エコアパを振り返るその1-住人の皆さん [2015年03月22日(Sun)]
エコアパPT平田です。
2007年12月にスタートしたエコアパートプロジェクトは、区画整理事業の進捗により、約8年半で終了することとなりました。仮に建て替えが30年としても(それくらいで建て替えが必要とも思えませんが)1/4程しかたっていません。 「もったいないですねー」 と皆さんに言っていただいていますが、100%同感です。 「で、今後どうするんですか?」 とご質問を頂くことも多いのですが、正直ノープランです。 まだ、このプロジェクトの整理ができていません。 まずは、このプロジェクトがどうだったのか、その振り返りをしようと思います。 エコアパートは、8年半で6世帯のみなさんに住んでいただきました。 エコアパ住人の皆さんとの新年会で、エコアパ入居の経緯などを改めてお伺いしました。 入居の経緯は、みなさんそれぞれドラマがあり、そこに共通項はなかったのですが、いくつかの共通ポイントがありました。 ・畑付のライフスタイルはポイントが高い! ・仕事・子育てなどで畑に手をかける余裕がない時期も ・内装が気持ちいい ・部屋があったかくて特に冬は快適、夏は暑いけど ・ピザ窯最高! ・収納が少ない、使い勝手がいまいち(家族には狭い)(風呂・靴置きの狭さ) ・人がいて、スペースがあって、支えあっている感じがいい ・みなさんとのフランクな付き合いがいい ・家賃が高い ・コミュニティをつくるのに興味ある人が集まってここの生活は面白い ・パパさん、テル子さんがやさしい(子供を預けられるので助かる) ・虫との格闘(シバンムシが杉床の間に入る話で盛り上がるも、住んでいない私はついていけず) などなど。 興味深かったのは、畑や部屋の話の次に、人と人のつながり、コミュニティに対する印象が良い点を挙げているところでした。 エコアパを訪れる人の多くは 「昔の長屋みたいですね」 と感想をおっしゃる方が多いのですが、皆さん30代前後の比較的若い世代ばかりなのに昔のような風景を再現しているのが不思議です。 |