アースガーデン宿泊体験&落ち葉をふみしめて歩くin美山・京都
11月17から18日にかけて、京都府南丹市美山町にある加盟宿泊施設アースガーデンにてパーマカルチャーのワークショップ及び宿泊施設としての環境配慮を実際に施設を歩いて勉強する宿泊体験を行いました。2日目は原生林が多く残る芦生の森を紅葉と落ち葉を楽しみながら歩き、美山の持つ自然の大切さを学びました。

宿泊体験と芦生の森トレッキングの工程は以下の通り;
■日時 11月17日(土)〜18(日)
▽17日
14:30 現地集合
15:00 パーマカルチャー入門講座
19:00 終日アースガーデンにて会話と食事を楽しみました
▽18日
07:45 朝食後、パーマカルチャーガーデン案内
09:00 芦生の森へ移動、「落ち葉をふみしめて歩く」
15:00 解散
17日:
◎ワークショップ◎
京都と兵庫から合計5名が集まった受講生5名はアースガーデン到着後、植月講師によるパーマカルチャー入門講座を受けました。まずはオリエンテーションとしてカードに氏名住所とパーマカルチャーについてどこまでの知識があるかを書き込みました。

講座内容は以下の通り;
▼パーマカルチャーの基本原則
1)相互に関連した配置
2)多機能性
3)多くの要素による重要機能の維持
4)効果的なエネルギー計画
5)生物資源の活用
6)多様性
7)エネルギーの循環
8)パターンの活用
9)小規模集約システム
10)自然の遷移
11)接縁効果
12)基本的な心構え
コンパニオンプランツリスト、区域計画、高低・斜面の利用、相互関連的位置づけ、ギルド、雑草対策例、都市や郊外住宅でのスペース活用等に関する参考資料も配布されました。
限られた敷地を最大限に活用し、自然の恵みとそのサイクルをうまく利用することで環境に配慮した「食べれる」ガーデン、「四季を通して美しい」ガーデンを持つことができると確信しました。受講後は早速実行してみたいとの声が多く上がっていました。
◎夕食◎
ワークショップ後、施設内の建材や省エネ設備等の説明を受けていると、いいにおいが立ち込めてきました。夕食の時間です。当該施設では敷地内で育つ有機野菜やハーブ、地産地消の食材を極力使われるよう心がけておられます。手の込んだ美味なお料理に参加者は大喜び!
夜は冷え込んできたので、お風呂の後は湯たんぽを配って頂きました。温かいお布団で快眠しました。
18日:
◎パーマカルチャーガーデン案内◎
朝食は7時から食べきれないほどの果物、野菜、天然酵母パンを頂き、前日に勉強したパーマカルチャーガーデンを見ました。数え切れない数の植物・野菜・果樹がありましたが、それひとつひとつが目的を持って植えられていると思うとパーマカルチャーの奥深さを感じました。

◎落ち葉をふみしめて歩くin美山◎
午前9時に芦生研究林入口駐車場で集合し、保険に加入、料金の支払い、荷物・服装の確認、注意事項を聞いた後、自然学校の車両にて出発。芦生研究林は研究用途で利用されている森なので、観光用にトレイルは整備されておらず、ぬかるみ歩行や渡河を強いられますが、今回のように少人数でガイドさんが複数ついてこられたことで、安全に、しかも多くの自然の仕組みや森について学ぶことができました。

朝から雨が降り始め、昼食後には寒気の影響で山にガスが立ち込み始め、雨も本降りになってきたので少し早めに帰路につきました。催行して頂いた芦生自然学校の皆様にはお世話になりました。また機会があればお願いしたいと考えています。

◎まとめ◎
今回の宿泊体験では美山が持つ自然の豊かさに触れ、実際に自然を楽しめる速度で歩くことでその大切さを体感できました。このような環境で、少しでも負荷軽減に努めた運営をし、地球に配慮した建材を選択し、自然共生を目指す施設にて宿泊体験ができたことは、参加者にとって今後旅行形態を選択するにあたって大きく影響を与えるに違いありません。このような取組みが全国に展開していくことを切に願います。(ま
)
◎募集内容◎
■集合場所 京都府南丹市美山町自然派カフェ・宿泊 アースガーデン
http://www.earthgarden.jp/
■募集人数:最大7名受付先着順(募集人数を超えた場合でもワークショップ
のみ参加できる場合がありますのでお問い合わせください。)
■募集対象:エコロッジ協会会員または参加後会員入会を考慮して頂ける方
■参加費:宿泊料金8,925円(2食付)ワークショップ2,000円
18日の自然観察4,000円(保険料込)
※料金は宿泊施設及び自然学校へ直接お支払いください。
催行団体:芦生自然学校
http://www.ashiu.org

[アースガーデンと宿泊体験参加者]
宿泊体験と芦生の森トレッキングの工程は以下の通り;
■日時 11月17日(土)〜18(日)
▽17日
14:30 現地集合
15:00 パーマカルチャー入門講座
19:00 終日アースガーデンにて会話と食事を楽しみました
▽18日
07:45 朝食後、パーマカルチャーガーデン案内
09:00 芦生の森へ移動、「落ち葉をふみしめて歩く」
15:00 解散
17日:
◎ワークショップ◎
京都と兵庫から合計5名が集まった受講生5名はアースガーデン到着後、植月講師によるパーマカルチャー入門講座を受けました。まずはオリエンテーションとしてカードに氏名住所とパーマカルチャーについてどこまでの知識があるかを書き込みました。

[パーマカルチャー入門講座を受講中]
講座内容は以下の通り;
▼パーマカルチャーの基本原則
1)相互に関連した配置
2)多機能性
3)多くの要素による重要機能の維持
4)効果的なエネルギー計画
5)生物資源の活用
6)多様性
7)エネルギーの循環
8)パターンの活用
9)小規模集約システム
10)自然の遷移
11)接縁効果
12)基本的な心構え
コンパニオンプランツリスト、区域計画、高低・斜面の利用、相互関連的位置づけ、ギルド、雑草対策例、都市や郊外住宅でのスペース活用等に関する参考資料も配布されました。
限られた敷地を最大限に活用し、自然の恵みとそのサイクルをうまく利用することで環境に配慮した「食べれる」ガーデン、「四季を通して美しい」ガーデンを持つことができると確信しました。受講後は早速実行してみたいとの声が多く上がっていました。
◎夕食◎
ワークショップ後、施設内の建材や省エネ設備等の説明を受けていると、いいにおいが立ち込めてきました。夕食の時間です。当該施設では敷地内で育つ有機野菜やハーブ、地産地消の食材を極力使われるよう心がけておられます。手の込んだ美味なお料理に参加者は大喜び!
夜は冷え込んできたので、お風呂の後は湯たんぽを配って頂きました。温かいお布団で快眠しました。
18日:
◎パーマカルチャーガーデン案内◎
朝食は7時から食べきれないほどの果物、野菜、天然酵母パンを頂き、前日に勉強したパーマカルチャーガーデンを見ました。数え切れない数の植物・野菜・果樹がありましたが、それひとつひとつが目的を持って植えられていると思うとパーマカルチャーの奥深さを感じました。

[ガーデンで説明を受ける参加者]
◎落ち葉をふみしめて歩くin美山◎
午前9時に芦生研究林入口駐車場で集合し、保険に加入、料金の支払い、荷物・服装の確認、注意事項を聞いた後、自然学校の車両にて出発。芦生研究林は研究用途で利用されている森なので、観光用にトレイルは整備されておらず、ぬかるみ歩行や渡河を強いられますが、今回のように少人数でガイドさんが複数ついてこられたことで、安全に、しかも多くの自然の仕組みや森について学ぶことができました。

[木道を歩く参加者ら]
朝から雨が降り始め、昼食後には寒気の影響で山にガスが立ち込み始め、雨も本降りになってきたので少し早めに帰路につきました。催行して頂いた芦生自然学校の皆様にはお世話になりました。また機会があればお願いしたいと考えています。

[冷雨にも負けずに楽しみました]
◎まとめ◎
今回の宿泊体験では美山が持つ自然の豊かさに触れ、実際に自然を楽しめる速度で歩くことでその大切さを体感できました。このような環境で、少しでも負荷軽減に努めた運営をし、地球に配慮した建材を選択し、自然共生を目指す施設にて宿泊体験ができたことは、参加者にとって今後旅行形態を選択するにあたって大きく影響を与えるに違いありません。このような取組みが全国に展開していくことを切に願います。(ま

◎募集内容◎
■集合場所 京都府南丹市美山町自然派カフェ・宿泊 アースガーデン
http://www.earthgarden.jp/
■募集人数:最大7名受付先着順(募集人数を超えた場合でもワークショップ
のみ参加できる場合がありますのでお問い合わせください。)
■募集対象:エコロッジ協会会員または参加後会員入会を考慮して頂ける方
■参加費:宿泊料金8,925円(2食付)ワークショップ2,000円
18日の自然観察4,000円(保険料込)
※料金は宿泊施設及び自然学校へ直接お支払いください。
催行団体:芦生自然学校
http://www.ashiu.org
とにかく、空気も食べ物も人も心地よく これが人にとって自然な時間の流れなんだぁ。。。と気づかされた。
人は自然の一部で、環境を大切に!とか思ってたけど、植物を植えれば枯らすし、ごみはたくさん出るし、電気のコードだらけの家の中。車での通勤。私が地球に優しい生活からどれくらい遠くにいるかを実感した。
パーマカルチャーっていう考え方を体系づけて講義してもらい、自然の理にかなった環境を整えてあげるだけで、農薬や無駄なエネルギーなしでも、植物や動物が生きられることを学んだ。
美山のガイドさんは、原生林の植物や生き物が生きられない環境に変わってきているって話された。
温暖化の影響で。
やっぱり、たいへんだ!
できることからはじめよう。そして、パーマカルチャーガーデンを小さな庭につくることにしよう。これは自分の生き物としての回復にも繋がるはず。都会に居てもできるしね。
プロの皆さんに見守られ、安心して参加させていただけたことが何よりです。お世話になりました。ありがとうございました!
今度はの美山の春に会いに、同じメンバーでいければいいな。