食事からもエコロジーin神戸学院大学
今回は設備系や省エネ系でもない「食育」をキーワードに講演依頼を頂きました。またお子様を対象にしているため、お母様達も惹きつける内容にするのに苦労致しました。キッズオープンキャンパスは、兵庫県内の大学が加盟して組織する「大学コンソーシアムひょうご神戸」の地域交流事業の一環として行ってられるそうで、今回は神戸学院大学がその役割を担ったとお伺いしました。
◆ キッズオープンキャンパス
「スローフードから学ぶ食育〜ゆっくりいただき ゆっくりかえそう〜」
開催地:神戸学院大学 有瀬キャンパス 大学会館 マナビーホール
講演題目「食事からもエコロジー」
内容は;
1)食の省エネの提案
2)ゴミまで買っていませんか?
3)買物は近くであれば自転車か徒歩で
4)冷蔵庫の配置と詰めすぎにご注意!
5)調理と片付けの省エネポイント
6)廃棄の省エネ
1)食の省エネの提案
私たちが日常口にしている野菜、魚、肉などはお店で作られているのではありません。野菜意の場合、種や苗から育てて収穫、加工、運搬、店頭保管、家庭保管、調理、ゴミ出し、排気のライフサイクルで考える必要があります。季節ものや地場産のものを優先的に購入することが食の省エネの基礎です。
2)ゴミまで買っていませんか?最近ではレジ袋をなくしてエコバッグにする人が目立ちますが、これも環境面では色々と議論の多い課題です。しかし、家庭において平均的に年間300枚以上のビニール袋やレジ袋が使われているのは事実であり、また200個以上の発泡トレーが食材と一緒に買われています。価格のなかにこれらの容器代も含まれているのです。
3)買物は近くであれば自転車か徒歩で
買物の交通手段として約4割が徒歩や自転車、同じく約4割が自動車、そして共同購入やお取り寄せと言われています。当たり前のことですが、近くのお店で地場産のものを購入し、地域経済に貢献してください。遠方から来ているのに安いというのはおかしくないですか?
4)冷蔵庫の配置と詰めすぎにご注意!
冷蔵庫は24時間稼動しており、電気を消費は家庭内でもトップクラス。宿屋でも同じです。置場が熱源近くや日当たりの良いところでは負荷が増し、エネルギーを余計に消費しています。また、詰めすぎも冷気が循環しませんので、腹も冷蔵庫も8部目を目安に使いましょう。
5)調理と片付けの省エネポイント給湯器や電子レンジをかしこく使い分けることで省エネになるほか、栄養素を逃がさずうまく調理できます。なべ底の水滴を拭く、保温カバーを使うなどの省エネポイントを紹介しました。もちろん、家族揃っての食事は省エネです。
6)廃棄の省エネ
食べ終わったら食洗機をただ使うだけでは手洗いに比べて節水にならない。油ものが多くないときは温度調整する、炊飯器で長時間保温するより電子レンジを活用等の紹介でした。特に生ゴミはコンポストで堆肥化していない家庭では、焼却されますが、水切りや乾燥することで、必要なエネルギーを軽減できます。
以上、ポイントを多くご紹介しました。お母様たちは特に関心が高かったように思われますが、スタッフ(学生)にも多く勉強になったとコメント頂き光栄に思います。毎食のことですので、かしこい食の省エネを実践してください。


【リンク】
・神戸学院大学 学報トピックス
・大学コンソーシアムひょうご神戸
◆ キッズオープンキャンパス
「スローフードから学ぶ食育〜ゆっくりいただき ゆっくりかえそう〜」
開催地:神戸学院大学 有瀬キャンパス 大学会館 マナビーホール
講演題目「食事からもエコロジー」
内容は;
1)食の省エネの提案
2)ゴミまで買っていませんか?
3)買物は近くであれば自転車か徒歩で
4)冷蔵庫の配置と詰めすぎにご注意!
5)調理と片付けの省エネポイント
6)廃棄の省エネ
1)食の省エネの提案
私たちが日常口にしている野菜、魚、肉などはお店で作られているのではありません。野菜意の場合、種や苗から育てて収穫、加工、運搬、店頭保管、家庭保管、調理、ゴミ出し、排気のライフサイクルで考える必要があります。季節ものや地場産のものを優先的に購入することが食の省エネの基礎です。
2)ゴミまで買っていませんか?最近ではレジ袋をなくしてエコバッグにする人が目立ちますが、これも環境面では色々と議論の多い課題です。しかし、家庭において平均的に年間300枚以上のビニール袋やレジ袋が使われているのは事実であり、また200個以上の発泡トレーが食材と一緒に買われています。価格のなかにこれらの容器代も含まれているのです。
3)買物は近くであれば自転車か徒歩で
買物の交通手段として約4割が徒歩や自転車、同じく約4割が自動車、そして共同購入やお取り寄せと言われています。当たり前のことですが、近くのお店で地場産のものを購入し、地域経済に貢献してください。遠方から来ているのに安いというのはおかしくないですか?
4)冷蔵庫の配置と詰めすぎにご注意!
冷蔵庫は24時間稼動しており、電気を消費は家庭内でもトップクラス。宿屋でも同じです。置場が熱源近くや日当たりの良いところでは負荷が増し、エネルギーを余計に消費しています。また、詰めすぎも冷気が循環しませんので、腹も冷蔵庫も8部目を目安に使いましょう。
5)調理と片付けの省エネポイント給湯器や電子レンジをかしこく使い分けることで省エネになるほか、栄養素を逃がさずうまく調理できます。なべ底の水滴を拭く、保温カバーを使うなどの省エネポイントを紹介しました。もちろん、家族揃っての食事は省エネです。
6)廃棄の省エネ
食べ終わったら食洗機をただ使うだけでは手洗いに比べて節水にならない。油ものが多くないときは温度調整する、炊飯器で長時間保温するより電子レンジを活用等の紹介でした。特に生ゴミはコンポストで堆肥化していない家庭では、焼却されますが、水切りや乾燥することで、必要なエネルギーを軽減できます。
以上、ポイントを多くご紹介しました。お母様たちは特に関心が高かったように思われますが、スタッフ(学生)にも多く勉強になったとコメント頂き光栄に思います。毎食のことですので、かしこい食の省エネを実践してください。


【リンク】
・神戸学院大学 学報トピックス
・大学コンソーシアムひょうご神戸