• もっと見る

エコロッジ協会ブログ

NPO法人エコロッジ協会のイベントや活動報告をしています。参加された方、関心のある方はぜひ書き込みして下さい。

<< 2020年07月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
中野美鹿
アジア太平洋地域エコツーリズム会議inスリランカ (05/19) 知床羅臼町観光協会 三浦
エコなお客様の接客・接遇 (04/05) ひー
スリランカにおけるツーリズムと地域振興 (03/14) ひー
アースガーデン宿泊体験&落ち葉をふみしめて歩くin美山・京都 (11/25) うーたん
アースガーデン宿泊体験&落ち葉をふみしめて歩くin美山・京都 (11/22) (財)北海道ユースホステル協会
エコロッジ説明会2in札幌 (06/13) マッキー
グローバルエコツーリズム会議inオスロ (06/08) 民宿本間 本間 正子
宿泊施設向け研修会in知床羅臼 (02/06) (財)北海道ユースホステル協会
エコロッジ説明会in札幌 (10/23) 羅臼町旅館組合 本間正子
宿泊施設向けエコツーリズム研修会in羅臼 (07/25)

地域産業との連携によるエコツーリズムへの道

[2006年07月09日(Sun)]
知床羅臼町観光協会設立50周年記念と世界自然遺産登録1周年を記念して「地域産業との連携によるエコツーリズムの道」というフォーラムが羅臼小学校多目的ホールで行われました。基調講演の後のパネルディスカッションで意見を述べる機会を頂きました。

羅臼町は玄関口の斜里町に比べ、漁業が主産業であり、宿泊施設数も観光インフラも控えめです。しかし、それがメリットになりデメリットになりうる可能性があることに触れました。

1)良くも悪くも現在の遺産効果による観光客数は比較的少なく、地域住民が一丸となれば、思い通りのエコツーリズムを導入できる。また一部の住民しか賛同していなくても、成功事例が見られれば、見向きもしなかった人々にも賛同してもらえる。
2)番屋などの漁業で使われている施設を一般に一部開放し、宿泊や漁業体験等がすぐ導入できる。ただし、景観を壊すような建築物は新造せず、本業である漁業に干渉しない期間限定にする。
3)少数の宿泊施設に滞在できるだけの収容人数を最大限にエコツーリズムを展開する。少数限定にし、客単価を上げる。ただし、都市部からの観光客の求めるサービスを提供する。
4)観光ブームが去った後でも、依存し過ぎない観光形態を目指し、本来の地域産業の育成に力点を置く。
5)大手旅行会社や町外の中大規模の宿泊施設、チェーン店、系列外食産業など地域から収益が流出する観光に依存しない。雇用はなるべく地元で行う。

この訴えは羅臼町観光協会の目指しておられるところと多く合致していたと思います。一時的な要素に流されることなく、本来の目的を長時間かけて達成してください。(まサル

Posted by NPOエコロッジ協会 at 14:00 | セミナー(一般) | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました

コメント
プロフィール

NPO法人エコロッジ協会さんの画像
エコロッジリンク
https://blog.canpan.info/ecolodge/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/ecolodge/index2_0.xml