PARC自由学校の講座があり、エコアパ見学にきました。

「野菜の達人」の取材で集まったエコアパ住人のみなさん。
せっかくなので、巨峰の袋かけ作業を行いました。
現在の巨峰はマスカットサイズ。このままでもいけそうですが、巨峰はこれから大きくなります。摘果をして、球が大きくなる空間を作ってあげないといけません。


各世帯２房ずつ、ということで悩むみなさん。自分のものになるととたんに摘果できなくなります。


テルコさん登場。
本を見ながら相談しています。


「ねえ、ママどれにするー」
子どもたちも、わかっているんだかいないんだかわかりませんが、参加しています。


「これ食べられないかなー」
摘果した巨峰を名残惜しそうに見るYさん。かじってみると、激渋でした。
これから毎日袋の中身をのぞく楽しみができました。

こういったイベントのなにげない交流やほのぼのとした会話が、とても心地よい休日でした。

昨日の東京は30度。そして今日は大雨。
こういう天候で、ゴーヤはぐんぐん伸びます。


ブラックベリーも少しずつ、熟してきました。
M宅とY宅のブラックベリーは特に出来がよさそう。
今年はジャムにするそうです。

コンビニの値下げ問題がニュースで話題になっています。
各店舗における月の食品廃棄額は30〜40万だとか。
安売りするとビジネスモデルが壊れるので、これまで店舗がかぶっていた購入額の15％を企業が引き受けることでなんとか幕引きをはかろうとしているとか。

飢餓の子供がいるこの世の中で、お店の人が夫婦共働きで30〜40万円の収入しかなく、一方で月40万円の廃棄をしないと守れないビジネスモデルってなんなんでしょう？
そしてそれを支えている私たち消費者がいるわけで・・・。

もっと違う道を作る必要があると、強く感じる今日この頃。

昨年のグリーンカーテンが好評だったため、今年も南面のグリーン化を目指す住人のみなさん。
建物や季節や植物を上手に使う方法を、模索しているようです。
今年の楽しみは写真のホップ。
ちょっとチクチクするのが難ですが、成長は良いので楽しみです。


今年は昨年同様にキュウリ。
こちらは日陰用というよりも、食料用ですね。
台所から手を伸ばしてキュウリが採れる。

毎年、これだけがとてつもうらやましくて仕方がありません。

アシナガバチの巣。
レモンの木にくっついていたので、放っておいたのですが、見つけ出されてテーブルに置かれていました。
「だってKちゃんとか、刺されたら大変じゃん」
…、ごもっとも。
でも多様な生き物がいることも大切なんだけどな。
今度はもっと見つかりにくいところに巣を作ってください。

Y宅エントランスの緑のアーチはブラックベリー。
新婚のYさん宅は、入口から甘そうです。

「ここにクモの巣が張って、いつもひっかかるんですよねー」
と旦那さん。
クモがたくさんいる畑は、バランスが良いということです。
もうすぐたくさんジャムができそうですね。

毎月1度開催されるエコアパミーティング。
すっかり定着して、情報交換の機会＆草むしり会になっています。
上高地に出かけたHさんから、野沢菜ジャガリコをいただきました。



コミュニティスペースに植えた巨峰の成長も順調。
「こうやって緑があるとずいぶん違いますねー」
と涼しさを実感しています。



巨峰たちも順調。
今月末には袋をかぶせる予定。
「でも一番成長している奴はかぶせないでおかないと、熟れ具合がわからなくなって、袋の中で全部腐っちゃうからねー」
とブドウの管理をしているテルコさん。
みなさんどれを自分のものにしようか思案中です。


共同通信社Kさんから、掲載された地方紙をまとめて送っていただきました。
秋田、山梨、熊本、長崎、新潟、佐賀などなど
「すごーい。こんなにいろんなところで紹介されたんだー」
とみんな驚きつつ、ローカル記事を楽しみました。
第2回エコアパゴーヤ祭りの企画についても時期や役割分担・参加費など相談。
昨年は60名程度に留めましたが、今年もなんとか二桁にしないと、受け入れ側がパンクしますねー、など。
住人皆さんのネットワークの広さには、ただただ驚きです。
今年もセミ・クローズドでの開催になります。

日一日と植物は育ち、草むしりもこれからは日課になります。
あせらず、でも怠らず、エコアパの楽しい繁忙期がはじまりました。

エコアパのゴーヤ09も順調です。 昨年の今頃と比較しても今年のほうが良いですね。 ブログの良い点は、こういった野菜作りを前年などと比較できる点です。今後の展開が予想できます、こんな風に。 雄花が咲いていました。雌花が咲くのはもう少し後です。 こちらはカキ。 昨年もこれくらいまでは順調でしたが、その後実を落としてしまいました。 木が育っていないので、たわわに実るまで、もう1・2年かかりそうです。

自分らしい住まいと暮らし見つけるウェブマガジン「家の時間」にエコアパ記事が掲載されています。 ぜひご覧ください。 ▽地域と人とつながる住まい第１０回『畑を通じて人と暮らしの輪が広がる』

共有スペースの巨峰は順調です。
今はマスカットみたいな感じ。
風通しも良く、虫もあまり発生していません。

見上げれば巨峰、左に目を向ければレモン、右に目を向ければカキやキンカンやユズ。
２〜３年後が楽しみです。
あ、そんな先の前に、まずは今夏が楽しみでした。