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畑つきエコアパートLOCO
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グリーンビジネス研究会in鹿児島 [2011年03月30日(Wed)]


3/29(火)鹿児島のグリーンビジネス研究会で、エコアパートを事例としたグリーンビジネスの展開についてお話しさえていただきました。

鹿児島中央駅は12年ぶりくらいですが、観覧車があったり、ホテルが建っていたり、ずいぶんと開発されていて驚きました。
そういえば新幹線開通は3/12だったんですね。
震災のことでふきとんでしまいました。
上の写真は、鹿児島名物・白クマです。

ご商売をなさっているお店には影響があったようで、客足もしめりがちとか。また今夏は九州でも計画停電があるという話があり、省エネへの関心はいやでも高まりそうです。
これまでグリーンビジネスというと、環境のことを南下しないといけないけれど、あんまり儲からなさそう、みたいな感じもありましたが、これからは安心・安全といった私たち暮らし全体の持続可能性を維持するために、どうやってバランスを取るのか、といったリアルな話になってきそうです。
うぐいすとハクモクレン [2011年03月25日(Fri)]
震災、電力不足、放射能汚染。
大変なこと続きの日本ですが、今朝エコアパ近くの木でウグイスが鳴いていました。
「ホーホケキョ」
なんとも澄んだ声です。
時々失敗しながらも、何度も何度も大きな声で鳴いています。
くわえて近くにはハクモクレンが白い花を咲かせています。
真っ白な大きな花がたくさん咲いています。

春がやってきたことを知らせてくれているように感じました。

なんだか、すこし元気をもらうような出来事でした。
住宅再建における2つのご提案 [2011年03月24日(Thu)]
エコアパPT平田です。
被災者の生活復興に向けての動きが始まっています。
関西広域連合(2府5県)は「避難所ごと・地域ごとの一時避難」を提案しています。
さらに今後は、住宅再建にむけての取り組みも始まるでしょう。

その際、これまでのエコアパPTの経験から、これから住宅再建に関るみなさまに2つご提案させていただきたいと思います。

■1・自然エネルギーの活用が可能な設計について
住宅の再建は急務でありますが、同時に今後の社会では省エネが「前提」になります。建物を建てる際に、家庭で不要な電気を使わないような工夫をしないと、建物は30年以上無駄を出し続けます。それほどコストのかからない省エネ対策のポイントをご紹介します。
エコアパでは1/3〜1/2の電気量が削減できていますが、ものすごいハイテクな技術や高価な設備を入れているわけではなく、下記のようなポイントを複合的に取り入れています。

○通気
南北の窓の配置、天窓など温まった空気が抜ける仕組み
○太陽光
南に大型の窓の設置。夏に太陽光が入らないようにひさしの設置。西日を避けるためのグリーンカーテンプランターの設置など。
○断熱
サッシの2重化、断熱材の充実。
○(オプションで)そよ風の設置
ダンパーとファンを動かすだけの電力で使える暖房器具としては非常に優秀です。基礎工事など構造が異なります。

■2.住まい手の暮らしぶりに配慮した設計を
最も重要かつ設計者が忘れがちなのが、そこに「人が住む」ということです。
当たり前ですが、住宅だけがあればよいのではなく、食べ物を買う場所、医療、人と人がコミュニケーションできる場が必要です。
医療難民・買い物難民が生まれないような、地域一帯の設計が必要です。またコミュニティスペースのようなたまり場も、住まい手同士のコミュニティ形成には重要です。
いち組織が行う範囲は超えていると思いますが、行政や複数の組織での提案は可能かと思います。
○コミュニティスペースと掲示板の設置
屋根があり、ベンチとテーブルがあり、買い物や医療などの情報が得られる掲示板をセットで設置します。大きなものではなく、小さなものをたくさん設置して、住まい手が自由に情報交換できるインフラにします。
○外部NPOとの連携
コミュニティスペースにNPOからの情報などを提供してもらうように依頼することで、外部との多様な連携をする窓口になります。

自然エネルギー発電への補助、カーシェアリングの制度など、まだまだ仕組み化できるものもたくさんあるかと思います。

地域再生において住宅は重要なストックです。住まう人が孤立してしまう、維持に膨大なコストがかかるのでは、中・長期的に住まい手の皆さんの足を引っ張ることになります。
特に住宅については、初期の設定がのちのち大きな影響を与えますので、ぜひご参考ください。
水道水からヨウ素が検出 [2011年03月24日(Thu)]
昨日、金町浄水場から、乳児向けの暫定規制値を上回る放射性ヨウ素131が検出されたとのニュースが流れました。金町浄水場はエコアパートに一番近い浄水場です。
エコアパには小さい子が多いので、みなさんさぞご不安かと思います。
当然のように、すでにスーパーやコンビニに水はありませんが、エコアパではお隣同士飲み水を分け合ったりしているようです。
今後の情報に留意しつつ、こまめな情報交換をしましょうね。
物資が届かないようです [2011年03月22日(Tue)]
エコアパの引っ越しが終了し、大森工務店の菊池さんが部屋の点検とクリーニングに来てくれました。
床などは無垢材を使っているので傷がありますが、とってもきれいに住んでいただいたので、掃除はしやすかったようです。
菊池さんに最近の仕事のことを聞くと、ガソリン不足と材料不足が深刻だそうです。
「とくに木材は東北地方からのものが圧倒的に多かったのが、工場がつぶれたり、輸送ができなかったりして、依頼はあるけれど仕事ができない状況だね」
とのことでした。
食べ物、エネルギー、あらゆるものは、まずは現在被災地にいる方たちに最優先で届けてほしいと思います。
同時に長期的には仕事が再開し、経済が回り、被災者の皆さんの生活が軌道に乗ることも次のステージとして見据える必要があるでしょう。長い時間がかかると思いますが、あせらず、あきらめず。
東北関東大震災について [2011年03月17日(Thu)]
このたび東北地方および関東にまでおよんだ大震災は、想像を絶する被害となりました。
被災した方、避難している方、被害を受けられた方にお見舞い申し上げます。

11日の震災では、エコアパートも食器が落ちるなどの揺れがありましたが、建物への影響はありませんでした。これまで感じたことのないような大きな揺れで、被害の状況を把握するのに、長い時間がかかりました。
また、都市部の交通網がマヒした結果、当日帰れない等のことはありましたが、住まい手の皆さんはご無事です。
6日たった現在、交通は復旧しつつあります。また、計画停電については、発電所の場所の関係からエリアの対象になっていないようです。

余震などが続いていますので、予断を許しませんが、被災した方への寄付や、買いだめを控えるなど、冷静な対応が必要です。
また長期的には、電力エネルギーを大幅に削減した生活・経済の構築が必要になります。

エコアパートプロジェクトでも、少しでも早い復興と、長くかかるであろう私たちの社会のあり方について、なんらかのお役にたてればと思っています。
エコアパ本は、まだ初版完売していないらしい [2011年03月10日(Thu)]


先日、自然食通信社のYさんから久しぶりにお手紙がありました。
お元気そうでなにより。
そのなかにさらりと一文。
エコアパ本、まだ初版完売しておりませんが・・・」



ガーン






やっぱりね。
4000部は多すぎるもんね。

「読んだよー」

という人は結構多いんですが、図書館で借りたり、人に借りたり、という方も多いようです。
大切に読んでいただいているのは本当にうれしいことです、が、が、が。

「初版、売り切れました」
という連絡もいただきたいものです。

これから家を建てようという方、身近な環境問題について気軽に読んでみたい方、ぜひご購入ください。

畑がついてるエコアパートをつくろう!(自然食通信社)
 読むとこんな良いことがある(かも)
  ・現在のブログと合わせて読むと、コミュニティ形成のプロセスがわかる
  ・住まいにおける環境問題・家を建てるプロセスがざっくりわかる
  ・人に読ませたくなる(ここで貸してあげる、という人が多いと予測)
  ・エコアパを訪問する際、もってくるとパパさんの対応がさらに良くなる(普段の対応が悪いわけではありません)
乾物カフェ [2011年03月09日(Wed)]


「アパートの目の前に畑がついていたら、いったい人の暮らしはどんなふうに変わるのだろう?」
この妄想からはじまったプロジェクトもすでに4年目に突入。
アパートのみなさんが仲良くなる、まではなんとなくイメージができ、エコアパ本キムコ玉川さんのイラストでも描かれていますが、野菜苗を買いにみんなで静岡までドライブしたり、子どもができたり、ピザ釜ができたり、ハンモックがついたり、想像をはるかに超えて、みなさんの創造性あふれる生活が実現しています。
先月は、M邸のカウンターバーに招待されるなど
「えー、エコアパでBar?」
といった驚きの展開もあるばかり。
あとはやっぱり、蜂飼うしかないなあ、と思っていましたが、もうひとつ、究極のエコアパ活用方法を思いつきました。
それは「乾物」でしょう。
先日、テルコさんが余ったシイタケをほしていました。
エコアパの土間は、冬は太陽いっぱい!モノを干すには最適です。
これまでも干し柿やドライハーブなど、料理上手なみなさんは取り組んでいましたが、それを一歩すすめてカフェにしたら楽しいだろうな、と思っていたら、すでにあるんですね乾物カフェ

柿ほして、ダイコン干して、リンゴもみかんもシイタケもなんでも干して、お茶飲みながら猫みたいに日向ぼっこする、これぞ究極のエコアパ活用法であると、勝手に妄想しております。