に配慮した取組みや施設を特別に見せて頂けます。


テントロッジと言えども快適!


アクティビティーは隣接するカム族の村をガイドさんと散策が一番のオススメ。観光客が入村することで、一部のツアー料金が集落に還元され、学校の建設と町から二人の先生の雇用に役立っています。また、集落では竹細工や織物を作っており、お土産には最適。どこでも売っている町の土産ではない、生産者の顔が見える品物を選んではどうでしょうか。その他、伝統的な釣りを試してみたり、裏山ジャングルへトレッキング、洞窟探検、農業体験等のプログラムがあります。


美味しい食事もカム族が用意


「エコツアーハイライト」
東南アジアでは地方に行くとゾウを目にすることがありますが、動物園ではありません。道を歩いているのですが、その目的は伐採した木材などを運び出すための労働用のゾウです。充分な休みや医療の備蓄もなく過酷な条件下で、ひどい時には生殖能力が低下、過労死もあると聞きます。地主は森林を安易に現金化し、環境の配慮は全く見当たりません。そこでエコツアーの登場です。ゾウを保護する目的で、ツアーを催し、徴収する料金の大半をゾウに費やします。地域住民と協働し、森林もむやみやたらに伐採するのではなく、見せることで、
経済効果を生むのです。実際にゾウに乗って、ゾウの大きさを体感してください。エンジン音のない、ゾウの足音と鳥のさえずり、川のせせらぎだけなんてパラダイスのようです。


ジャングルでゾウと親しむ


「地球温暖化対策」
関西空港からバンコクを経由してルアンパバンまでの移動及び3泊目の都市型ホテルでの二酸化炭素排出量を算出し、相殺しています。国内での車と船による移動、エコロッジでの宿泊による排出量は航空機の移動に比べて極めて小さく、また算出するのが難しいことから計算していません。
•大阪-バンコク往復(5242マイル)2.097トン
•バンコク-ルアンパバン往復(880マイル)0.387トン
•航空機による移動の排出量合計:2.484トンCO2
•ルアンパバンでの一泊:0.041トン
•この旅行のカーボンフットプリント2.525トンCO2
*算出にはネーティブエネルギー社のデータを使用

このような宿泊体験を国内外で催していきますので、ぜひ会員になってください。旅行を通して環境に配慮し、観光インパクトに「気づき」を共有しましょう。(まサル

Posted by NPOエコロッジ協会 at 02:00 | 宿泊体験 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

淡路島・農家民宿宿泊体験

[2008年05月31日(Sat)]
グリーンツーリズム・インストラクターが案内する農村体験民宿「きたや」にて、古在を再利用した見地でのエコと農村での滞在を通して肌で感じる宿泊体験を行いました。農家の倉庫をうまく再生した施設では、撒きで炊く五右衛門風呂や、農家の方と収穫した食材での夕食の準備、ガイド付集落散策などを行いました。

【二階ロフト部から囲炉裏を覗く】


参加者は子供2名を含む合計7名。多すぎず、少なすぎず、アットホームな雰囲気を楽しむにはちょうどよい人数でした。まずは宿泊施設の立派な梁【写真参照】は幕末頃のものらしく、壁や開口部は新しいものなのに、あたらも昔からあるような雰囲気が出ていました。農家民宿は通常母屋の一部か、こちらの「きたや」さんのように、小屋や離れ等を利用することが多いようです。また、一組しか受け入れない姿勢を通して、お客様に対して十分なサービスが提供できるようにとの配慮が見受けられます。

室内は広い間口の玄関を入るとキッチンが土間の部分に配置され、囲炉裏を経て、屋根裏を活用したロフトがある和室(寝室)へと続きます。広大なデッキからは田園と竹林が迫ってきている風景を楽しむことができるほか、露天・室内風呂へのアプローチとなっています。お風呂は撒きで焚く五右衛門風呂、一度沸かすと一晩中保温されており、朝まで入ることができました。庭に生えているヨモギを使ったヨモギ風呂は特にお肌にいいと女性からは好評だったようです。

チェックイン後、手書きの地図を片手に近くの集落内を散策。村の営みを見聞し 農村と農業を理解する一助になる約2KMの行程では村の祭事・名水・社寺・史跡等が楽しめるプログラムとなっています。休息後夕方には夕食の準備をはじめます。メニューは鯛めしと旬の食材天ぷら、すまし汁ですが、食材準備として民宿の菜園にて野菜収穫体験を行いました。


【曲がったキュウリを収穫中!】


もぎたてのキュウリはお塩や地元のお味噌で頂き、自然の大切さと美味しさを五感で感じました。淡路島では鳴門の鯛と同じ海域から収穫される鯛を使った鯛めしが有名で、タラの芽やヨモギなどの旬の食材の天ぷらとの相性は文句のつけようがありませんでした。片付けの後は、裏庭を流れる小川でのゲンジボタルの観察。少し時期が早かったにもかかわらず、その雰囲気を楽しむには十分舞っていました。こちらのホタルは養殖などをしていない、まったくの天然だそうで、これだけ田園に囲まれているにも関わらず低農薬や有機栽培にこだわる農家が点在する故に残っているそうです。

二日目は午前中くつろいだ後、近くの古材工房にて古民家再利用部材庫の見学をさせて頂きました。日本でも最大規模の倉庫だそうで、その中には骨董品だけでなく、古民家が何軒も建てられるのではないかと思うほどの、古材・資材が保管してありました。リサイクル、リユーズを業として営んでおられるきたやさんには終始脱帽でした。


【「きたや」運営者と参加者ら】


こちらの民宿は周囲の民家・農家と建築様式も一様で、景観にとけこんでおり、日本の原風景の一部となっていました。通常では通ることもない小道を歩いたり、たまねぎを収穫しているご近所さんと会話をしたり、小さな商店で買物をしたりと、時間がゆっくりと流れた宿泊体験となりました。ハイテクな省エネ施設だけがエコではなく、景観と融合した建材と建築法を用いた地元密着型の宿泊施設こそが、エコロッジに相応しいのではと思うようになりました。机上だけの論議ではなく、やはり五感を通じて体験することの大切さを身にしみて感じました。(まサル

◎募集内容◎
■集合場所 兵庫県南あわじ市倭文庄田737 番地 農家民宿「きたや」
http://agri-kitaya.com/
■募集人数:最大10名受付先着順
■募集対象:エコロッジ協会会員または参加後会員入会を考慮して頂ける方
■参加費: エコロッジ協会会員7,000 円(宿泊・食事(夜・朝)・体験込)
       非会員8,000 円(宿泊食事(夜・朝)・体験込)

Posted by NPOエコロッジ協会 at 14:00 | 宿泊体験 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

アースガーデン宿泊体験&落ち葉をふみしめて歩くin美山・京都

[2007年11月17日(Sat)]
11月17から18日にかけて、京都府南丹市美山町にある加盟宿泊施設アースガーデンにてパーマカルチャーのワークショップ及び宿泊施設としての環境配慮を実際に施設を歩いて勉強する宿泊体験を行いました。2日目は原生林が多く残る芦生の森を紅葉と落ち葉を楽しみながら歩き、美山の持つ自然の大切さを学びました。


[アースガーデンと宿泊体験参加者]


宿泊体験と芦生の森トレッキングの工程は以下の通り;

■日時  11月17日(土)〜18(日)
▽17日
   14:30 現地集合
   15:00 パーマカルチャー入門講座
   19:00 終日アースガーデンにて会話と食事を楽しみました

▽18日
   07:45 朝食後、パーマカルチャーガーデン案内
   09:00 芦生の森へ移動、「落ち葉をふみしめて歩く」
   15:00 解散

17日
◎ワークショップ◎
京都と兵庫から合計5名が集まった受講生5名はアースガーデン到着後、植月講師によるパーマカルチャー入門講座を受けました。まずはオリエンテーションとしてカードに氏名住所とパーマカルチャーについてどこまでの知識があるかを書き込みました。


[パーマカルチャー入門講座を受講中]


講座内容は以下の通り;
▼パーマカルチャーの基本原則
 1)相互に関連した配置
 2)多機能性
 3)多くの要素による重要機能の維持
 4)効果的なエネルギー計画
 5)生物資源の活用
 6)多様性
 7)エネルギーの循環
 8)パターンの活用
 9)小規模集約システム
10)自然の遷移
11)接縁効果
12)基本的な心構え
コンパニオンプランツリスト、区域計画、高低・斜面の利用、相互関連的位置づけ、ギルド、雑草対策例、都市や郊外住宅でのスペース活用等に関する参考資料も配布されました。

限られた敷地を最大限に活用し、自然の恵みとそのサイクルをうまく利用することで環境に配慮した「食べれる」ガーデン、「四季を通して美しい」ガーデンを持つことができると確信しました。受講後は早速実行してみたいとの声が多く上がっていました。

◎夕食◎
ワークショップ後、施設内の建材や省エネ設備等の説明を受けていると、いいにおいが立ち込めてきました。夕食の時間です。当該施設では敷地内で育つ有機野菜やハーブ、地産地消の食材を極力使われるよう心がけておられます。手の込んだ美味なお料理に参加者は大喜び!

夜は冷え込んできたので、お風呂の後は湯たんぽを配って頂きました。温かいお布団で快眠しました。

18日

◎パーマカルチャーガーデン案内◎
朝食は7時から食べきれないほどの果物、野菜、天然酵母パンを頂き、前日に勉強したパーマカルチャーガーデンを見ました。数え切れない数の植物・野菜・果樹がありましたが、それひとつひとつが目的を持って植えられていると思うとパーマカルチャーの奥深さを感じました。


[ガーデンで説明を受ける参加者]


◎落ち葉をふみしめて歩くin美山◎
午前9時に芦生研究林入口駐車場で集合し、保険に加入、料金の支払い、荷物・服装の確認、注意事項を聞いた後、自然学校の車両にて出発。芦生研究林は研究用途で利用されている森なので、観光用にトレイルは整備されておらず、ぬかるみ歩行や渡河を強いられますが、今回のように少人数でガイドさんが複数ついてこられたことで、安全に、しかも多くの自然の仕組みや森について学ぶことができました。


[木道を歩く参加者ら]


朝から雨が降り始め、昼食後には寒気の影響で山にガスが立ち込み始め、雨も本降りになってきたので少し早めに帰路につきました。催行して頂いた芦生自然学校の皆様にはお世話になりました。また機会があればお願いしたいと考えています。


[冷雨にも負けずに楽しみました]


◎まとめ◎
今回の宿泊体験では美山が持つ自然の豊かさに触れ、実際に自然を楽しめる速度で歩くことでその大切さを体感できました。このような環境で、少しでも負荷軽減に努めた運営をし、地球に配慮した建材を選択し、自然共生を目指す施設にて宿泊体験ができたことは、参加者にとって今後旅行形態を選択するにあたって大きく影響を与えるに違いありません。このような取組みが全国に展開していくことを切に願います。(まサル

◎募集内容◎
■集合場所 京都府南丹市美山町自然派カフェ・宿泊 アースガーデン
http://www.earthgarden.jp/
■募集人数:最大7名受付先着順(募集人数を超えた場合でもワークショップ
のみ参加できる場合がありますのでお問い合わせください。)
■募集対象:エコロッジ協会会員または参加後会員入会を考慮して頂ける方
■参加費:宿泊料金8,925円(2食付)ワークショップ2,000円
     18日の自然観察4,000円(保険料込)
※料金は宿泊施設及び自然学校へ直接お支払いください。
催行団体:芦生自然学校
http://www.ashiu.org




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