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エコロッジ協会ブログ

NPO法人エコロッジ協会のイベントや活動報告をしています。参加された方、関心のある方はぜひ書き込みして下さい。

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スリランカにおけるツーリズムと地域振興

[2008年02月19日(Tue)]
京都府庁旧館内NPO パートナーシップセンター横会議室にて「スリランカにおけるツーリズムと地域振興」についてスリランカエコツーリズム財団会長Palitha F Gurusinghe(パリサ氏)による講演会を行いました。


伝統衣装に身をつつむパリサ氏


エコツーリズムやサステイナブルツーリズムを通して地域住民や地域社会にどういった価値を生ませることが出来るのか。住民、文化、その他の地域遺産を活用し、環境保全や工芸品等の販売等を通じての地域活性化に結びつけるその仕組みをエコロッジやキャンプ場などの事例を使い、お話頂きました。

具体的は内容は;
1)Ayubowan!スリランカの挨拶、スリランカの国について(地勢、宗教、民族、歴史等)
2)スリランカにおける外貨獲得産業ランキング
3)インバウンド観光客入込数と傾向
4)エコツーリズムにおけるエコロッジの定義と役割
5)エコロッジとは?
6)エコロッジの国際基準
7)エコロッジとキャンピング
8)キャンプサイトのチェックリスト
9)キャンプサイトの運営
10)やっていいこと、わるいこと
11)キャンピングにおける障害

スリランカはその形からインド洋の真珠と言われており、国土は6万5千平方キロとそれほど大きくありませんが、世界遺産に7箇所も登録されており、ビーチツーリズムからの脱却を図っています。大手外資系の資本が注入された結果、観光収入のほとんどは地元に還元されず、地域資産を犠牲にして「観光貧乏」となりつつある現状を打破すべく、1998年にパリサ氏指導でスリランカエコツーリズム財団(Sri Lanka Ecotourism Foundation)が設立されました。「スリランカにおけるエコツーリズムとは、環境と文化遺産保護のツールとして活用し、地域住民の経済的恩恵を最大限に確約し、真のエコツーリストの期待に応える。」と上座部仏教の教えを基盤に活動をしています。

日本で耳にするエコツーリズムとスリランカのエコツーリズムの根本的な違いは「目的」にあります。発展途上にあるスリランカの社会的問題とは、民族紛争、環境破壊、外貨流出、そして何よりも貧困です。自然が多く残る保護区近辺では特に貧困層が多く居住しており、その人たちの生活の場を観光商品として利用しているにも関わらず、その住民の生活基準向上にあまり貢献していないのです。ガイドやドライバー等の一部の雇用創出はしているものの、観光商品として提供されている地域の使用は制限され、自然の恵みに頼っている住民は更に生活が苦しくなっているのが現状です。

スリランカエコツーリズム財団では、地域住民の視点に立ち、貧困撲滅に社会貢献するエコツーリズムのプログラムを多く産出してきました。同時に国の財産である文化・歴史・自然等を保全・保護し、できる限り持続可能な利用方法に基づく観光商品の開発を働きかける圧力団体として活動しています。


参加者は学生、大学講師、一般市民が中心



FMラジオスリランカ番組DJも応援に駆けつけて頂きました


エコロッジ協会では、スリランカエコツーリズム財団の活動目的と志に賛同し、環境と地域住民に配慮した宿泊施設を増やすため精進する次第です。平日の夜にも関わらず24名もの参加者の皆様、熱心に傾聴して頂きましてありがとうございました。この場を借りて感謝の意をお伝えいたします。(まサル

【関連リンク】
スリランカエコツーリズム財団 【http://www.ecotourismsrilanka.net/

Posted by NPOエコロッジ協会 at 18:30 | セミナー(一般) | この記事のURL | コメント(1) | トラックバック(1)
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Tracked on 2008年02月29日(Fri) 10:55
コメント
 スリランカ=セイロン島 ということも初めて知った私。
紅茶や衣類など、日本人もお世話になってたんだ!
 植民地支配を受けながらも仏陀が生きていたころの古きよき時代の文化が残っている!と聞いただけで、この目で確かめたくなった。
 外貨獲得事情2位が「出稼ぎの国民からの仕送り」というのに驚いたのだが、貧困という問題を抱えつつもいままで手付かずの自然が残されたこと自体、未来への使命を感じる。
 
 インド洋の真珠がやわらかな光を放ち続けられるように、
    エコツーリズムが一番いい方法だと思う。
 
・・・でも、もし子連れでいくとなるとと思い、医療事情も聞いてみた。ら、もっと興味を持ってしまった。なぜって?
 それは、私が確かめてきてから報告します。

 高山先生、すばらしい通訳をありがとうございました。


 
Posted by:ひー  at 2008年03月14日(Fri) 23:31
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