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松の力 (01/19)
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幸せ経済社会研究所シンポジウム [2011年03月06日(Sun)]
枝廣淳子さんが始められた「幸せ経済社会研究所」設立記念シンポジウムに行ってきました。
これまで”経済成長”は「なくてはならないもの」と考えられてきました。
けれど、温暖化はじめさまざまな環境問題の影響があきらかになるにつれ、経済成長と
私たちの究極の目的である幸せの関係について、もう一度しっかり考えようという動きが
出てきています。

社会や経済を不安定にすることなく、地球の限界と折り合いをつけ、真に幸せな社会を
築いていくにはどうしたらよいのか、社会の真の進歩や幸せを何によって測るのかーー
政府、地域、企業はじめとするあらゆる組織、私たち一人ひとりにとって避けることの
できない課題に正面から向き合ってゆこうという研究所です。

当日は、各地から200名に及ぶ方が参加しておられました。
経済とは何か・・・お金を介在させる経済と、介在させない経済を区別することや、お金で
測れる経済は氷山の一角であり、目に見えない富が沢山あり、ボランティア、友人、家事
等測定できないことが沢山あり、目に見えない経済はアマチュア・エコノミーと呼ばれる
そうです。アマチュアの語源はラテン語のLOVEであり、ここがとても重要であるとの話に
なるほどと思いました。

経済・幸せ・社会を共にクリエイトする時代。問題に対処するのに大切なこととして
 @ビジョンを創る
 A学ぶ
 Bネットワークを築く
 C真実を語る
 D愛する、いとおしむこと  をあげられました。

途中、隣の人と話し合い、発表する交流タイムも設けられ、今のシステムに疑問を持ち
何とかしたい、と思っておいでの人の多さに励まされる思いでした。

生きる喜びと、仕事に誇りを持てる社会・・・、つい少し前まではそれが当たり前にあった
ような気がします。いつからか、お金を沢山儲けられないとダメな人と烙印を押されるような
社会になってきました。

シンポジウムの中で、感じたことは、自分の魂が願う幸せとは何かを見つめること、又、
自然と人間がともに豊かになれないか、人と人、強い者と弱い者がたがいに幸福になれない
ものかを、ひたすら模索したと言われる二宮尊徳翁のあり方、自然と共生し循環型社会を
築いていたと言われる昔の人の生き方を学ぶことの大切さでした。

3月13日(日)の、江戸の語り部辻川牧子さんの講座が近いので、江戸時代に関する
本を読み、改めて長い時をかけ育まれてきた日本人の智恵の素晴らしさを思います。

来日していた宣教師が本国に送った便りや、「逝きし世の面影」といった本にも当時の
人々の成熟度に驚嘆した話が書かれています。

イギリスの初代駐日公使オールコックが長崎から江戸に行く道中、弁当片手に、彼を一目
見ようという人達が次々あらわれ、「こんなに幸せそうな顔をしている人たちを見たことが
ない」と書き、「この国に、我々の文化を持ち込むことは、はたして良い事か」と本気で
反省していたそうです。

江戸時代は、鎖国体制の中資源と人口のバランスを世界でいち早く理解、対策を考えた
国であり、災害が多発する自然環境の中、明るく元気に生きていくため、モノにこだわらず、
質素倹約と、楽しく暮らしていける方法を追求し、お花見、朝顔や菊づくり、俳句・川柳、
落語を楽しむといった今につながる多くの娯楽を育て、お金のかからない、のびのびとした
市民生活を送ったそうです。

又、陰徳や富貴を重んじ、ただのお金持ちは倫理観がない、とさげすまれ、お金持ちが
偉いのでなく、お天道様に顔向けできるよう働いている人が一番偉いというモラルが広く
浸透し、ルールや罰則で管理されるのでなく、自ら、自分の行動を律する人間、社会を
つくろうとすることが大切で、社会全体に皆が参加しようと言うモラルが強かったそうです。

養老猛司さんの著書「江戸の智恵」に、日本人が長年培ってきた感性や個人の生き方の
美学を大事にすること、人間の一生を作品と考え、修行を積むこと、一人ひとりが、その人
なりに、いかに完成するか、という価値観を取り戻す時と書かれていました。

講師である辻川牧子さんも大切にされている本、「逝きし世の面影」には「私にとって
重要なのは在りし日のこの国の文明が、人間の生存をできうる限り気持のよいものに
しようとする合意と、それにもとづく工夫によって成り立っていたという事実だ」とあり、
日本が失ってきたものの意味を根底から問うています。

口伝だった「江戸仕草」の本が生まれたのも、伝統が失われてゆくことの重さを危惧
された方が文字にされたものだそうです。
脈々と受け継がれた伝統の力は、私たちの想像を超えた力を持っているようです。

ーーーーーーー
もうやっこ寺子屋「江戸の知恵・日本人の心」

たくさんの苦難を乗り越えて、私たちに命をつないでくださったご先祖さまたち…
おじいさん、おばあさん、そのまたおじいさん、名もない多くの方々が遺して下さった
生きる知恵という宝物を、このまま埋もれさせてしまっては惜しいと思い、江戸の語り部
をされておいでの 和楽舎 辻川牧子さんの出前講座です。

日 時 :2011年3月13日 (日) 午後2時〜5時  (終了後懇親会)
      お茶も楽しみ、質問をまじえて、ゆっくりと・・・

場 所 :御とうふ処 吉本
      名古屋市中区丸の内2−10−21 (052)204-0707 (地下鉄丸の内駅 歩3分)

会 費 : 大人 2000円 /中高生 1000円 (当日それぞれ500円増し)
懇親会 :3000円位実費 (美味しいお豆腐料理に舌鼓、話しに花を咲かせませんか)

問合・申込:Eco-Branch鶴田紀子 noriko@eco-branch.com / 携帯090-3932-5751
пi052)503-1002/  Fax (052)509−1683

久々に出展しました [2010年09月20日(Mon)]
玄米おむすびの会さんが主催された、食と環境を考える集いに参加しました。

久しぶりの出展でしたけれど、行き交うの方から、「あっ、松の力、使ってます!」と数名の方からお声をかけて頂きました。



ボランティアスタッフをされておいでの中に、よく充填に来社して下さるお客様がおられました。
しかも、お隣に立っておられた方は、先月「かめのお茶会」に参加して下さったお客様。
お二人でお話されるうち、お互いに「松の力」のユーザーと分かり、グンと意気投合されたそうで、使い方のはなしや、かめのお茶会の話で盛り上がり、とても嬉しいことでした。

映画「未来の食卓」は農薬や殺虫剤等化学物質のこわさ、それが原因でガンはじめいろいろな病気を引き起こすといったユネスコの会議の風景と、村の村長さんが、農薬や化学汚染から子どものたちの未来を守るため、学校給食と、高齢者の宅配給食をオーガニックにされた取り組みが並行して流されています。

山また山の本当に豊かな自然に囲まれた村で、農業に従事している人が、ガンや環境ホルモンによる神経障害に苦しんでいたり、子どもがガンにおかされているのが信じられない程美しい地域でも同じなのか、と胸が痛みましたが、映画の中で、「誰かがしてくれるのを待つのでなく、一歩ふみだそう」という子どもたちの歌に、勇気づけられる想いでした。

10月9日の「つながるいのちの感謝祭」で、グロッセ世津子さんが出版記念講演される
自然が正しい」のモーリス・メセゲさんも、化学汚染を魔女裁判にかけよう、と意識の転換と、買い物という具体的な行動から、町をオーガニック食材の生産、供給地として育てられました。

使いつくす消費者でなく、一人ひとりが循環者になることで社会は変わると、再度心に刻みました。

流石、いろいろな問題意識をお持ちの方の集まりなので、並べた松の力もなくなりました。
イベントであまり商品が売れる事は少ないので、商品見本程度しか持っていかず、もうないのですか・・・、と残念がられ、嬉しい誤算でした。

メッセナゴヤ始まりました [2009年11月12日(Thu)]
11日から、メッセナゴヤ2009が始まりました。

寺澤さんや、保井さん、成瀬さんちのお庭から切ってきて下さった南天、こぶしの枝、菊の花で、生垣のようにお花で飾ることが出来ました。




守り神のようなふくろうさんのリースも持っていき、一緒に並んでいます。




初日の昨日はあいにくの雨でしたけれど、松の力を愛用して下さっているお客様、販売して下さっている方や、旧知の人が訪れて下さって嬉しかったです。

長い時間たっていることに慣れていませんので、半日もすると、ちょっと疲れます。
でも、リツコさんのイラストや、ふくろうさん、お花に囲まれていると、ほっとでき嬉しいです。

今日訪ねて下さった方が、このふくろうも販売されてますか?と聞かれ思わず鼻がうごめきました。ほんと素敵なんです。

今年は、量り売りのコーナーを持っていかず、松の力の空き箱を利用してブロックを作りました。






ブースをのぞいて下さった東京から来られたという方と、意気投合して話し込んだり、
熱心に説明を聞いて下さる男性。一度来られて話を聞いて下さった女性が、しばらくして
又来られ商品をお求め下さって、充填の仕組みに、素敵ですね、と言って頂き、疲れも
吹き飛びました。


足は、棒になりますが、また、新たな出会いが楽しみな、残り二日です。


あいにくの空模様のようですが、どうぞお出かけの折は、ぜひ2−F−9のブースにお立ち寄り下さい。