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エコロッジ協会ブログ

NPO法人エコロッジ協会のイベントや活動報告をしています。参加された方、関心のある方はぜひ書き込みして下さい。

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中野美鹿
アジア太平洋地域エコツーリズム会議inスリランカ (05/19) 知床羅臼町観光協会 三浦
エコなお客様の接客・接遇 (04/05) ひー
スリランカにおけるツーリズムと地域振興 (03/14) ひー
アースガーデン宿泊体験&落ち葉をふみしめて歩くin美山・京都 (11/25) うーたん
アースガーデン宿泊体験&落ち葉をふみしめて歩くin美山・京都 (11/22) (財)北海道ユースホステル協会
エコロッジ説明会2in札幌 (06/13) マッキー
グローバルエコツーリズム会議inオスロ (06/08) 民宿本間 本間 正子
宿泊施設向け研修会in知床羅臼 (02/06) (財)北海道ユースホステル協会
エコロッジ説明会in札幌 (10/23) 羅臼町旅館組合 本間正子
宿泊施設向けエコツーリズム研修会in羅臼 (07/25)

エコロッジガイドライン普及啓蒙研修in長野飯田

[2009年03月17日(Tue)]
今回は西日本SHDパートナーズ倶楽部 食と旅支援基金の「環境に配慮した宿泊施設普及啓蒙事業」から頂いた50%以内の助成金を利用した研修会の第3回目となりました。飯田市エコツーリズム担当の小林様を中心にお世話になり、以下の内容について代表理事高山が研修を行いました。

1) お得だね、省エネ
2) エコロッジガイドライン
3) 登録認定制度と新規客層開拓
4) 海外先進事例:モンゴル
5) 海外先進事例:コスタリカ


熱心な飯田市民にはびっくり!


ビジネスホテル、民宿運営者、Iターンで就農や企業を目指されている個人の方が研修会に参加されていました。会場は飯田市千代のごんべえ邑。2件の農家がどぶろく特区を申請して運営されている農家民宿です。平屋の和風建築は周囲の集落になじみ、景観を損なうことない立地にありました。場所がら参加者は乗用車を利用されているものの、ご協力頂いた飯田市はハイブリッド、他の方はほとんどが軽自動車でした。


給湯器のエネルギー消費を説明中


研修会の後半は実際に施設を歩き、環境に配慮した施設にするにはどんな場所をいかに変更するのか、また、経済的に負担のない形でどこまで出来るか等、いつもと違った視点で宿泊施設を見ました。まずは外の作業場にある蛍光灯、5メートルほどの空間に80ワット(40×2)が5個ありました。照度は十分に取れるので蛍光管の間引きや反射板の応用、設置位置をもっと作業台に近づける等の案がでました。また、見えないところでは、安定器も電気を消費しており、旧式のものはその消費量が現行のものの数倍をいうお話をさせて頂きました。雨水は集水桝から敷地外の側溝へ放流されていましたが、農作物への散水や水洗トイレの利用などに使えないか、また雨水タンクの設置や中水利用に関しても色々な質問が出されました。LPG、灯油、電気等の機器データや使用量・名板の読み方、冬期の凍結防止によるヒーターで消費電力量があがるLPG給湯器等は普段見ることのない死角となっていたようです。屋内では西日によって暖められたトイレの一室を肌で感じて頂き、サンルーム等の設置による無料の暖房効果については、特に関心があったようです。暖房時のサーキュレーター(扇風機)併用、コルクマットによつ断熱効果、普段宿泊客では見られない厨房等、参加者による質問が多く寄せられました。そのひとつひとつを検証し、皆様にご理解頂いたことで、ご家庭や民宿にて実践されることと願っています。この度は施設公開にご協力頂いたごんべえ邑の方々には特に感謝しております。


交流会だから出る本音トーク!


交流会は場所を移して農水省お母さん100選でも内外に認められている農家民宿「ふれあい農園おおた」で夕食を頂き、特に関心のある参加者の皆様と食事をさせて頂きました。地産地消の野菜や米はボリュームたっぷりで美味、お母さんのお話のスパイスも効いてとても場が和みました。お茶とお漬物が出てくる文化は珍しいという接点からはじまり、ヤギによる自動草抜き(?)や農家民宿を運営することでのご苦労や経験等、話はつきるところがありません。参加者の中には究極のエコ生活を実践されておられる方もあり、研修でお伝えすることよりも、こちらが勉強させて頂いた思いです。同じ志を持った人達が集まることで、私たちの生活に変化をもたらすことができます。全ての功績は実際そういう形で行われてきたのだと再確認しました。今後ともお互いに刺激し合えるような関係を築きたいと思っておりますので、よろしくお願いします。(まサル

Posted by NPOエコロッジ協会 at 14:00 | ガイドライン説明会 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

エコロッジガイドライン普及啓蒙研修in沖縄国頭

[2008年12月16日(Tue)]
今回は西日本SHDパートナーズ倶楽部 食と旅支援基金の「環境に配慮した宿泊施設普及啓蒙事業」から頂いた50%以内の助成金を利用した研修会の第2回目となりました。場所は沖縄県国頭村役場第一会議室。国頭村の企画商工観光課・経済課、NPO法人国頭ツーリズム協会の皆様を中心にお世話になり、以下の内容について代表理事高山と理事神田が研修を行いました。

1) お得だね、省エネ
2) エコロッジガイドライン
3) 登録認定制度と新規客層開拓
4) 海外先進事例:モンゴル
5) 海外先進事例:コスタリカ


20名以上の方々にご参加頂きました


1)お得だね、省エネ
地球温暖化が私たちの生活を脅かす・・・から、地球温暖化の仕組み、二酸化炭素排出量、生活改善による省エネ等を通してエコは環境に良いことでもあるし、エコノミー(経済)にも良いことに触れました。

2)エコロッジガイドライン海外や国内でのエコロッジの傾向、エコロッジ・チェックリストの取り組みのポイントを中心にお話をすすめました。
【1】環境改善は経営改善
【2】チェックリストで現状把握から始めてみる
【3】地域に根ざした特色を出す

3)登録認定制度と新規客層開拓
世界的にエコロッジとして名が通っているコスタリカのラパ・リオスロッジで宿泊客を対象に実施されたアンケート結果をもとに、環境に優しい宿で集客した場合の客層の意識の高さについてふれました。また、当協会の登録認定制度についての紹介とメリット等は特に関心の高かった内容となりました。

4)海外先進事例:モンゴル当協会の海外パートナーであるスリーキャメルロッジの先進事例をご紹介しました。宿の役割をはるかに越えて地域や環境保全に寄与する姿勢、住民との協調性を高く評価しながら多くのスライドを見て頂きました。

5)海外先進事例:コスタリカ
アンケートで協力頂いたラパ・リオスを中心としたコスタリカにおける先進事例の紹介をしました。CSTと呼ばれるコスタリカにおけるエコ宿の認証制度、環境に配慮した設備投資、お客様の満足度を上げる工夫や生態系への配慮を中心としたお話になりました。


12月中旬で半そでの参加者も!?


国頭では先進的な環境保全と観光の調和を探るべく事業を転換されており、地元の方の意識の高さには驚きました。村長と直接お話できたことで、今後の行政の考え方に少しでも違いがもたらせればと願っています。ただ、この研修だけで既存の宿泊施設が本当により良くなるのかは疑問が残るところであり、モデル的に実践する宿の存在の重要性を更に感じることになりました。村営で計画されている宿泊施設に関しましても、今後当協会のチェックリストをもとに、エコロッジに近くなるよう努力されるよう願っています。熱心な方々にご参加頂きましたこととても感謝しております。次の会場は長野県の飯田市になります。(まサル


やんばる学びの森フィールドセンターの情報

暖かかったです!

Posted by NPOエコロッジ協会 at 11:00 | ガイドライン説明会 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

エコロッジガイドライン普及啓蒙研修in阿蘇

[2008年11月18日(Tue)]
今回は西日本SHDパートナーズ倶楽部 食と旅支援基金の「環境に配慮した宿泊施設普及啓蒙事業」から頂いた50%以内の助成金を利用した研修会の第1回目となりました。場所は阿蘇の内牧温泉ホテル角萬。阿蘇地域デザインセンター主催の阿蘇人塾としての役割を担いながら、以下の内容について研修を行いました。

1) お得だね、省エネ
2) エコロッジガイドライン
3) 登録認定制度と新規客層開拓
4) 海外先進事例:モンゴル
5) 海外先進事例:コスタリカ


30名以上の方々にご参加頂きました


1)お得だね、省エネ
地球温暖化が私たちの生活を脅かす・・・から、地球温暖化の仕組み、二酸化炭素排出量、生活改善による省エネ等を通してエコは環境に良いことでもあるし、エコノミー(経済)にも良いことに触れました。

2)エコロッジガイドライン
海外や国内でのエコロッジの傾向、エコロッジ・チェックリストの取り組みのポイントを中心にお話をすすめました。
【1】環境改善は経営改善
【2】チェックリストで現状把握から始めてみる
【3】地域に根ざした特色を出す

3)登録認定制度と新規客層開拓
世界的にエコロッジとして名が通っているコスタリカのラパ・リオスロッジで宿泊客を対象に実施されたアンケート結果をもとに、環境に優しい宿で集客した場合の客層の意識の高さについてふれました。また、当協会の登録認定制度についての紹介とメリット等は特に関心の高かった内容となりました。

4)海外先進事例:モンゴル
当協会の海外パートナーであるスリーキャメルロッジの先進事例をご紹介しました。宿の役割をはるかに越えて地域や環境保全に寄与する姿勢、住民との協調性を高く評価しながら多くのスライドを見て頂きました。

5)海外先進事例:コスタリカ
アンケートで協力頂いたラパ・リオスを中心としたコスタリカにおける先進事例の紹介をしました。CSTと呼ばれるコスタリカにおけるエコ宿の認証制度、環境に配慮した設備投資、お客様の満足度を上げる工夫や生態系への配慮を中心としたお話になりました。


熱心に聞き入る参加者


宿泊施設の関係者がもう少し多ければという思いはありましたが、自然学校や観光産業に携わる方々にご参加頂きましたこと、とても感謝しております。研修会という名において普及啓蒙活動を行っておりますが、少しでもこの活動が地域の方々にも浸透し、阿蘇という素晴らしい地域をより多くの方に、持続可能な形で楽しんで頂ければと思います。次の会場は沖縄県の国頭村になります。(まサル

Posted by NPOエコロッジ協会 at 15:00 | ガイドライン説明会 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

宿泊施設向けエコツーリズム研修会in羅臼

[2006年07月10日(Mon)]
知床におけるエコツーリズムの普及・定着に向けた事業の一環として環境に配慮した宿泊施設の経営指針をまとめた「エコロッジガイドライン」の説明会を羅臼町商工会館で行いました。午前中の忙しい時間帯にもかかわらず多くの出席があったことは、エコロッジへの関心の高さより、羅臼旅館組合の連帯感が強いからだと感じました。

まず羅臼知床旅館組合長の本間氏と羅臼ビジターセンター勤務の坂部氏の挨拶をはじめに、ホテル、旅館、民宿等の宿泊施設経営者各自に自分の施設のアピールと運営形態や施設規模をお伺いしました。さすがに漁業の町であるが故、地産地消を徹底されておられることには関心しました。

羅臼側の世界自然遺産知床にふさわしい宿泊施設のあり方について話を移させて頂きましたが、環境に配慮した取り組みに関してはこれから改善できる点も多くあったと思います。

研修会の内容は、@観光ブーム、乱開発における世界遺産の喪失の可能性 A観光客による交通機関からの二酸化炭素排出計算例 B宿泊施設でできる省エネ、グリーン購入 Cエコロッジとしての環境への取り組みとガイドラインの使い方 そして、質疑応答へと続きました。

最も興味を示されたのは省エネや都会のお客様の目線でいかにサービスを提供していくかに集中しました。予定の時間をオーバーしても質問が出たことは、民宿組合員の意識改革に対する関心が高かったからだと思っています。

宿泊施設だけではなく、漁協、観光協会、行政が音頭を取り、地域民全体で取り組み、持続可能な責任ある観光を導入することで、違った羅臼を楽しんでいただけるようになると確信しています。
1)地域産業との連携でエコツーリズムとして定着して行くには、老男若女を間わない幅広い層の人々に地域で遊んでもらうアクティビティーが豊富に必要です。遊びの選択肢があってこそ、滞在型観光が定着します。
2)羅臼のこれからの売りは漁業の町として力強く活き続ける暮らしを見せることです。番屋に象徴されるこの特有の景観を大切に保存していくことが望まれます。観光客を呼び寄せるための大型施設や駐車場の整備は避けて、今の「羅臼さ」と世界遺産の自然を守っていくことが賢明だと考えます。そのためには国立公園内でのゾーニング等必要になるでしょう。
3)景観の話の流れとしてお伝えしたいのは、無機質なコンクリートを使った公共工事における自然破壊、観光客向けの景観を無視した色とりどりの看板設置はいただけません。電線や電柱、テトラポットや離岸提などは生活する人の安全確保やライフラインの供給のために必要ですが、最低限に設置することが望まれます。(まサル

【写真】羅臼の番屋と昆布や漁具を干すための砂利

Posted by NPOエコロッジ協会 at 10:30 | ガイドライン説明会 | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(0)

宿泊施設向けエコツーリズム研修会inウトロ

[2006年07月08日(Sat)]
知床におけるエコツーリズムの普及・定着に向けた事業の一環として環境に配慮した宿泊施設の経営指針をまとめた「エコロッジガイドライン」の説明会をウトロ漁村センターで行いました。共催の知床エコツーリズム推進協議会会長上野氏の挨拶をはじめに、ホテル、旅館、民宿、ユースホステル等の宿泊施設経営者と斜里町側の世界自然遺産知床にふさわしい宿泊施設のあり方についてお話をさせて頂きました。ウトロでは、世界遺産効果による宿泊施設の超満室状態が連日続いており、環境負荷を軽減するために何らかの取り組みを始めたいという宿泊施設のオーナーらが集まって来られました。


お話の流れとしては、@観光ブーム、乱開発における世界遺産の喪失の可能性 A観光客による交通機関からの二酸化炭素排出計算例 B宿泊施設でできる省エネ、グリーン購入 Cエコロッジとしての環境への取り組みとガイドラインの使い方 そして、質疑応答へと続きました。

最も興味を示されたのはやはり省エネ。光熱費削減額から機材を新規導入するESCOを提案いたしました。また、ウトロらしさを残しながら多数多様のお客様にどう対応していくのかの話になりました。お客様のほとんどは都市の方で、環境に対する取り組みの意識も高いことをお伝えしました。これから夏本番のシーズンを迎える斜里町では、訪問客が増えれば増えるほど環境の負荷も高くなるということを理解して頂けたと思います。お客様が多く収益も上がっている今こそ、環境に対しての設備投資をしてほしいと感じています。次の機会には関心の高かった省エネやグリーン建材等に絞り、具体例などを挙げてお話ができればと思います。

ガイドラインの運用方法については、まだ試験中です。より多くの施設に使って頂けるよう、宿屋さんにメリットを感じてもらえる形でご紹介させて頂けるように、これからも色々な意見を聞かせて頂く予定です。


知床世界自然遺産登録一周年記念としての催し物でもあり、NHKや斜里新聞などの取材も入りました。知床五湖も見させて頂きましたが、木道から外れて我先にいい写真を撮ろうとする観光客のマナーの悪さに驚きました。残しておくべき遺産というより従来のマスツーリズムの延長が実態のようです。後世にも残して行くという意識啓蒙活動や教育(エコツーリズム)を保護地区に入る前にもっとするべきだと強く感じました。(まサル

Posted by NPOエコロッジ協会 at 13:00 | ガイドライン説明会 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

第1回ガイドライン説明会in京都

[2006年06月18日(Sun)]
6月18日はNPO法人エコロッジ協会のお披露目とガイドライン説明会をひと・まち交流館京都で行いました。天気にも恵まれ、京都らしい蒸し暑い日の開催となりました。

代表理事の開会の挨拶、京のアジェンダフォーラムの十倉様の来賓の挨拶に続き、小林理事によるエコリゾート・エコロッジの話、そしてガイドライン説明に入りました。グリーン購入ネットワークの88項目を使わせて頂いているので、前半は概念的なお話をGPNの深津理事が担当し、89-110項目においてはエコロッジ協会独自に設定しましたので、各項目の説明が高山・大庭により行われました。

駆け足で項目の説明をさせて頂いたので少しカタイ雰囲気になってしまいましたが、ここで京都の美山で自然派週末民宿「アースガーデン」の植月様による宿のご紹介でホッと和やかになりました。

木材の95%を美山で調達、塗装や建材、パッシブデザインの話や食べられるガーデン作りなど驚きの連続でした。

一番盛り上がったのは、近くのおばんざい屋に行ってから。貸切にしていたこともあり、同じ志を持つ人間が集まると自然に和気藹々となりました。

今後はガイドラインの運用方法を含め、いろんな形で会員の方々と社会に還元できるような活動をして行きたいと考えておりますので、このブログをお読みの皆さんもぜひイベントにご参加ください。(まサル

Posted by NPOエコロッジ協会 at 10:00 | ガイドライン説明会 | この記事のURL | コメント(3) | トラックバック(0)
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