富士は日本一の山♪〜 [2010年04月12日(Mon)]
10日に友人の結婚パーティ参加のため新潟へ行きました。
朝早い便で、朝日とともに移動する感じでした。 晴れわたった空に、少し漂う雲に映る機影を、丸い虹が囲み、ほれぼれしていました。 しばらく楽しんでいたら、スチュワーデスさんが「右手に富士山が見えます。 よろしければお席を移ってご覧ください」と声をかけて下さいました。 見るといつの間にか雲が消え、真っ青な空に、唱歌の言葉どおり、頭を雲の上に出した 富士山がくっきり見えます。 まわりの山並みが、霞がたなびく中にやわらかなシルエットで浮かび、まるで日本画の 世界でした。 霊峰富士と言われる筈、としみじみとした感動を覚える美しさに、日本人が富士山のように 霊性を高めることが、平和な世界につながる、と思えました。 しばらく進むと、信州の山並みが眼下に見え、信州の仁科三湖も手に取るように見えました。 若狭湾が左手に見える頃になっても右後方に富士山が見え、びっくりしました。 これまでも何度か、新潟へ飛行機で行っていますが、これほどきれいに晴れ渡り、雪の 感触も感じられるほどの近さで迫って見えたのは初めてでした。 スチュワーデスさんも嬉しそうに、あちらが若狭湾、佐渡が島も見え始めました、と丁寧に 教えて下さいました。 最近の新潟便は、プロペラ機で、バスに羽根がついたように思えるかわいらしい飛行機 ですが、その為飛ぶ高度が低いらしく、より近くに感じられたようです。 揺れを感じやすいのでちょっと苦手だったプロペラ機ですが、別の楽しみがあるものと思いました。 1時間の旅はあっという間に終わりました。 スチュワーデスさんの笑顔や、親切な案内も、見たことのないような青空、山並みも、友人の 結婚式を祝福してくれているように思われ嬉しいことでした。 翌日の便で帰名しましたが、行きと同じスチュワーデスさんが乗っておられ、名古屋に着き 席を立つ折、「よくお休みになれましたか?」と声をかけて下さいました。 文字通り一期一会でしたけれど、笑顔とやさしい言葉をかけられる嬉しさを実感しました。 新潟では、ちょうど桜の開花宣言をしていましたが、我が家の近くの桜は葉桜となっていました。自然の豊かさは、なんとも幸せな気持ちにさせてくれます。 二日間とは思えない充実感に充たされた週末でした。 |