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エコロッジ協会ブログ

NPO法人エコロッジ協会のイベントや活動報告をしています。参加された方、関心のある方はぜひ書き込みして下さい。

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宿泊施設向けエコツーリズム研修会in羅臼 (07/25)

宿泊施設向けエコツーリズム研修会inウトロ

[2006年07月08日(Sat)]
知床におけるエコツーリズムの普及・定着に向けた事業の一環として環境に配慮した宿泊施設の経営指針をまとめた「エコロッジガイドライン」の説明会をウトロ漁村センターで行いました。共催の知床エコツーリズム推進協議会会長上野氏の挨拶をはじめに、ホテル、旅館、民宿、ユースホステル等の宿泊施設経営者と斜里町側の世界自然遺産知床にふさわしい宿泊施設のあり方についてお話をさせて頂きました。ウトロでは、世界遺産効果による宿泊施設の超満室状態が連日続いており、環境負荷を軽減するために何らかの取り組みを始めたいという宿泊施設のオーナーらが集まって来られました。


お話の流れとしては、@観光ブーム、乱開発における世界遺産の喪失の可能性 A観光客による交通機関からの二酸化炭素排出計算例 B宿泊施設でできる省エネ、グリーン購入 Cエコロッジとしての環境への取り組みとガイドラインの使い方 そして、質疑応答へと続きました。

最も興味を示されたのはやはり省エネ。光熱費削減額から機材を新規導入するESCOを提案いたしました。また、ウトロらしさを残しながら多数多様のお客様にどう対応していくのかの話になりました。お客様のほとんどは都市の方で、環境に対する取り組みの意識も高いことをお伝えしました。これから夏本番のシーズンを迎える斜里町では、訪問客が増えれば増えるほど環境の負荷も高くなるということを理解して頂けたと思います。お客様が多く収益も上がっている今こそ、環境に対しての設備投資をしてほしいと感じています。次の機会には関心の高かった省エネやグリーン建材等に絞り、具体例などを挙げてお話ができればと思います。

ガイドラインの運用方法については、まだ試験中です。より多くの施設に使って頂けるよう、宿屋さんにメリットを感じてもらえる形でご紹介させて頂けるように、これからも色々な意見を聞かせて頂く予定です。


知床世界自然遺産登録一周年記念としての催し物でもあり、NHKや斜里新聞などの取材も入りました。知床五湖も見させて頂きましたが、木道から外れて我先にいい写真を撮ろうとする観光客のマナーの悪さに驚きました。残しておくべき遺産というより従来のマスツーリズムの延長が実態のようです。後世にも残して行くという意識啓蒙活動や教育(エコツーリズム)を保護地区に入る前にもっとするべきだと強く感じました。(まサル

Posted by NPOエコロッジ協会 at 13:00 | ガイドライン説明会 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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