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エコロッジ協会ブログ

NPO法人エコロッジ協会のイベントや活動報告をしています。参加された方、関心のある方はぜひ書き込みして下さい。

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エコロッジガイドライン普及啓蒙研修in長野飯田

[2009年03月17日(Tue)]
今回は西日本SHDパートナーズ倶楽部 食と旅支援基金の「環境に配慮した宿泊施設普及啓蒙事業」から頂いた50%以内の助成金を利用した研修会の第3回目となりました。飯田市エコツーリズム担当の小林様を中心にお世話になり、以下の内容について代表理事高山が研修を行いました。

1) お得だね、省エネ
2) エコロッジガイドライン
3) 登録認定制度と新規客層開拓
4) 海外先進事例:モンゴル
5) 海外先進事例:コスタリカ


熱心な飯田市民にはびっくり!


ビジネスホテル、民宿運営者、Iターンで就農や企業を目指されている個人の方が研修会に参加されていました。会場は飯田市千代のごんべえ邑。2件の農家がどぶろく特区を申請して運営されている農家民宿です。平屋の和風建築は周囲の集落になじみ、景観を損なうことない立地にありました。場所がら参加者は乗用車を利用されているものの、ご協力頂いた飯田市はハイブリッド、他の方はほとんどが軽自動車でした。


給湯器のエネルギー消費を説明中


研修会の後半は実際に施設を歩き、環境に配慮した施設にするにはどんな場所をいかに変更するのか、また、経済的に負担のない形でどこまで出来るか等、いつもと違った視点で宿泊施設を見ました。まずは外の作業場にある蛍光灯、5メートルほどの空間に80ワット(40×2)が5個ありました。照度は十分に取れるので蛍光管の間引きや反射板の応用、設置位置をもっと作業台に近づける等の案がでました。また、見えないところでは、安定器も電気を消費しており、旧式のものはその消費量が現行のものの数倍をいうお話をさせて頂きました。雨水は集水桝から敷地外の側溝へ放流されていましたが、農作物への散水や水洗トイレの利用などに使えないか、また雨水タンクの設置や中水利用に関しても色々な質問が出されました。LPG、灯油、電気等の機器データや使用量・名板の読み方、冬期の凍結防止によるヒーターで消費電力量があがるLPG給湯器等は普段見ることのない死角となっていたようです。屋内では西日によって暖められたトイレの一室を肌で感じて頂き、サンルーム等の設置による無料の暖房効果については、特に関心があったようです。暖房時のサーキュレーター(扇風機)併用、コルクマットによつ断熱効果、普段宿泊客では見られない厨房等、参加者による質問が多く寄せられました。そのひとつひとつを検証し、皆様にご理解頂いたことで、ご家庭や民宿にて実践されることと願っています。この度は施設公開にご協力頂いたごんべえ邑の方々には特に感謝しております。


交流会だから出る本音トーク!


交流会は場所を移して農水省お母さん100選でも内外に認められている農家民宿「ふれあい農園おおた」で夕食を頂き、特に関心のある参加者の皆様と食事をさせて頂きました。地産地消の野菜や米はボリュームたっぷりで美味、お母さんのお話のスパイスも効いてとても場が和みました。お茶とお漬物が出てくる文化は珍しいという接点からはじまり、ヤギによる自動草抜き(?)や農家民宿を運営することでのご苦労や経験等、話はつきるところがありません。参加者の中には究極のエコ生活を実践されておられる方もあり、研修でお伝えすることよりも、こちらが勉強させて頂いた思いです。同じ志を持った人達が集まることで、私たちの生活に変化をもたらすことができます。全ての功績は実際そういう形で行われてきたのだと再確認しました。今後ともお互いに刺激し合えるような関係を築きたいと思っておりますので、よろしくお願いします。(まサル

Posted by NPOエコロッジ協会 at 14:00 | ガイドライン説明会 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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