入居者募集プロセスを振り返る [2019年06月19日(Wed)]
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入居者募集枠が残りわずかとなり、終盤を迎えました。 ちかく、メディア取材で取り上げていただけそうなので、なんとかなりそうな雰囲気です。 エコアパUが完成して2ヶ月ですが、正直とっても長い2か月でした。 前のエコアパでは、すんなりと入居者が決まっていたので、恐らくこんなもんだろうと思っていたのが甘かった。前回は本を出版したり、環境への関心が高かったり、メディアに取り上げられていたりと、思い返せばかなり前提条件が整っていました。 今回も建物が完成する前に半分くらいは入居者が決まっている「はず」でしたが、チラシやブログやフェイスブックだけでは、なかなか興味を持っていて、なおかつ住いを探している方に情報を届けることができませんでした。 周辺ではくしくも住宅ラッシュで、エコアパUよりもあとに着工した物件に次々と入居者が決まっていきます。大手不動産業者の入居者あっせん力に驚きつつ、せっかくいい住宅を作ってくれた職人さんたちにも申し訳なく思いつつ、 「あせらない、あせらない、あせらない、ホントはあせってる、いや、あせらない、あせらない」 と呪文を唱える日が続きました。 そこで、いくつかの不動産紹介サイトと連携させていただいたところ、今度はブログやフェイスブックを見たことがない見学者が増え、物件の特徴を説明するのに多くの時間を要することになりました。ある見学者の方から 「へー、畑がついてるんだー、変わってるねー」 という感想を聞いた時は、ひざから崩れそうになりました。 実際に入居を決意するには、いまの住居環境をどうするか、家族の事情、タイミングなど様々な要因が絡まり、それらが整わないときには、必ずしも思いだけで乗り切ることはできません。 作り手の思いと、住い手の思いをマッチングするのがこれほど大変なことなのかと、改めて思い知った2ヵ月間でした。 たくさんの方とお会いし、お話をさせていただきました。思いがあっても様々な制約があってあきらめた方もいれば、驚くほどすんなり決まった方もいて、これはもう「ご縁」というしかないように思います。 ご縁があって、エコアパUにお越しいただいた方、そしてさらにご縁があって入居を決めた方。その経緯をじっくりと堪能した2か月でした。 ご縁に出会う楽しみは、もう少し続きます。 |