エコアパのあったか性能は、工学院大学の中島准教授が監修するエコライフサポートシステム『Eco−Lives(エコライブス)』によって管理されています。
このシステムがまたスゴイんです。
特許出願が終わって公表できるようになったのでご紹介します。
これはエコアパの住人が、省エネライフを実現するサポートをするためのものです。
各住居にモニタがついていて、モニタにはバーチャルエコアパートがあり、アバターの畑楽蔵(はたらくぞう)くんが住んでいます。
楽蔵が畑を耕したり、今で居眠りしたりしながら、エコアパで暮らしています。
下の写真は、入居者に説明する中島先生です。
こういった省エネシステムは大手電機メーカーでも開発されているのですが、このシステムがすごいところは、電化製品だけでなく、窓の開け閉めなど、外部環境を配慮して住まい手にアドバイスするシステムを持っていることです。
例えば、外が寒くなってきたら
「寒くなってきたのでカーテンを閉めましょう」
とか、2階の電気がつけっぱなしだと
「無駄な電気は消しましょう」
とアドバイスが現れ、実行するとポイントが貯まって楽蔵くんが変身します。
このシステム、将来はTVやパソコンでも表示できるようにしたいとのことですが、ぜひ『シーマン』とコラボしてほしいものです。
「お前、今日も電気つけっぱなしだったな。エゴ人間だな」
みたいなことを言われて、頭にきたりして(笑)。
各部屋の気温や電気・ガス・水道の使用量なども一目でわかるので、住まい手が自然と省エネに向かうようになります。
ここでデータを収集しつつ、エコアパ住人の皆さんに使ってみた感想をもらって修正し、将来の普及版開発に役立てるそうです。
数年後は、みなさんの家にも搭載できるかもしれません。
エコアパは自然エネルギーの活用など、昔からの知恵を活かしつつ、最先端のシステムを搭載しています。
うーん、うらやましい。